チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

寒中に春の兆しを求めて-「相模の臘梅」

2021-01-26 10:24:20 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
1月26日(火)

 コロナ禍での巣籠もりには絶好と言いたげに、冷たい雨が降り続いた土日の二日間でしたが、昨日の月曜日は雨が上がって、すっきりとした好天気に。

 こんな日は誰だって、思いっきり外の空気が吸いたくなります。コロナウイルスに感染したくない私だって。

 ここはひとまず気分転換。車で海岸に出て、久方ぶりにしっかりと雪化粧した富士を眺めながら、ロウバイが咲き始めたと耳にした平塚の花菜ガーデンへ行ってみました。

 たしかに、ほんのりと
  開花しております
  


   三寒を経て眩しきや青も黄も   弁人


 しかしながら、全体的にはまだ
  ほとんどがつぼみで、
  
 枝の下、藪の向こうの富士山に目が行ってしまいます。

 それではと、見晴台に上って、「これぞ冬の富士なる」といわんばかりの、
  霊峰を拝みました
  

 いやー、ほっとしました。年末と1月12日の寒波でうっすらと雪を被りましたが、数日の間にどんどん少なくなって、先週の金曜日などは、ほとんど秋の頃の姿になっていましたから。

 ちなみに、13日に長者ヶ崎から撮った
  淡く雪化粧した富士山
  

 そして、22日金曜の朝、小坪の逗子マリーナからの雪の消えた富士。この日は霞み気味の上、雲もかぶって
  ぼんやりとしていますが、
  

 どうも、西からやって来る次の低気圧が、明日以降、再び関東南岸に雨を降らせるようですから、しばらくは裸の富士山を見ないで大丈夫そうな気がします。

 おっと、今回は富士山がテーマではありませんでした。花菜ガーデンに戻ります。

 いくら「お花の園」と言っても、この時期、花はほとんどありません。入園料だって、ビックシーズンとかいう5月は大人900円のところ、スローシーズンとかいう今は220円。65才以上だとその半額の110円なんですから。
 そんなわけで、ロウバイだけでもと入園したわけですが、いちおう園内をひと回り。

  菜の花、咲き始め
  

 あと、色鮮やかに目に入ってきたのは、キッズ花壇の野菜コーナーに植わっているキャベツのの仲間
  数種類の「ケール」
  

 まあ、ロウバイが咲いていたとしても、長い時間はいないだろうと、実は、平塚の近辺で、もう一ヶ所ロウバイの咲いていそうな所を探しておきました。

 それは、鶴巻温泉駅の近くにある極楽寺というお寺で、花菜ガーデンから車で15分ほどの所です。

 参道の脇に佇む六地蔵と、そのすぐ向こうに、
  十数本のロウバイ
  

  これは華やか
  

  花も香りもほぼ満開
  

 清澄な空気の中、青空によく映えて、まさに、
  「寒中といえども春近し」
  


   花はなほ木も活き活きと四温の日   弁人


コメント
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