チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

秋の花散歩-「平塚花菜ガーデン」にて

2020-10-01 11:25:54 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
10月1日(木)

 前回の記事で「ショウジョウソウ」の名を教えてくれたのは平塚にある「花菜ガーデン」と記しましたが、もちろん、入園料と駐車料を払って花の名を調べただけで帰って来たわけではありません。

 そこで、今回は「花菜ガーデン」で出会った花をいくつか。

 この施設、正式には「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター 花菜ガーデン」と言いまして、かつて県の農業研究所があった跡地に10年ほど前にできた植物園です。10年前というと、私が明石暮らしを始めて3年目の年になりますから、こういう施設ができたこと、実は最近まで知りませんでした。

 レストランや売店が入園口の手前にあって、まずそこに入ると、建物を抜けたテラスの前に、
  「ミューレンベルギア」
  
 イネ科の植物で、スモーク状の薄紫の穂が静かに風になびいていて、なんとも言えない優雅なのどかさを醸し出しています。

 園内に入ります。事務所に「ショウジョウソウ」の写真を預けて小一時間ほど歩きました。

  かなり立派、見事な「オミナエシ」
  

  秋色の「キバナコスモス」
  

 この二つの黄色の花は他の所でもよく見るので一目でわかりますが、さっきの「ミューレンベルギア」のように、メモをしておかないと後で困ることになる植物も、こういう施設ですから当然ながらたくさんあります。

 次は、今は花期ではない「ハナモモ」の道から「バラ」の園を歩きましたが、そこを抜けた所に、濃い紫や薄いピンクなど色とりどりの小花が咲いていました。

  「宿根バーベナ」
  
  

 さてさて、ここでちょっと困ったことがありました。というのは、その前に歩いてきた「ハナモモ」や「バラ」については、その園芸種の個々の名前が表示されているのに、園内のあちこちで現に目の前に咲いている花の名前や説明がほとんどないことなのです。
 上の「宿根バーベナ」も後で聞いてわかりましたが、周辺で作業をしている方に尋ねても、「私らもわかりません。事務所のほうで聞いてください」というご返事。入園料を取っている植物園としては、いささか案内不足の感が否めませんでした。

 ということで、後のために花の咲いていた場所と特徴をその都度メモしながら歩くことになるわけですが、

 この星の形の花は、逗子のとあるお宅に咲いていて、先日調べたばかりなのでカメラを向けるだけで済みました。
  「ルコウソウ」
  

 花の根元がアサガオのようにすーっと伸びていて、その先の顔はまさに星型。なんとも可愛いらしい。


   相模野の秋に戯る星の花   弁人


 カメラには、他にも黄色の彼岸花「ショウキズイセン」なども収めたのですが、「彼岸花」については次回の記事に回すことにして、今回はこのへんで。


コメント
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