チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

まさに「お待たせ」の感、快晴の秋空

2018-10-21 17:58:51 | 身辺雑記
10月21日(日)

 「秋」って、こんなにもスカッとしない季節だったのでしょうか。

 季節の変わり目。北からの高気圧と夏の高気圧がせめぎ合う時期で、長雨になるのも仕方ありませんが、そうは言っても、お彼岸を過ぎれば、爽やかな秋空が周期的にやって来るものという感覚でいたんですがね。

 たしかに、今年もお彼岸が過ぎた後、お日様が出た日が何日かありましたが、いずれも秋雨前線の南側で気温も高く、とても秋空という感じではなく、6日の平塚球場も、孫と遊んだ7日の横浜の公園も、じりじりとした真夏のような日照りの中でげんなりとしてしまいましたから。

 例を見ないような猛暑や次々と来る台風にもあきれましたが、秋晴れの日が少ないのにも首を傾げてしまいます。
 まあ、去年も一昨年も同じようなもんで、この傾向はここ何年か続いているのは事実。たぶん、近年は夏の太平洋高気圧がしぶとくなっているのでしょう。
 ドーム球場が増えたこともあるかもしれませんが、だいたい、日本シリーズが全部ナイターだなんて、ひと昔前には考えられないことだったんです。1986年の西武球場での広島-西武戦、血気盛んだった37才の私が、デーゲームなのにスキーウエアのダウンジャケットをまとって観戦してましたから。

 とか思いながら、曇り空の下で晴々としない毎日でしたが、

 今朝起きると、眩しい日射しと抜けるような青空。やっと秋晴れの爽やかな空気を全身で感じることができました。

 (覆された宝石)のやうな朝
   何人か戸口にて誰かとさゝやく
     それは神の生誕の日
           西脇順三郎 「天気」

 という詩が浮かんで来るような朝です。逗子に住んでいれば、やっぱり、こういう景色を拝みに行くことになります。それはもちろん、

 昼前にして、一点の雲の影すらない
  富士山
  

 肉眼で富士を見たのは、台風一過の10月1日以来。ライブカメラでは10日以来ですが、いずれも雪の全くない姿でしたから、この10日間ほど雲に隠れていた間に一気に雪化粧したことになります。富士山はやっぱりこれじゃないと。
 実は、今年は初冠雪が平年より一ヶ月も早くて9月26日だったのですが、雪はほんのちょっぴり白んだ程度だったので、きっとすぐに消えてしまったのでしょう。なにしろ、ほとんど姿を現さなかったので、その辺は審らかではありませんが。

 澄みきった空。雪をかぶった富士の雄姿。全身で秋を感じる、こんな好日はめったにないのに、どっこい、今日は気分が今一つスカッとしておりません。
 上の写真、「昼前」となっていますが、実は、今日は秋の花を愛でるべく、車で千葉へ向かったのでした。家を出る前にパソコンの画面に開いた交通情報では、アクアラインには渋滞の赤マークが短く二ヶ所表示されていただけだったので、「このくらいなら大丈夫」と出かけたのですが、今日は「千葉アクアラインマラソン」とかで、8時過ぎから通行止めになっていてアクアラインに入れませんでした。
 首都高湾岸線からの富士山がきれいだったので、「海ほたるからいい写真が撮れそう」と思って向かっていたんですけど、結局ムダ足に。泣く泣く引き返して来たのでした。
 スポーツの秋ですからね、マラソンもいいでしょうが、この行楽日和の日曜日にアクアライン止めますかね。思いも寄りませんでした。

 明日も今日のようなお天気になるのでしょうか。さてと、どうしましょうか、有料道路の二度走り、ちょっと悔しいんですけどね。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする