チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「立山黒部アルペンルート」の旅(最終日)

2018-10-01 08:11:35 | 旅行
10月1日(月)

 3日目の26日(水)の朝。宇奈月温泉の宿の窓から。
  快晴です
  

 宇奈月温泉に泊まったのですから、もちろん、今日の目的は黒部峡谷鉄道のトロッコ列車です。天気は上々、気温もまずまず。ということで、

 往路は窓なしの
  開放的な車輛に乗車
  

 渓流、ダム、発電所、名勝の岩や崖等々、見所満載の中、トロッコの列車は幅の狭いレールの上をギシギシと音を立てて上って行きます。

 黒薙駅の先、
  出平(だしだいら)ダム
  

 猫又付近の
  清流
  

 鐘釣駅を過ぎて、
  終点の欅平も間近に
  


   トロッコに満ち満つ爽気黒部谷   弁人


 欅平到着。午後から曇の予報も
  まだまだ大丈夫
  

 さて、散策コースは三方向。下流へ歩く猿飛峡は帰りの登りがきつそう。黒部川上流のパノラマ展望台は距離もあり、登山道も急坂ということで足が向きません。ここは無難に、途中に名剣温泉もある祖母谷(ばばだに)温泉へ向かう道を歩くことにしました。

  その、祖母谷峡谷
  


   アルプスの水滔々と秋澄みぬ   弁人


 こんな所も上って来ました。
  「人喰岩」と言うそうです
  

 名剣温泉も過ぎました。あのトンネルの
  先くらいまで行こうかな
  

 トンネルを抜けると北アルプスが。
  白馬岳のようです
  

 引き返して下り坂。渓流の左上に
  名剣温泉が見えます
  

 血気盛んな頃、温泉巡りで一杯というのにハマっていた時期がありました。その頃から黒部峡谷にある秘湯に憧れてはいたのですが、なにせ、神奈川からだと来るのがなかなか大変で、ずっと夢を果たせないままでした。
 そうなんです、ここ欅平まで来て温泉に浸からないわけにはいかないのです。

 実現しました。黒部峡谷の名湯
  「名剣温泉」です
  


   湯上がりや ちょっと一杯秋いっぱい  弁人


 ゆったりと渓谷の温泉を堪能して、山菜の天ぷらと岩魚の塩焼きで一杯。旅の最終日にも至福の時を得て気分は最高。
 〆のざるそばもおいしくいただいて、気持ち良く欅平駅へ戻りました。

 峡谷を下る、帰りの
  上り列車入線
  

 再びトロッコ列車から
  渓谷美を楽しみながら
  


   いくたびも落ちて流れて水澄めり  弁人


 終点近くの宇奈月湖に。ダムの下が
  宇奈月温泉です
  

 宇奈月から電鉄の新黒部駅へ向かい、隣接する北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅から

 新幹線「はくたか」で
  帰還です
  

 とまあ、こんな感じで「立山・黒部アルペンルートの旅」の巻を--完--といたします。


コメント
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