チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

三度目の秋晴れの朝、「富士初冠雪」

2016-10-26 17:56:11 | 身辺雑記
10月26日(水)

 朝起きると、まず東の窓のカーテンを開け、日射しが眩しい時はすぐにインターネットの「富士山ライブカメラ」を開きます。

 今朝は快晴でした。ネット画面の富士のてっぺんがわずかに白い。今年の「初冠雪」はいつだったのだろうと思いながらテレビをつけると、ニュースで今日が「初冠雪」との報。

 2016年秋、
  「初冠雪」の富士
  
        (今朝10時30分 披露山より)


 ところで、約8年間の明石暮らし。毎朝、明石海峡大橋の下を通過する船を眺めて一日のスタートを切ってきました。
 湘南逗子に戻ってからは、富士山が見える天気かどうかのチェックから一日が始まっている感じがします。

 それにしても10月半ばまで、今年の秋の天気は悪過ぎました。逗子からくっきりと富士が見える秋晴れの日が今日でまだ三回目なのですから。

 異常気象による気温の高さも不気味です。平年の「初冠雪」観測は9月26日ということで、今年はちょうど26日遅くて、60年前の1956年以来の最も遅い記録に並んだとのこと。

 ちなみに、富士山頂では、季節を問わず一年中雪が降る可能性があるため、「初雪」がいつなのか、判定がなかなか難しいのだそうです。
 かつて山頂に測候所があった頃は、平均気温が最も高かった日の後に降った雪を「初雪」として、後日に発表していたとか。
 測候所がなくなった後、富士吉田市が独自に「初雪」を発表しているそうで、今年は9月25日だったそうですが、正式な「初冠雪」は、もっと離れた甲府気象台から目視で観測されて初めて発表されるので、富士吉田市の発表は「初雪化粧」と言っているのだそうです。

 そんな物知り好みの雑学話はさておき、

 今日の昼頃から気温が高くなって、明日は夏日になりそうな気配とか。きっと今朝の雪はあっという間に消えてしまうのでしょう。
 そして、次に冠雪する時には、雪はもう少し多くなって、たぶん、来月半ばくらいから来年の夏までは雪をかぶった富士らしい美しい姿を見せてくれそうです。

 やっと秋らしくなったところなのに、もう冬が目の前とは、ちょっとやりきれません。
      

   秋けはひ浅きや深きや富士仰ぐ  弁人


コメント
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