チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

梅雨に入り、明石滞在もあとひと月半に

2016-06-14 18:05:43 | 身辺雑記
6月14日(火)

 海峡を渡ってくる初夏の風を浴びているうちに、ふと気がつくと、もう梅雨の季節になっています。

 先週の水曜日の写真ですが、
  紫陽花も咲きました
  

 播磨の紫陽花の名所
  小野市の浄土寺です
  

 明石近辺では
  「ガクアジサイ」が多いように感じます
  

 暖冬の影響で、今年は春以来どの花も開花が早く、本格的な夏の到来も間近とも言われていますが、海峡を見下ろすマンションの8階にある明石の部屋に流れてくる風は心なしか涼しめに感じます。
 やはり、瀬戸内海に近い地域は、この時期過ごしやすいのかもしれません。紫陽花はこんもりとしていて目に入りやすく、その鮮やかさに目が向きますが、よく見ると、

 まだ開いていない花が
  たくさんありました
  


   西方へ傾ぐ紫陽花阿弥陀堂  弁人


 さらに播磨の内陸方面へ向かい、

 白い「ヤマボウシ」の花なんかを
  見ながら、
  

 西脇市の奥にある多可町の野間川の畔へ行きました。

 夕暮れの雲の中のうっすらとした三日月。
  もうすぐ沈むか
  

 昨年も訪れた所です。星の数ほどのホタルの乱舞を妻君に見せたくて夕闇を待ち、線香花火を大きくしたような、圧巻の明滅を堪能しましたが、

 やっぱり、私のカメラでは
  きれいには写りません
  

 その二日後の6月10日。
 そう、「時の記念日」です。明石にいる以上ここに行かない訳にはまいりません。

 明石市立天文科学館。
  今年はいい天気でした
  

 入り口へ向かう坂道の脇に
  「トケイソウ」の花
  


   六月の花が彩る時のまち   弁人


 なんともユニークな形と色合いの花で、市役所の近辺にけっこう咲いていますが、希望すれば市が苗を配布してくれるので、そんなこともあるのか、この時期になると、住宅の庭先や団地の植え込みなんかでも見ることがあります。

 さて、天文科学館。この日は「子午線通過記念証」なるものが配られ、入場もプラネタリュウムも無料ということで、

 開館前には
  長打の列
  

 2008年の秋に明石に来てから8回目の「時の記念日」。実は、2012年と昨年の16年は足を運べず、どうも絵はがきと手拭いらしいのですが、二回分の「子午線通過記念証」が手元にありません。高価なものではないとはいえ、明石暮らしの記念の品なのでちょっと心残りも。
 そんなこともあって、今回は少々はりきって早めに並んで「子午線通過記念証」を受け取りましたが、もうこの日に明石にいることはないだろうと思うと、初夏なのについしんみりとした気分になってしまいます。
 そして、年間パスポートを持っていない今、この日はすべて無料なので、

 プラネタリュウムで
  六月の星空も眺めました
  


 ところで、話は変わって逗子の家の新築工事。今月の初めに様子を見に行きましたが、順調にできつつあります。

  屋根も葺き終え
  

 工務店に準備していただいた
  上棟祭の幣串
  

 今回は正式に上棟祭は行いませんでしたが、大工さんに幣串を棟の上に飾っていただきました。

 防虫防水工事を終えて、
  断熱材施工に
  

 今は屋内配管や屋内配線も終わったとのことで、もう内外装工事に入っているのかもしれません。来週には妻君が様子を見に行くことになっているので、その報告が楽しみです。

 いちおう完成引き渡しを7月末に予定しているので、これからアガパンサスやグラジオラスの花が咲いて、梅雨が明けると工事もいよいよラストスパート? そろそろ新居への再引っ越しの手配も考え始めなければと思うと、残り少ない明石の時間がとても貴重に思えてきます。

 「引っ越しか、また大変だな」と少々重い気分に襲われますが、その前に、まだ細かく決めていない外構工事のプランを詰めなければなりません。車庫、物置、自転車や室外機の位置、デッキも作るか、目隠しのフェンスが必要ならどんなふうにするのか、等々。

 あとひと月半、けっこう忙しくて大変そうだなと覚悟を決めつつ、とり敢えず今日はのんびりと海峡を眺めています。


   荒波を隠して長閑五月晴   弁人


コメント
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