9月17日(木)
明石暮らしもあと一週間。さすがに重い腰を上げて片付けに取りかかっています。でも、そうなるとやはりそれなりに慌ただしく、ブログの更新もままなりません。
時間は刻々と経っていき、気が急くこと甚だしいのですが、最後の時間だからこそ、明石らしい空気の中に身を置いていたいというのも正直なところです。
もう何日か経ってしまったのですが、先週の金曜日、海岸からホイッスルの音や喚声が風に流れて耳に入ってきました。スピーカーからアナウンスの男性の声も流れてきます。海岸にはビーチバレーのコートが整備されているので、その大会だろうとあまり気には留めなかったのですが、翌土曜日の昼前、ちょっと時間があったので海岸へ出てみると、
バレーボールではなくて
サッカーでした
裸足跡秋の陽浴ぶる白き砂 弁人
そういえば、朝ウオーキングに出た時、中学生らしきスポーツ少年がたくさん歩いていたので、子どもの大会かなと思ったのですが、横断幕には「全国ビーチサッカー大会」とあって、ちゃんとした大人の大会でした。中学生たちは大会補助員として召集されたようで、コートの周りでボール拾いなどで動き回っていました。
「日の丸」の隣りに
「八咫烏」の旗が
ビーチサッカーという競技についてあまり知らなかったのですが、この大会、日本サッカー協会(JFA)主催のれっきとした全国大会だったのです。
「へぇー」っと思って、本部席前の大会要項と組み合わせ表を見に行くと、近くから「今日はラモス瑠偉がおらんな、どこにおるんやろ」という声が聞こえてきます。
どうも、ラモス瑠偉氏は何年か前にビーチサッカー日本代表の監督を務めていたようで、今回明石に顔を出しているのかもしれません。それにしても、私の部屋から見える海岸で、こんな大きな大会が開かれていたなんて、全く知りませんでした。
でも、それもそのはず、今回が10回目だそうですが、和歌山の白良浜と熊本の御立岬公園で一回ずつの他はずっと沖縄で開かれていたそうで、明石は今回が初めてだったのです。
全国から集まった16チームが4グループに分かれ、二日間のリーグ戦で勝ち抜いた4チームが日曜日に準決勝と決勝を戦います。兵庫県からは「ドーサルM.FC/アシヤ」、神奈川から「湘南スプレッド1545」というチームが出ていますが、はたして決勝ランドへ進めるや否や。少し見ていようかな思ったのですが、
この日は大阪にいる姪夫婦と会う約束があって、全国大会の雰囲気だけを感じて電車に乗りました。
姪夫婦とは姫路で会いました。私の関西暮らしもわずかということで、最後に食事会でもと誘っていただきました。
姫路の銘酒「灘菊」の
酒蔵のレストラン
すき焼き鍋は砂糖の代わりに
綿菓子を乗せて温めます
話を戻します。翌朝ゆっくり起きて昼前に海岸へ行ってみると、準決勝は9時半からだったらしくもう終わっていました。決勝は13時キックオフということで出直すことにしました。
準決勝で沖縄と山口のチームが敗退し、決勝は、
東京のチームと北九州のチームの対戦
芦屋のチームは予選2位、
湘南は3位だったようです
さて、決勝戦です。
白熱した試合
観衆もなかなかの数。これだけの人がここに陣取るのを見るのも初めて。いつもはガラガラの公園駐車場に、赤の「満」の表示を見たのも初めてです。
CSかなんかのテレビに流れるのか、アナウンサーと解説者の声が会場に流れます。その声によると、東京レキオスは過去6回優勝していてこれに勝てば3連覇とか。日本代表チームの18人に6人も出しているダントツの優勝候補なのでした。対するドルソーレ北九州も2人の日本代表がいますが、どこまで踏ん張れるかというところなのです。
風は西風、写真の右から左へ流れています。初めは、どう見ても風上のほうが有利だと思わせる展開で、北九州が第1ピリオドで2点先制。第2ピリオドで東京が追い上げるも依然4-3。第3ピリオドに入って風上の北九州が逃げきるかと思いきや、東京が虎の子の1点をもぎ取って、なんと延長戦に入りました。
風の影響をもろに受けるビーチサッカー、どうも風上が有利とは限らないみたいです。強いシュートは影響が少ないようですが、ロングパスなど少し高くなるとゴールを越えてしまうこともあったりします。
延長戦もあとわずか。これはPK戦かなというところでしたが、北九州の日本代表選手の大場が決勝ゴール。
ドルソーレ北九州、優勝候補を相手に
念願の初優勝
海峡にドラマ生まるる秋の昼 弁人
ブラジルで生まれ、長年レクレーションとして親しまれてきたビーチサッカー、近年は有名なサッカー選手が転向して来たりして盛り上がっているとか。ワールドカップもあり、日本チーム、今年の7月のポルトガル大会では決勝ラウンド初戦でイタリアに敗れたものの、ベスト8だったそうです。知りませんでした。
明石暮らしもあと一週間。さすがに重い腰を上げて片付けに取りかかっています。でも、そうなるとやはりそれなりに慌ただしく、ブログの更新もままなりません。
時間は刻々と経っていき、気が急くこと甚だしいのですが、最後の時間だからこそ、明石らしい空気の中に身を置いていたいというのも正直なところです。
もう何日か経ってしまったのですが、先週の金曜日、海岸からホイッスルの音や喚声が風に流れて耳に入ってきました。スピーカーからアナウンスの男性の声も流れてきます。海岸にはビーチバレーのコートが整備されているので、その大会だろうとあまり気には留めなかったのですが、翌土曜日の昼前、ちょっと時間があったので海岸へ出てみると、
バレーボールではなくて
サッカーでした
裸足跡秋の陽浴ぶる白き砂 弁人
そういえば、朝ウオーキングに出た時、中学生らしきスポーツ少年がたくさん歩いていたので、子どもの大会かなと思ったのですが、横断幕には「全国ビーチサッカー大会」とあって、ちゃんとした大人の大会でした。中学生たちは大会補助員として召集されたようで、コートの周りでボール拾いなどで動き回っていました。
「日の丸」の隣りに
「八咫烏」の旗が
ビーチサッカーという競技についてあまり知らなかったのですが、この大会、日本サッカー協会(JFA)主催のれっきとした全国大会だったのです。
「へぇー」っと思って、本部席前の大会要項と組み合わせ表を見に行くと、近くから「今日はラモス瑠偉がおらんな、どこにおるんやろ」という声が聞こえてきます。
どうも、ラモス瑠偉氏は何年か前にビーチサッカー日本代表の監督を務めていたようで、今回明石に顔を出しているのかもしれません。それにしても、私の部屋から見える海岸で、こんな大きな大会が開かれていたなんて、全く知りませんでした。
でも、それもそのはず、今回が10回目だそうですが、和歌山の白良浜と熊本の御立岬公園で一回ずつの他はずっと沖縄で開かれていたそうで、明石は今回が初めてだったのです。
全国から集まった16チームが4グループに分かれ、二日間のリーグ戦で勝ち抜いた4チームが日曜日に準決勝と決勝を戦います。兵庫県からは「ドーサルM.FC/アシヤ」、神奈川から「湘南スプレッド1545」というチームが出ていますが、はたして決勝ランドへ進めるや否や。少し見ていようかな思ったのですが、
この日は大阪にいる姪夫婦と会う約束があって、全国大会の雰囲気だけを感じて電車に乗りました。
姪夫婦とは姫路で会いました。私の関西暮らしもわずかということで、最後に食事会でもと誘っていただきました。
姫路の銘酒「灘菊」の
酒蔵のレストラン
すき焼き鍋は砂糖の代わりに
綿菓子を乗せて温めます
話を戻します。翌朝ゆっくり起きて昼前に海岸へ行ってみると、準決勝は9時半からだったらしくもう終わっていました。決勝は13時キックオフということで出直すことにしました。
準決勝で沖縄と山口のチームが敗退し、決勝は、
東京のチームと北九州のチームの対戦
芦屋のチームは予選2位、
湘南は3位だったようです
さて、決勝戦です。
白熱した試合
観衆もなかなかの数。これだけの人がここに陣取るのを見るのも初めて。いつもはガラガラの公園駐車場に、赤の「満」の表示を見たのも初めてです。
CSかなんかのテレビに流れるのか、アナウンサーと解説者の声が会場に流れます。その声によると、東京レキオスは過去6回優勝していてこれに勝てば3連覇とか。日本代表チームの18人に6人も出しているダントツの優勝候補なのでした。対するドルソーレ北九州も2人の日本代表がいますが、どこまで踏ん張れるかというところなのです。
風は西風、写真の右から左へ流れています。初めは、どう見ても風上のほうが有利だと思わせる展開で、北九州が第1ピリオドで2点先制。第2ピリオドで東京が追い上げるも依然4-3。第3ピリオドに入って風上の北九州が逃げきるかと思いきや、東京が虎の子の1点をもぎ取って、なんと延長戦に入りました。
風の影響をもろに受けるビーチサッカー、どうも風上が有利とは限らないみたいです。強いシュートは影響が少ないようですが、ロングパスなど少し高くなるとゴールを越えてしまうこともあったりします。
延長戦もあとわずか。これはPK戦かなというところでしたが、北九州の日本代表選手の大場が決勝ゴール。
ドルソーレ北九州、優勝候補を相手に
念願の初優勝
海峡にドラマ生まるる秋の昼 弁人
ブラジルで生まれ、長年レクレーションとして親しまれてきたビーチサッカー、近年は有名なサッカー選手が転向して来たりして盛り上がっているとか。ワールドカップもあり、日本チーム、今年の7月のポルトガル大会では決勝ラウンド初戦でイタリアに敗れたものの、ベスト8だったそうです。知りませんでした。