チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

台風襲来の前に、渡欧後の無事を祈願

2015-07-17 15:58:53 | KAZU君
7月17日(金)

 西日本を直撃した台風11号。四国を縦断して今朝がた岡山に再上陸したものの、日本海へ抜けるまで8時間もかかるという低速ぶり。今のところ、「台風一過」という雰囲気は全くなく、明石では午後になっても暴風雨に見舞われています。
 7月とはいえ、まだ梅雨も明けていない夏休み前だというのに、そんな時期に今までこれだけの台風がやって来たことがあったのかどうか、ほとんど記憶にありません。

 今日は一学期の終業式の日でした。KAZU君にとっては、日本での小学校の最終日だったのですが、この迷惑な台風のおかげで休校となりました。
 学校では、台風接近の予報を受けて終業式を一日早めたので、KAZU君、昨日クラスメートとのお別れの挨拶を済ませ、初めての、もしかすると日本では最後になるかもしれない「あゆみ」を手に帰って来ました。

 実は、今日17日はもう一つ予定を組んでいたのです。それは、オランダでの生活の無事平穏の祈願に、KAZU君が通っていた保育園の神社にお参りすることでした。
 振り返ってみると、KAZU君、4月8日の入学式の後以来一度も保育園に出向いていないので、せっかくならその機会に保育園の先生方に元気な顔を出したいとKAZU君自身も楽しみにしていましたし、渡欧の挨拶もできれば好都合です。
 それには土日でないほうがということになりますが、おじいちゃんは通院の関係で連休明けに逗子に帰ることになっていて、KAZU君のお母さんは、8月に入ると渡欧の準備で慌ただしいという事情があって、園長先生と相談して、一学期の終業式の日の午後にと決めていたのでした。

 でも、これも台風接近のおかげでピンチに。終業式同様、急遽一日早めて、昨日三人でお参りに行ってきました。

 拝殿に上がって
  神妙にお参り
  

 祝詞の奏上の宮司さんは
  園長先生
  

 さすが、6年間神社併設の保育園に通っていたKAZU君、「節分」「夏越の祓」「七五三」と、季節ごとに園長先生が行なってくれる祭式の場に何回か参列したことがあるので、「二拝二拍手一拝」の作法も心得ているのです。

 御札とお守りを頂いて、
  これも思い出の写真に
  


   朧朧たる先行きに向け夏祓ひ   弁人


 私は、オランダへにいる
  お父さんの代わりです
    

 そして、懐かしい思い出の詰まった
  保育園へ
  

 「僕、カーくんやで、覚えていてくれたん」
 「当たり前やんか。また、背大きくなっとるね」


   異文化も愛する心を学ぶ夏   弁人


コメント
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