チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

春の兆しを探してみましたが

2012-02-13 10:43:31 | 身辺雑記
2月13日(月)

 立春を過ぎてもほとんど暖かくなりません。

 どうも寒さの峠は、やはり前々回の記事を載せた2日と3日の節分の頃だったようで、神戸地方気象台のデータで明石市の気温を見ると、平均気温では、2日が0.8度で3日が1.5度、最低気温のほうは、2日が-2.4度で3日は-4.2度と、全てこの二日間が今冬の最低になっています。特に3日の最低気温、-4度を下回ったのは9年ぶりということでした。
 たしかに、1月の気温は昨年のほうが少し寒かったようですが、2月の上旬だけを見ると、昨年よりずっと低くて、1996年以来の寒さだそうです。どうも、春と秋が短くて冬と夏がほとんどの日本列島になってしまった感じです。

 それでも日の出はかなり早くなってきた感じで、6時半を過ぎるとカーテンの隙間が明るくなってきます。
 昨日の日曜日。カーテンを開けて海を眺めると、まだ日の出の前でしたが、風もなくてとても穏やかな景色が広がり、少しは春らしくなったのかと淡い期待を持ちました。

  海峡を進む船ものんびりとした感じで
  

 さっそく、新聞を買いに駅まで出ましたが、側溝には
  うっすらと氷が張っていました。
  
 先週の頭は少し暖かかったのに、8日の水曜日から五日連続の氷点下だったそうです。


   薄氷を踏み割りにける去にし日や  弁人


 陽が高くなって、気持ちの良い青空が広がっていたので、日だまりを求めて散歩に出てみました。

 羽を閉じて、日なたでじっとしている
  ゴイサギとアオサギ
  

 ふだんあまり目にしない、
  明石公園の「黒竹(クロチク)」
  
 春に緑色だった棹が、秋から黒ずんで冬は黒くなる竹で、伐採しても黒いままなんだそうです。生垣なんかに使ったら格好良さそうですね。

 天気が良く、眺望が良さそうなので、帰りに天文科学館の展望台に行ってみました。

 まだ陽差しが低いぶん、
  光まぶしく
  

 「新快速」。
  動いているものを見ると少し元気が出ます
  


   伸び伸びと硝子の内の日向ぼこ   弁人


 まあ「三寒四温」の時期ですから仕方ありませんが、予報によると、今週末からまた冷え込むそうです。でも、過去の記録を見ると、2月の中旬以降は氷点下になる朝は数えるほどしかないので、もう少しの辛抱とじっと春の訪れを待つことにします。

コメント
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