チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「明石海峡船景色」 客船フェリー編(1)

2009-02-01 18:42:13 | 船景色
2月1日(日)

 寒の入りから今日まで、こちらでは快晴の日は数えるほどもありませんでした。中国山地が高く険しくないせいでしょうか、季節風の湿気が残ったまま吹き抜けているのだと思います。

 一昨日の雨が昨日の朝に上がり、今日は時々日差しが射し込んで海が光っていました。
 今日も富士山のライブカメラをチェックして、快晴の関東の空を確認、冬型の天気の違いを実感しながら海峡の船を眺めていました。

 ところで、昨日は、重たく立ち込めた雲の下、海岸で寒風に吹かれながら大型船をカメラに収めました。

 形・大きさ・用途・国籍・親会社などなど、船の種類はさまざまで、船名の文字や煙突の色とマーク(ファンネルマーク)などから推測します。
 対岸の淡路島に江崎灯台が見えますが、その山頂に「大阪湾海上交通センター」があり、電話で質問すると航行中の船について教えてくれます。でも興味本位ということではさすがに気がひけて遠慮しています。センターのHPに大型船の航行予定が載っていて、それを参考にしたり、客船の場合、定期航路であればダイヤを調べたりしますが、海上交通は鉄道のように時間が正確でないので、カメラの準備をしても空振りに終わることがしばしばです。

 そんなわけで、なかなかいい映像がストックできていないのですが、今日は何枚かファイルに入った「大型フェリー」の写真を紹介します。

 こっちに来て最初に興味を持った船です。(山上の白い塔が「海上交通センター」)
  
  

 船の大きさは中型で、はじめは「貨客船」なのかなと思いました。とにかくしょっちゅう見るのです。一日に何回も。やがて、船体の「JUMBOFERRY」の文字を読むことができました。年末に、カタカナで「ジャンボフェリー」の文字の船を見て「なぁーんだ」と思いました。
 神戸と高松を結ぶ「ジャンボフェリー」です。一日6往復も運行しています。
 以前に紹介した「たこフェリー」など、近距離のフェリーは古くからあったようですが、瀬戸内海の定期便長距離フェリーの草分けで、「ジャンボ」の呼称がそれを示しているそうです。最盛期には10往復も運行していたそうです。便数が減ったとはいえ、瀬戸大橋ができ、「宇高連絡船」がなくなっても健在とは、よくがんばっていると思います。

 続いて、門司港から朝がた大阪へ向かう「阪九フェリー」の「ニューながと」
  

 次は、大阪から新居浜へ向かう「オレンジフェリー」の「オレンジ8」
  

 そして、神戸と韓国の釜山を結ぶ「パンスタークルーズフェリー」
写真は「パンスターサニー」ですが、「パンスタードリーム」号との交互運行です。
  

 先日神戸港で、ふだんは日本海航路に使われている「パンスターハニー」号が停泊しているのに出会いました。
  

 もう一つ、中型ですが、かっこ良いのが「ルミナスKOBE2号」
 神戸港から2時間ほど周遊する最高級クルーズレストランです。メインはディナークルーズですが、休日は昼間に明石海峡にやって来ます。
  


 長距離フェリーの多くは夜行便で、暗い中を航行しています。春から夏に日が長くなったら、「サンフラワー」なんかもカメラに収めることができるかもしれません。その時はまた掲載します。


   三寒四温そんなに慌てず船旅も   弁人



コメント (3)
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