三岸好太郎美術館




雨交じりの6月の朝、久しぶりに三岸好太郎美術館に行ってきました。

香川からの友達と一緒に。

あの小さな美術館の佇まいが好きです。

好太郎の絵は幾度も観ていますが、やはり、その死は早すぎて、未完成のじれったさを

今回もより強く感じました。もっともっと描いて欲しかった、と。

人生の味わい、喜び、苦渋、転換、その流れが画業にいかに投影されていったかを、

観たかったですね。 

三岸好太郎の世界は、ロマンティック。

私の世界と繋がっている。

なので、時々逃げ込んで、あの静かな空間で、黄色い服の女の子とお話してみようかな。


久しぶりに行ってみて、そんなことを思ってました。



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コメント
 
 
 
Unknown (ちぇり)
2013-07-20 19:51:21
えへへ えへへ (/∀\*)
一緒にあの空間にいることができてうれしかったです。

私は作品をじっくり観る、ということはしなくて三岸さんの作品がある空間を楽しんみました。

蝶が好きで、本物はあまり好きじゃなくて蝶のデザインのものがすきなのですが、それで三岸さんの作品を観てみたいと以前から思っていました。
「のんびり貝」という画を好きになりました。

黄色い服の女の子はどこにいたのですか!?

 
 
 
ちぇりさまへ (PQどき)
2013-07-21 17:56:45
こんにちは!

ちぇりさんの楽しみ方、いいですねえ。

つい、いろんな展示を観るたびに、あれこれ作品のみ

気を取られ、頭と目をゴチゴチにしてしまいがち。

空間を楽しむ、味わう・・・素敵です。

好太郎美術館は何度も行っているので、少し余裕が

ありますが。この前行った近代美術館でのシャガール

展は、やはり混み合っていて空間どころではなかった

けどネ。

好太郎さんのところには、黄色い服の女の子に会いに

いくようなものなもののです。今回、上海の郊外の

静かな並木道を描いた作品が目にとまり、とても惹か

れました。女の子がどこにいたか・・・?

わかんないです・・・ハハハ。

また一緒に行こうね。きっとね。女の子に会いに。

蝶ちょにもね。
 
 
 
Unknown (ちぇり)
2013-07-21 18:38:25
本当はPQどきさんのような楽しみ方ができればいいのですが、できなくって・・・
自分の家にすばらしい作品を置くことができないので、せめてそのような作品がある空間を楽しもうと思ってしまいます。
展示室で食事やお昼寝ができたらなんてすてきなんでしょう。。。

黄色い服の女の子、、、そういうことだったのですねー!!
てっきり作品の中にいたのだと勘違いしてしまいました!
女の子とチョウチョに逢いに、一緒に行きましょう(^0^)/たのしみ♪
 
 
 
ちぇりさまへ (PQどき)
2013-07-24 18:39:45
黄色い服の少女は 『 黄服少女 』 という1930

年の作品で、今回とても心惹かれた上海の風景は、

1926年の 『 上海風景 』 という作品でした。

行くたびに、このモダンなお洒落少女に会えるのが

楽しみなんです。上海の風景は、なぜかとてもとても

懐かしいの。いつか見ていたような気が強くする。

昭和の30年代頃の風景と重なるからでしょうか。

いずれも、いまこの現代では消滅してしまった、ロマ

ンティックな時代の空気感と匂いを強く感じるのです

あ、そういえば、あそこの美術館ではポストカード

売ってなかったネ、残念だなあ。
 
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