毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
料理
2014-07-30 / 日々
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/c4/748ce304b5d97cfe13ef8b9f472f4dc3.jpg)
毎日台所に立ち、何かしらの調理をし続けているわけですが、うーむ、上達してきている
という実感がない私です。
息子が喜びそうな新たな一品をこしらえた、とする。
息子に、「 ねねねえ、今日のコレ、どお? 」 と聞く訳です。
息子、「 うーん、おいしくないわけじゃあない、うん。 」 と、シラッとお答え。
でも、これはかなりの名回答だと思いますよ。
言い得て妙!!
いっそ大失敗をこしらえてしまった方がよほど潔く納得、申し訳ございません、となるの
ですが、要は 「 まあまあ 」 なわけなのですよ、トホホ。
まあまあの出来って、何とも・・・・ねえ。「 マズっ 」 より悪いと捉えます。
このような、「 おいしくないわけじゃあない 」の登場率を下げてゆきたい、いいや、
劇的にほとんどゼロにしたい。だが、そう簡単にはイカのキンタマール、むむむ・・。
料理は科学、そして想像力、判断力、あとは何だ? 情熱か? 経験か?
わたしに欠けているものは?
全部少しずつ ( いや、少しではないな ) バランス良く不足しておるのだ。
自信というやつは無論なし。
ちなみに息子は、気に入った時は、親指を立ててグーをして、「 ウマイッ!!! 」 っ
て言うのです。かーさんは、その満面の笑顔が見たくて日々包丁を握るわけです。
夫は、出されたものには文句はなし、全て平らげる。淡々と食べ、静かにごちそうさま。
本日 ( のひと皿は ) いかがでしょうか? 聞くと、
「 つゆはもっと濃く 」
「 固い 」
「 なんだかよくわからない 」
「 これ、何だったの? ( 一体どういう主旨の食べ物? ) 」
「 食べにくい 」
「 ま、いいんじゃないの 」
息子に対しては、” ホメて伸ばそう ” の方針を採用している私たちなのですから、
ヨメにもぜひそのようにお願いしたいのですが、息子とヨメでは違うらしい。
ま、今わたしに必要なのは、暖かな励ましよりかは、正直かつ辛口のコメントなのよね。
とても正直で、ある意味きちんと味わってくれている夫、「 言えというなら 」 言って
くれます。
生きる土台は食べ物だと思っています。
人生を支えるもの。
生きとし生ける物の基本。
以前・・・結婚前、出産前は、そんなこと考えてもみませんでした。
今、料理が楽しく、大好きになれた。そのことひとつとってみても、ありがたいこと。
日々、五感を思いっきり使って、いろんな体験、出来事を吸収して、
少しでも上手になりたいなあ、料理。
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