MAGNIFYGLASS = 虫めがね



今や無しではいられないもの、それは、虫めがね。

小さな字を読むにはこの道具の力を借りずしては無理となりました。

いっそ、眼鏡をかけたら? とも思いますが、いやいやまだいらない。当分はこれで。

読書は、明るいところで、虫めがね片手にやってます。

今までなんとか裸眼で読めていたのですが、拡大レンズを通して見ると、活字の力を

物凄く感じることができますね。

文章がグイグイと頭に入ってくるのです。

活字、活字の並び、行間が語りかけてくる。

読書の醍醐味を取り戻したといってもいいくらいです。

( ボーヴォワールの自伝の最終巻 『 ある戦後 下 』 も見つかり、快調に読み進んでま

す。1965年の活版印刷の活字ですから、深みもあり、かなりシビレます。)

拡大鏡を通して、自分の書いた字をみてみるのも新鮮ですよ。

案外へたっぴーネ、って。 結構クセ字だなあ、とか、線がイキイキしてるね、なんて。

地下鉄での読書の時も、携帯用の虫めがねと共に、節電していないシートをさがして

読んでます。携帯用虫めがねは、夫から。

「 キミには、これが必要ではないですか? ホレっ 」 と、ある日くれました。

その時は苦笑まじりにありがとう、でしたが、今は心から、お心遣いに感謝です!
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