毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
フラガール
2007-07-04 / 映画
シアターKINOでやっていたのを見逃していたので 蠍座でかかるのを
待っていた1本でした。
まさに ” 泣けて笑えて ” の 上出来の作品でした。
思うに 炭鉱閉山ものって ( イギリス映画の 『 ブラス! 』 とか 『 リトル
ダンサー』 とか 『 フルモンティー 』 とか ) ドラマがたくさん。
一致団結や、 新旧や、 貧乏や、 田舎町、があって、
そして 夢や、仲間、 誇りがあって、
なんやかんやと 感動のフィナーレにつながる要素がたっくさんで、
もう ぐーっと胸が熱くなるんです。
この 『 フラガール 』 も まさに 正統派・炭鉱閉山もの でした。
途中、何度も何度もハンカチで涙をふいて・・・・・。
映画が終わったら ちょっとまぶたがはれぼったくなっておりました。
松雪 泰子の、 東京から呼ばれたプロのフラダンサーが適役!
そして 脇を固める 岸部 一徳、 富司 純子がうまかったし、そうそう、あの
豊川 悦司も自慢のヘアーを ( ちょっとだけ、だけど ) 田舎のにいちゃん風にして
脱・トヨエツ ( ちょっとだけ、だけど ) して頑張ってたし。
もう、ラストは 感動!感動! 圧巻のダンスシーン!!!
うまいっ!です。 この映画。 そして 気持ちよくのせられて、満足できた。
それにしても ほんとうに凄いなあ、と感じるのは、
この「 常磐ハワイアンセンター 」が現在も存続している、ということ。
名称を「 スパリゾートハワイアンズ 」 に変更して、立派に繁盛している!
主人公まどかは 70代になっていて、いまもこの 「 スパリゾートハワイアンズ 」
で、フラダンサーの育成にあたっている、と。
素晴らしいではありませんか!!
かの昔、子供のころに 「 ばらとハワイランド 」 というところに連れて行って
もらった思い出がありますが、今思うと、きっとこの映画の 「 常磐ハワイセンター 」
の成功で 日本各地に ” ハワイ ” が出現していて、北海道のばらとにも出来ちゃっ
たんでしょう、そう、その 「 ばらとハワイランド 」 なんて、とっくのとうに
なくなっていますし、、、、、40年の永きにわたっての ” ハワイ ”の維持が
どれほど大変なことか。 オリジナル、発祥の地、というものはかくもしっかりとした
理念をもっているもの、という証拠、でしょうか。
『 スウィングガールズ 』 と同様、『 フラガール 』 でも方言 ( 東北地方の )
がすごく効いていて、笑 & 感動をさらに高めていたことも記しておきます。
誰にも 「 良かったよー!! 観てみて! 」 って伝えたくなる作品でした。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )