フラガール

先週の日曜日、蠍座にて観てまいりました、『 フラガール 』 。

シアターKINOでやっていたのを見逃していたので 蠍座でかかるのを

待っていた1本でした。

まさに ” 泣けて笑えて ” の 上出来の作品でした。



思うに 炭鉱閉山ものって ( イギリス映画の 『 ブラス! 』 とか 『 リトル

ダンサー』 とか 『 フルモンティー 』 とか  ) ドラマがたくさん。

一致団結や、 新旧や、 貧乏や、 田舎町、があって、

そして 夢や、仲間、 誇りがあって、

なんやかんやと 感動のフィナーレにつながる要素がたっくさんで、

もう ぐーっと胸が熱くなるんです。

この 『 フラガール 』 も まさに 正統派・炭鉱閉山もの でした。

途中、何度も何度もハンカチで涙をふいて・・・・・。

映画が終わったら ちょっとまぶたがはれぼったくなっておりました。



松雪 泰子の、 東京から呼ばれたプロのフラダンサーが適役!

そして 脇を固める 岸部 一徳、 富司 純子がうまかったし、そうそう、あの

豊川 悦司も自慢のヘアーを ( ちょっとだけ、だけど ) 田舎のにいちゃん風にして

脱・トヨエツ ( ちょっとだけ、だけど ) して頑張ってたし。

もう、ラストは 感動!感動! 圧巻のダンスシーン!!!

うまいっ!です。 この映画。 そして 気持ちよくのせられて、満足できた。



それにしても ほんとうに凄いなあ、と感じるのは、

この「 常磐ハワイアンセンター 」が現在も存続している、ということ。

名称を「 スパリゾートハワイアンズ 」 に変更して、立派に繁盛している!

主人公まどかは 70代になっていて、いまもこの 「 スパリゾートハワイアンズ 」

で、フラダンサーの育成にあたっている、と。

素晴らしいではありませんか!!

かの昔、子供のころに 「 ばらとハワイランド 」 というところに連れて行って

もらった思い出がありますが、今思うと、きっとこの映画の 「 常磐ハワイセンター 」

の成功で 日本各地に ” ハワイ ” が出現していて、北海道のばらとにも出来ちゃっ

たんでしょう、そう、その 「 ばらとハワイランド 」 なんて、とっくのとうに

なくなっていますし、、、、、40年の永きにわたっての ” ハワイ ”の維持が

どれほど大変なことか。 オリジナル、発祥の地、というものはかくもしっかりとした

理念をもっているもの、という証拠、でしょうか。



『 スウィングガールズ 』 と同様、『 フラガール 』 でも方言 ( 東北地方の )

がすごく効いていて、笑 & 感動をさらに高めていたことも記しておきます。

誰にも 「 良かったよー!! 観てみて! 」 って伝えたくなる作品でした。






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