秋になると .....

9月になりました。

きっぱりと、2006年の 夏の章 が終了、という感じで、

秋の章 の 始まりです。

秋を感じる ちょうど今頃から 毎年 決まって 聴きたくなるのが

ビル・エヴァンスです。

10代の終わり頃 JAZZと出会って、それが 秋 でした。

ボーイフレンドと、 レコード店と コーヒーショップと 

JAZZ喫茶「 ジャマイカ 」通いが始まりました。

木枯らしが吹くころ、 ビル・エヴァンス という ピアニストを知り

最初に聴いたのが 『 PORTRAIT IN JAZZ 』。

その頃の 私の ( 理想の ) 世界に これほどぴったりと合致する音楽が

あったなんて ....。

驚き でした。

ビル・エヴァンス の 音楽世界は  硬く、透明で、漂うような ... 。

冷たい北風 と 濃いコーヒーの香り と ビル・エヴァンス 。

私の 秋 の 3大要素。

JAZZ は ちょっと 難しそう ... 何から聴いたらいいかしら ... という方にも

この 秋に ビル・エヴァンス、いかがですか ?

オススメは 彼が 「 RIVER SIDE 」 という レーベルにて レコーディングした

4枚。 

いずれも  ビル・エヴァンス( Piano )、スコット・ラファロ( bass ) 、

ポール・モーシャン ( drums )、 この トリオの演奏です。
 

『 Portrait in Jazz 』

『 Explrations 』

『 Waitz for Debby 』

『 Sunday at the Village Vanguard 』


この頃の ビル・エヴァンスは 細身で神経質そうで、髪型もぴたーっとオールバック。

かっこいいんです。

70年代以降は ライオンみたいな髪型で 指も ドラッグのせいか パンみたいに

膨らんじゃって、あんまり ... 。

この4枚は、ジャケットデザインも 素敵ですよ。


秋の夜長、静かに JAZZ のひと時を。


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