レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

『とつげきドイツぐらし!』

2021-04-06 05:58:43 | ドイツ
 なんらかの情報で『ほのぼのドイツぐらし』というエッセイマンガを知り、それが面白かったので同じ作者の『とつげきドイツぐらし!』(KADOKAWA)by白乃雪 も読んだ。ドイツ人と結婚して向うで暮らす体験談。
 へ~と思うこと、そうそうと思うこといろいろ。
・作者は、ドイツ人は英語慣れしていると思うけど、ドイツ人は、オランダ人北欧人には負けると言う。『北欧女子オーサ』では、スウェーデン人の作者が、スウェーデン語が英語と近いこと、母語がマイナーだということを挙げている。――日本語は1億人以上いるからな。
・作者のドイツ人の友人は「ドイツ人はダンス好きだけど下手」と言うことを作者はヘンに思う、しかし、ドイツ語学校のパーティでスペイン人トルコ人コロンビア人の上手さを見て、下手と思うことを納得する――のは面白い。
・ハンブルクで5月に日本人会主催の桜祭り(Japanisches Kirschblütenfest)があり、露店や花火がある――というのは、紀行番組で見たことがあると思う、桜でなく花火しか記憶にないけど。ハンブルクは行ったことないけど『世界ふれあい街歩き』『路面電車で行く 世界各街停車の旅』等で見た、このマンガにも出てくる「ミニチュアワンダーランド」で空港の様子が特にすごいと思う。
・春、桜かと思ったらモクレン・・・は私も経験がある。
・ハロウィンの「トリックorトリート」がSüßes oder Saures!となっているのは、役立てる機会はなかろうけど、知ってもうかった気分。ズューセス・オーダー・ザウレス、直訳すれば、「甘いもの、それとも、酸っぱいもの」 頭文字を合わせてある。
・「ハンバーグ」は、Frikadelleフリカデレ、 Buletteブレット

 同じ作者の『白米からは逃げられぬ』(講談社)は、ドイツで、ある材料で代用して日本食を作るという企画もの。 ドイツのF田さんがご存命ならば送ってあげるんだけど。まぁデュッセルドルフならばだいたいそろいそうだけど。

 なんとなく「ドイツ」カテにまわしておく。
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