『古代文明ビジュアルファイル』、数週間ぶりに本屋で見たら、少しまえの号にアウグストゥスの記事が載っていた。しかし、間違いが目についたし、美貌の言及がないし、アグリッパとマエケナスの名が出てこないということで、とりあえず買っていない。リウィアはばっちり出ている(塩野準拠)。19世紀の作品でこの二人の描かれている絵画の載っていることが長所か(リウィアの描かれたのは始めて見た)。
--というわけなので、サラさん、替わりに(?)買っておいて下さい。
私も気が変わって買うかもしれないけど。
--というわけなので、サラさん、替わりに(?)買っておいて下さい。
私も気が変わって買うかもしれないけど。
全然知らなかったのでまたチェックしておきます。
アグリッパとマエケナスの名前がないって、随分アバウトなつくりですね。
>二人の描かれている絵画
ウェルギリウスが詩を朗読し、オクタウィアが死んだ息子を思い出して気を失う場面を描いた絵画ですか?
同じ題材の絵画を三点、弊サイトにアップいたしました。(二年ぶりの更新です)
見比べてみると、作者ごとにリウィアの描き方が少しずつ違います。オクタウィアとアウグストゥスの姉弟は似たように、親密な感じですが。
高名な詩、母の悲しみというテーマが画家をひきつけるのでしょうか。
「将軍アントニウス ローマ皇帝になり損ねた男」
身も蓋もない…。
「ヘラクレスの再来 クレオパトラに殉じた男」とか書いてやればいいのに。
「古代文明ビジュアルファイル」シリーズ他、「歴史のミステリー」、「週刊世界100不思議」など、歴史好きの興味をひくシリーズが出版されています。
難を言えば、公式サイトでも、時代や人物での検索ができないことでしょうか。
特定の時代、特定の人物にしか興味ない場合、どの号に掲載されているのか、そもそも掲載もないのか知る手段がありません。
(バックナンバーを一件一件調べるのは面倒ですしね)
>ヘラクレスの再来 クレオパトラに殉じた男
こう言ってみるとそれなりにかっこよくなりますね。もっとも、この男とコモドゥスのおかげで、ヘラクレスというとバカそうな連想が浮かんでヘラクレスに気の毒ではあります。
(私はもう一つ、『エロイカ~』に出てきた享楽的なアテネの富豪のコードネームも思い出します。「ヘラクレス」というより「ディオニュソス」だと評されていたのに。)