

撮影日は10月25日、テスト内容は「望遠鏡用アイピースTPL18mm」と「顕微鏡対物レンズWREYMER PLAN 5×」を使用しての 解像度比較です。
〈顕微鏡対物レンズWREYMER PLAN 5×で撮影した土星〉

2024/10/25 20h49m μ210+WREYMER PLAN 5×+ADC+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=8700mm (F/37)
Shutter=75.95ms Gain=367 (76%) Duration=180s Autostakkert3 50%
〈望遠鏡用アイピースTPL18mmで撮影した土星〉

2024/10/25 21h18m μ210+TPL-18mm+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=9000mm (F/38)
Shutter=77.34ms Gain=353 (73%) Duration=180s Autostakkert3 50%
〈確認のために再度WREYMER PLAN 5×で撮影した土星〉

2024/10/25 21h22m μ210+WREYMER PLAN 5×+ADC+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=8700mm (F/37)
Shutter=83.90ms Gain=353 (73%) Duration=180s Autostakkert3 50%


〈考察〉
・パラメーターに記録されている合成焦点距離は、望遠鏡用アイピースTPL18mmが9000mm (F/38)で、顕微鏡対物レンズWREYMER PLAN 5×は8700mm (F/37)だったので、PLAN 5×の方が拡大率としてはやや小さいが画像上ではほぼ同じ大きさであった。
・解像度は顕微鏡対物レンズWREYMER PLAN 5の方がややキレがあって精細な感じに見えるが気流の違いも考えられるので解像度についてはさらにテストを重ねて判断したい。
さてさて、これまでも顕微鏡対物レンズで土星を撮影したことはあったよなぁ~と思っていたのですが、確認したところ今回が初撮影だったようで…まさかの記念すべき顕微鏡対物レンズで撮影した土星のファースト画像となりました~。(気付くのが遅すぎる!)
11/3-11/4は天気が良かったので、顕微鏡対物レンズWREYMER PLAN 5 + Apollo-Cのカメラテストを土星・木星・火星で行うことができました。その様子は次回のブログで~。

そうですか,顕微鏡対物レンズで土星を撮影したのは初めてだったんですね。去年は顕微鏡レンズを使い始めたのはもう土星シーズンは終わっていたのですね。それにしても,1年ぶりに見ましたが顕微鏡対物レンズの写りは相変わらずいいですね!比較に2つ並べると,明るさの違いは拡大率とGAINの関係で複雑でしょうから一概には言えませんが,どちらもよく写っています。私は今年も旧システム旧カメラでがんばります!
ご覧いただきありがとうございます。顕微鏡対物レンズ拡大撮影システムは完成したのが今年の1月30日だったので土星は対象外だった(自分のことなのに忘れてました~)ようです。今回はニュー惑星カメラテストの一環として使っただけだったのですが思った以上に性能を発揮したので驚いているところです。ただ単にニュー惑星カメラとの相性が良かったということも考えられるのでしばらくテスト撮影を続けてみたいと考えてます。