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晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

月齢5.1

2011年05月08日 | 青空の中の月
今日は朝から青空が広がって、気温も高め…、
気持ちのよい一日になると思いきや、お昼頃、突然、
空が暗くなり、なんと雷がピカピカ!ゴロゴロ!

テレビには「竜巻注意報1号が発表されました」の字幕までが…、
ふひょ~、宮城県では見たことがない注意報です。

幸い竜巻は発生しなかったようですが、なんとも不気味な空模様です。
ところが、40分後には急速に天気が回復して空は青空に…、

しか~し、今度は大風です。暴風がビュー!ビュー!吹き荒れています。
風速計で計測してみると瞬間最大風速は20メートルを超えています。

なんとも変な天気の一日でしたが、夕方、青空の中に
月齢5.1の六日月が見えました。

六日月(月齢5.1)

5.8 18:24:41 BORG60n 2× D90 ISO200 1/25 (トリミング)

上弦は3日後、11日(水)の5時33分です。この時間は
まだ月が昇ってないので、5月は上弦の瞬間が見られません。

上弦の瞬間が見られるのは意外と少なく、来月以降は7月と8月と
10月と12月だけです。(それだけ見られりゃ十分ですね。 )

月齢21.5(下弦の月)

2011年01月26日 | 青空の中の月
今日は下弦の月…、
しか~し、早朝に撮影した月は少しだけふくらんでいます。

撮影時の月齢は21.5、輝面比は0.57です。輝面比が0.50になる下弦は今日の夜、
21時57分です。そのときはまだ月が昇っていないので、日本からは見られません。

今夜月が昇ってきたとき(27日0時30分)には輝面比が0.48になっていますので、
欠け際が少しだけへこんだ月になっています。2月は下弦の時刻が08時26分なの
で、晴れていれば撮影することができそうですね。

月齢21.5(輝面比0.57)

2011.1.26.7:16:22 BORG60 Powermate2× ISO200 1/320(トリミング)

こちらは25日に撮影した下弦前日の月、輝面比は0.68もあります。

月齢20.5(輝面比0.68)

2011.1.25.7:10:09 BORG60 Powermate2× ISO200 1/400(トリミング)

月齢18.5

2011年01月23日 | 青空の中の月
ISSを見送った後はBORG60で月の撮影です。

撮影時の月齢は18.5、輝面比は0.88です。

2011.1.21.6:46:57 BORG60 Powermate2× ISO200 1/250(トリミング)

今日の日の出は6時47分…、実はこの時間、すでに空は青空です。

2011.1.21.7:01:47 BORG60 Powermate2× ISO200 1/400(トリミング)

青空の中の月を見た目通りに写すのはなかなか難しいことですが、なんとか
出来るようになってきました。ちなみにこの写真は画像処理と色補正の後処理
を全くしていません。100%のフレッシュ生画像です。(笑)

月齢21.1

2010年12月27日 | 青空の中の月
時刻は06時15分、布団から抜け出して窓の外を見ると…、
ほひょ、晴れています。日の出30分前ですが、空はブルーです。

12.27 06:31:07 D90 ISO800 XR DiⅡ18-200mm f18mm 1/60 F4

南の空ではまだ金星が見えています。明るさは-4.5等級です。

西の空では月が輝いていました。明日が下弦です。

12.27 06:31:14 D90 ISO800 XR DiⅡ18-200mm f18mm 1/40 F3.5

今日の空は透明度がとてもいいようで、月がシャープに見えました。

12.27 06:49:44 BORG60n Powermate2× D90 ISO200 1/320

発達した低気圧が通過して空気中のチリが洗われたようですね。
このまま夜も晴れるといいのですが、今夜はくもり/雪の予報。

明日以降も良くないです。年末にかけて大荒れの予報です。

青空の中の戻り三日月(月齢27.1)

2010年11月04日 | 青空の中の月
今日はSTS-133(ディスカバリー)のリフト・オフです。

早起きしてNASA・TVをクリックすると…、あら~、なんと
電気系統のトラブルで打ち上げは明日に延期のようです。

現在時刻は4時30分です。トホホです。外を見ると
空はドン曇り…、雲量10です。月の撮影も無理のようです。

仕方なく、仕事をして時間をつぶすこと2時間…、

ふと、外を見ると、なんとドピーカン!雲量0です。
さっきまであった雲はどこに行ってしまったのでしょう?

おっと、それなら月齢27の月、戻り三日月が青空の中で
見えるか、試してみましょう。

眼視ではまず見えないので、双眼鏡で探すことにしましょう。
6時30分の月の位置は、方位312゜ 高度28゜です。

う~む、見えません…、捜天すること2回目、ほひょ、ありました!
眼視で確かめる前に、月が庭木の上に見える位置に移動して…、

双眼鏡を外して肉眼で見ると…、ふひゃ、見えました!

11.4 07:04:21 f95mm F10 NIKON D90 ISO200 1/640

かな~り、細いですが、はっきり見えます。驚きです。

11.4 07:03:41 f200mm F10 NIKON D90 ISO200 1/400

今日の月の輝面比は0.07、三日月とほぼ同じです。

太陽からの離角は07時00分で 30゜53'58"です。

11.4 07:04:40 f18mm F10 NIKON D90 ISO200 1/640

こちらはBORG60で撮影した青空の中の月齢27.2

11.4 06:52:35 BORG60n Powermate2× D90 ISO200 1/200

こちらはコントラストとカラー補正をした写真

11.4 06:52:20 BORG60n Powermate2× D90 ISO200 1/160

今日は透明度がすこぶる良かったようで、10時10分に見たときも
肉眼ではっきり見えました。

秋は白道が立ち上がっているので、透明度さえ良ければ新月
の前々日の月が昼間でも見えるんですね~、ビックリです。

STS-133のリフト・オフは見られませんでしたが、まさに、早起きは
三文の徳でした。

PLフィルターのテスト撮影~月齢26.2~

2010年11月03日 | 青空の中の月
ふむ、今日(11/3)の月齢は26.2…、今朝は晴れていたので、
早起きすれば27日月が撮影できたかもしれません。残念!

下弦が10月30日だったので、今日は下弦の翌々々々日の月となります。
9月5日の昼間に見た月は下弦の翌々々日でしたが月齢は今日とほぼ同じ26.4…、

ということは、条件さえ良ければ月が見えるかもしれません。探してみましょう。

現在時刻、8時5分の月の位置は、方位352°高度47°です。眼視では…
見えません。双眼鏡で探してみると…、おっと、すぐ見つかりました。

いちど位置が分かると眼視でもすぐに見つかります。細い月です。

今日の月(月齢26)は輝面比でいうと四日月と同じです。ということで
月齢26の月はこれから「戻り四日月」と呼ぶことにしましょう。

太陽に近い場所で月が見えたので、PLフィルターを使った撮影の
テストをしてみましょう。

今日のテーマは「太陽から近い所にある月でPLフィルターの効果はあるか?」です。

こちらはふつうのズームレンズで撮影した戻り四日月

11.3 08:41:02 f70mm F10 NIKON D90 ISO200 1/1600

こちらはズームレンズ200mmで撮影した月(コントラスト補正)

11.3 08:42:01 f200mm F14 NIKON D90 ISO200 1/500

太陽との位置関係はこんな感じ(離角 44゜08'53")

11.3 08:46:33 f22mm F18 NIKON D90 ISO200 1/125
明るさ・コントラスト補正

では、BORG60でテスト撮影開始です。

PLフィルターなし(補正無し)

11.3 08:36:59 BORG60n Powermate2× D90 ISO200 1/640


PLフィルター装着(補正無し)

11.3 08:34:16 BORG60n Powermate2× D90 ISO200 1/500

ふ~む、全くと言っていいほど効果なしです。いくらPLフィルターを回しても
空の色が濃くなりません。逆にND効果が働いて露出不足になります。

結論として「太陽離角<44゜ではPLフィルターの効果はない」と言える
ようです。今後、チャンスを見てさらにテストを重ねましょう。

今日は北西の季節風にのって、雲の往来が多かったのですが
11時すぎ(方位50°高度33°)でも、月がはっきり見えていました。

戻り四日月は位置さえ分かれば、けっこうはっきり見える月のようですね。

戻り三日月はどうでしょう?今まで、戻り三日月は昼間は見えない…。
と思っていましたが、試してみる価値はありそうですね。

天気の良い日に、挑戦してみることにしましょう。

~おまけの写真~

11.3 08:36:18 BORG60n Powermate2× D90 ISO200 1/125
PLフィルターなし(コントラスト・明るさ補正)

昼間の月をきれいに撮る方法

2010年10月29日 | 青空の中の月
早朝、月齢21.1の月がきれいに見えていました。10月30日が下弦なので、
今日は下弦前日の月ということになります。早速、撮影してみましょう。

いつも思うことですが昼間の月って…、撮影すると白っぽくなって、
うまく撮れた試しが一度もないんだよなぁ~。…と、思いのあなた!

そんな悩みを一発で解消してくれるとても便利なものがあります!
その名はズバリ…、「PLフィルター」。これを使えば昼の月もバッチリ!

注:PLフィルターの原理・効果・使用法については紙面の都合上、ご紹介
できませんので、各自で検索して下さい。(笑)

では、早速テストしてみましょう。まずはPLフィルターを使わない
ノーマル状態での撮影です。撮影システムはBORG60 2× です。

2010.10.29 06:37:29 BORG60n Powermate2× D90 ISO400 1/320

ふむ、空の色はきれいに出ていますが月面のコントラストが弱いですね。
コントラストを上げるため露出を2~3段階アンダーにしてみましょう。


2010.10.29 06:38:00 BORG60n Powermate2× D90 ISO400 1/800

さて、いかがでしょうか。この辺が適正露出のように感じます。
さらに、露出を抑えるとどうなるか試してみましょう。


2010.10.29 06:39:34 BORG60n Powermate2× D90 ISO400 1/2000

ほう、月面のコントラストは良くなりましたが、空の色が暗くなってしまい
まるで、夜のようです。露出が足りない分、解像度も悪くなっています。

では、ここでPLフィルターの登場です。このPLフィルターはフィルムカメラに
使っていたものでかなり古いものです。(ビンテージ度数は30年)

フィルター径は55mmなのでBORGにつけるためには62mm→55mmの
ステップダウン・リングが必要です。探したらマルミでありました。

中央がステップダウン・リング、右がPLフィルター(ケンコー製)径55mm

ではPLフィルターを装着して撮影した写真をご覧下さい。

PLフィルター装着

2010.10.29 06:35:40 BORG60n Powermate2× D90 ISO400 1/160

PLフィルターの効果は「青はより濃く、白はより白く」です。そのため、
月面の海と高地のコントラスト比が格段に向上しています。

PLフィルター装着

2010.10.29 06:35:53 BORG60n Powermate2× D90 ISO400 1/250

背景が暗くなるほど絞り込んでも月面のコントラスト比が良好です。

今回の撮影は、ピントの追い込みが甘かったのでかなりピンぼけ
ですが、PLフィルターの効果は一応見られたようです。

PLフィルターの効きは太陽からの離角によってかなり違いますので、
その辺については、今後さらにテストを重ねることにしましょう。

下弦の月

2010年10月01日 | 青空の中の月
早朝、青空の中に下弦の月が見えました。

2010.10.1 07:05:13 BORG60 D90 ISO200 1/2000 レベル調整

撮影時の月のデータ
月齢:22.5 視直径:32.0' 輝面比:0.53
赤経:06h17m54.0s 赤緯:+23゜19'08" (J2000)
赤経:06h14m51.5s 赤緯:+23゜20'20" (B1950)
赤経:06h18m34.5s 赤緯:+23゜18'52" (視位置)
黄経: 94゜15'32" 黄緯:-00゜03'18"
銀経:188゜27'51" 銀緯:+03゜31'32"
方位: 63.064゜ 高度: 63.425゜
出22:39 南中05:14 没12:50
測心距離: 37.34万km 地心距離: 37.91万km
中央経度: -6.6゜ 中央緯度: -0.3゜

この時間の下弦の高度は63°もあります。
けっこう、高いところに見えました。