低緯度オーロラが東北でも見られるかもしれない… というニュースが流れてきたので妻と二人でオーロラ・ウオッチングに行ってきました~。
観望場所はスプリングバレー仙台泉スキー場です。スプリングバレーは仙台市内から車で30分の近さですが泉ヶ岳の北側にあるので北天の星空がそこそこキレイに見える場所です。
とは言っても仙台で低緯度オーロラは見えないよな~、今夜は20時30分頃にISSが北極星近傍を通過するのでそれを見たら帰ることにしよう…と思って家を出たのが19時45分頃、
スプリングバレーまでは自宅から30分なので天文薄明が終わる20時20分頃にちょうど着くのでタイミングとしてはバッチリです。スキー場に着くまでは何かしらの野生動物と出逢うのでそれも楽しみですが今日見られたのはタヌキいっぴきと飼い猫と思われるかわいいニャンコでした。(なぜ!?)
さて、スプリングバレースキー場に着きました。天頂の高いところには北斗七星が、西の空低いところではまもなく沈もうとする四日月が傾いていました。で、北極星の下を見ると… ん!?、空の色がいつものニュートラルグレーではなく、赤みを帯びているように見えます。
いやいや、期待値が脳を錯覚させることは何度も経験済みなので、これは、そうだったらいいのになぁ~現象だ、と思って写真を撮ってみると… わぉ!! 空が赤い! こ、これは…
本日のファーストショット!
2024/5/11 20h20m22s D810A NIKON28mm f2.8 ISO4000 10sec
これは低緯度オーロラで間違いないようです。 仙台でオーロラが見られるとは… 超オドロキです!
東の方を見るとケフェウス座付近まで広がっています。その先はいつもの空の色です。
西の方はぎょしゃ座付近で色が薄くなっているようです。
オーロラの色が一番濃いところは真北よりやや西側のように見えます。
2024/5/11 20h26m46s D810A NIKON28mm f2.8 ISO6400 20sec
う~む、信じられないけど目の前にオーロラが広がっています…カーテンのようなひらひらとしたオーロラでないけどこれも本物のオーロラです。これはスゴイ…
…とオーロラの撮影に夢中になっているとISSがすでに北極星を通過していました! わぉ!!
低緯度オーロラとISSのツーショット!
2024/5/11 20h32m17s D810A NIKON28mm f2.8 ISO6400 10sec
あわててISSを撮影していると、後ろで妻が「あれがISSなの? 速い!あんなに速いの?すご~い!」としきりに言ってましたが、思うにISSの高度が低く、山並みをかすめるように進んだので速さが強調されて見えてるんだ~と確信しましたがあえて説明はしませんでした。
さて、この時間の四日月(月齢3.3)はこの位置にあります。月明かりでオーロラとの境界が分かりにくくなってる感じがしますが、月明かりがあっても写っているのは驚異的と言えますね。
2024/5/11 20h34m24s D810A NIKON28mm f2.8 ISO6400 10sec
しばらくオーロラウオッチングを楽しんでいましたが、20時45分頃から雲が流れてきてオーロラが薄くなり始めました。
2024/5/11 20h51m04s D810A NIKON VR24-70mm f/2.8 ISO6400 f24mm F2.8 10sec
肉眼でも空の赤みを感じなくなってきたので名残惜しいですが観望会は終了です。
本日のラストフォト
2024/5/11 20h54m37s D810A NIKON VR24-70mm f/2.8 ISO6400 f24mm F2.8 13sec
本日のオーロラ・ウオッチングは、東北で低緯度オーロラが見える可能性があると言っても、やっぱり仙台ではオーロラは見えなかったね~というオチになると100%思っていたので、眼視で夜空が赤っぽく見えたときはホントに信じられない気持ちでした。
いつか見たいと思っていたオーロラがまさか地元の仙台で見られることになるとは… まさに事実は小説よりも奇なり~ですね。
観望場所はスプリングバレー仙台泉スキー場です。スプリングバレーは仙台市内から車で30分の近さですが泉ヶ岳の北側にあるので北天の星空がそこそこキレイに見える場所です。
とは言っても仙台で低緯度オーロラは見えないよな~、今夜は20時30分頃にISSが北極星近傍を通過するのでそれを見たら帰ることにしよう…と思って家を出たのが19時45分頃、
スプリングバレーまでは自宅から30分なので天文薄明が終わる20時20分頃にちょうど着くのでタイミングとしてはバッチリです。スキー場に着くまでは何かしらの野生動物と出逢うのでそれも楽しみですが今日見られたのはタヌキいっぴきと飼い猫と思われるかわいいニャンコでした。(なぜ!?)
さて、スプリングバレースキー場に着きました。天頂の高いところには北斗七星が、西の空低いところではまもなく沈もうとする四日月が傾いていました。で、北極星の下を見ると… ん!?、空の色がいつものニュートラルグレーではなく、赤みを帯びているように見えます。
いやいや、期待値が脳を錯覚させることは何度も経験済みなので、これは、そうだったらいいのになぁ~現象だ、と思って写真を撮ってみると… わぉ!! 空が赤い! こ、これは…
本日のファーストショット!
2024/5/11 20h20m22s D810A NIKON28mm f2.8 ISO4000 10sec
これは低緯度オーロラで間違いないようです。 仙台でオーロラが見られるとは… 超オドロキです!
東の方を見るとケフェウス座付近まで広がっています。その先はいつもの空の色です。
西の方はぎょしゃ座付近で色が薄くなっているようです。
オーロラの色が一番濃いところは真北よりやや西側のように見えます。
2024/5/11 20h26m46s D810A NIKON28mm f2.8 ISO6400 20sec
う~む、信じられないけど目の前にオーロラが広がっています…カーテンのようなひらひらとしたオーロラでないけどこれも本物のオーロラです。これはスゴイ…
…とオーロラの撮影に夢中になっているとISSがすでに北極星を通過していました! わぉ!!
低緯度オーロラとISSのツーショット!
2024/5/11 20h32m17s D810A NIKON28mm f2.8 ISO6400 10sec
あわててISSを撮影していると、後ろで妻が「あれがISSなの? 速い!あんなに速いの?すご~い!」としきりに言ってましたが、思うにISSの高度が低く、山並みをかすめるように進んだので速さが強調されて見えてるんだ~と確信しましたがあえて説明はしませんでした。
さて、この時間の四日月(月齢3.3)はこの位置にあります。月明かりでオーロラとの境界が分かりにくくなってる感じがしますが、月明かりがあっても写っているのは驚異的と言えますね。
2024/5/11 20h34m24s D810A NIKON28mm f2.8 ISO6400 10sec
しばらくオーロラウオッチングを楽しんでいましたが、20時45分頃から雲が流れてきてオーロラが薄くなり始めました。
2024/5/11 20h51m04s D810A NIKON VR24-70mm f/2.8 ISO6400 f24mm F2.8 10sec
肉眼でも空の赤みを感じなくなってきたので名残惜しいですが観望会は終了です。
本日のラストフォト
2024/5/11 20h54m37s D810A NIKON VR24-70mm f/2.8 ISO6400 f24mm F2.8 13sec
本日のオーロラ・ウオッチングは、東北で低緯度オーロラが見える可能性があると言っても、やっぱり仙台ではオーロラは見えなかったね~というオチになると100%思っていたので、眼視で夜空が赤っぽく見えたときはホントに信じられない気持ちでした。
いつか見たいと思っていたオーロラがまさか地元の仙台で見られることになるとは… まさに事実は小説よりも奇なり~ですね。
すごいものを見せていただきました!
「あきらめたら、そこでおしまいですよ。」という有名なフレーズが頭に浮かびます。娘に「青森でも見えてるってよ。」と言われて一応マンション8階に行って北天を見ました。光害が多いとか目が慣れるのは時間がかかるとかモヤとか薄雲があるとかネガティブ発言をして戻りました。やってみなけりゃ分からない、ですね。これも日頃の行いの差です。まぁ、22時頃だったので遅かったでしょうか。全世界が空を見上げたんでしょうね!
いや~、まさかホントに出現するとは思ってもいませんでした。今回のフレアの規模を考えると北海道で見られるのは確実で、東北は北の方だったらそのおこぼれが見られるだろうと予想していたので、ファーストショットの画像を見た瞬間の衝撃はは百武彗星を見たときレベルの大きさでした。肉眼で見た淡い赤い色はまさに「赤気」という言葉がぴったりの色合いで、昔の人が山火事と間違えたという逸話はそのとおりだなと思えました。
以前から「雨の確率100%でも現地の天気は現地に行かないと分からない」の精神で遠征してましたが、「出現率が0%でもそれは確定数値ではない」という気持ちを持って出かけるのが時として幸運につながるのかな~とあらためて感じました。
仙台放送ニュースをYouTubeで見ましたよ!
すごい取材をされていましたね!少しシュッとしたのではないですか?
お見事でした〜。
どーもです。よもやオーロラが見えるとは思ってもいませんでしたが、まさか取材を受けることになるとはまったく思っていませんでした~。自宅での取材だったので緊張でしたがTVクルーの皆さんがとても優しい方々だったので撮影を無事終えることが出来ました。取材を受けた側からすると放送に使えるところはあるのかな~と思ってましたが、オンエアを見てさすがプロの編集は凄いな~と感じました。(シュッと見えるのも編集のおかげ!?)