今年も「横田基地 日米友好祭 フレンドシップ・フェスティバル」に行ってきました~。
今回は事前準備もバッチリ! 横田基地フレンドシップ・フェスティバルの攻略本と言っても過言ではないほどのクオリティで詳細レポートをお送りしま~す。(←自画自賛)
日米友好祭2024のスタート地点は前泊として利用した昭島駅近くの某ビジネスホテルです。朝食会場に行くと長玉レンズを小脇に抱えた人や大きなカメラリュックを背負った人が全体の8割ほどで外では早くも朝食を終えて出発するグループも見られました。
で、ホテルをチェックアウトして昭島駅で青梅線に乗車したのは8時05分ごろ、昨年は拝島駅で降車しましたが、今年は牛浜駅から第5ゲートまでのルート確認のためあえて牛浜駅で降車します。
拝島駅では昨年のような「当駅での降車にご協力を~」のアナウンスはありませんでしたが横田基地へ向かう人の8割が降車して、残りの2割が牛浜駅での降車という感じでした。
牛浜駅へ到着したのは8時15分頃…改札を出ると係の人が「横田基地へ向かう人は右側へお進みくださ~い」と誘導しています。右へ進むと先に改札を出た人の列が続いているのでその後を歩いて第5ゲートへ向かいます。
さて、この列がどこでストップするかで混み具合が分かるのですが、はて、列は止まることなく第5ゲートへ向かってひたすら進みます。なんと、第5ゲート前で誘導をしているDLポリスの声が聞こえるところまで来て止まりました。距離にして第5ゲートまで150mというところです。
小耳に挟んだ情報によると「牛浜駅で降車した人がルート16号線を左折した方向に列を伸ばして東福生駅からの列と合流してしまったので、そちらの列を先に入場させるため牛浜駅列の入場はいつになるか分からない」とのこと。わぉ!(こんな感じです→地図)
その情報どおり、1ミリも動かない時間が30分間以上も続きましたが8時50分頃に列が少し前に進んだので列越しに第5ゲート交差点を見ると、ほほう、今年は東福生駅列と拝島駅列を同時に入場させているようです。おっと、牛浜駅列も入場を開始しています!
そこからは順調に進んで9時05分に第5ゲートを通過!、身分証(免許証)の提示と荷物チェックを受けるゲートではかなりの混雑でしたが、すべてのチェックを終えて入場した時刻は9時20分でした。今日は初日の5月18日(土)なので日曜ほどの混雑はなかったようです。少し歩くと広~いブースエリアが見えたのでここでカメラリュックからイチデジを出して撮影の準備です。
横田基地友好祭は地上展示がメインなので今回のレンズは広角レンズのみです。さて、ゲートを入って最初にお出迎えをしてくれるのは航空自衛隊ブースのゆるキャラ「はやてくん(ハイタカ姿のF-35)」です。さっそく写真を撮ろうとカメラの電源を入れると、はて、電源が入りません…
バッテリーの接触不良か?と思ってバッテリー扉を開けると…、え!? 接触不良どころかバッテリーそのものが入っていません! なぬ~、なんたる大失態! 充電して充電器をコンセントから外してそのままカメラバッグに入れてしまったようなので、つまり昭島駅近くの駐車場でお留守番をしているということです。
う~む、これにはさすがにへこみましたが、持参レンズは広角なのでスマホのカメラで代用できるっちゃ~できるので撮影は最小限にして、航空機の見学とグルメ実食をメインに友好祭をとことん楽しむことにしましょう!(←ポジティブシンキング!)
今回の友好祭攻略法ですが昨年の教訓を活かして、Aブースから時計回りで基地を一周します。これが一番効率の良い回り方です。アメリカングルメもチェック済みです。ハンバーガー・ブースは5カ所ありますが今回は一番人気の外人バーガーに行きます。アメリカンホームメイド・ケーキは「Frendship Action Committee」のチーズケーキ一択です。H2エリアにあります。
フライドオレオは「Yokota First Four Council J126」と「Cyber-zilla Booster Club G114 374CS」の2ブースがリストに記載されていたので行ってみましょう。では、さっそくH2ブースへレッツ・ゴー!
H2ブースは格納庫ステージの左側にあります。H2とH1はアメリカンスイーツとホームメイドケーキを、右側のH3はおもにグッズを販売していました。
「Frendship Action Committee」はとってもアメリカンな感じのお店です。プライスリストを見ると、ん?、聞いたことも見たことも無い「キーライム・パイ」なるものが売ってます。
お店の人に聞いてみると「フロリダでとれるキーライムを使って作るパイで、フロリダではポピュラーな食べ物だけど日本ではあまり知られていない」とのこと。これは迷わずゲットです!チーズケーキは次の機会にしましょう。
さあ、次は「インフォメーション」で本日の展示飛行スケジュールの確認です。ふむ、予定どおりで変更はないようです。では、次はDブースにある「外人バーガー」に行きます。お昼頃になると2時間待ちの列になるので早めのゲットです。
「外人バーガー」ブースの正式名称は「Eadle Airlifters(イーグル・エアリフターズ)」です。ブースに行くとマスコットのイーグルがお出迎えしてくれます。9時40分ですでにこの長さの列でしたが20分待ちで外人バーガーをゲットできました。(バーガーをオーダーするとスタッフ全員が声をそろえて「ワン、ガイジン、バーガー」と復唱するのでそれもお聞き逃しなく!)
さあ、次はいよいよ航空機地上展示エリアに突入です!ワクワク…
航空機地上展示エリアのトップバッターは、ロッキード C-130J スーパーハーキュリーズです。 C-130Jは68年の歴史を誇るハーキュリーズの最新型でエンジンをロールス・ロイス/アリソン製のAE 2100D3に、プロペラはハミルトン・スタンダード製の平面型四翅(54H60)からダウティ・ロートル製の三日月形六翅(R391)に変更しています。
「C-130 ハーキュリーズ」はどこへでも飛ぶことができて何でも運ぶことができる最高の航空機と言われており、力持ちで勇敢な神話上の英雄にちなんで「ヘラクレス(=ハーキュリーズはヘラクレスの英語読み)」の名前が付けられています。(ベトナム戦争時には1機で452人(通常の搭載人員は92人)を輸送したという武勇伝があるそうです。さすがヘラクレス!)
ちなみにロッキード社は星座にちなんだニックネームを飛行機につけるのが伝統らしく、自衛隊で使っていた哨戒機「P-2」には「ネプチューン( Neptune)」、現役の「P-3」には「オライオン(Orion)」という名がついています。
こちらは同じハーキュリーズですが航空自衛隊小牧基地所属の第1輸送航空隊 C-130Hです。全長は約40m、全幅は約30m、プロペラブレードは4枚です。
↓ こちらも航空自衛隊の飛行機ですが、「航空保安無線施設」の機能を点検する「飛行点検機 U-680A」という機体です。航続距離が長く短距離での離着陸ができることから、日本の最東端の南鳥島に行ける数少ない航空機のひとつだそうです。所属基地は入間基地で 保有機数は2機です。
こちらは新田原基地所属の F-15J 戦闘機、梅組 305 飛行隊です。
さて、ここからはいよいよ米空軍戦闘機展示エリアに入ります。ワクワク…
最初にお目見えするのはEA-18G 電子戦機 グラウラーです。
で、こちらは沖縄県嘉手納基地に暫定配備中の F-16(サウスダコタ州空軍 114FW 179FS LOBOS SOUTH DAKOTA)です。ステルス能力をアップさせた濃いグレー色の特別な塗装が施されている Have Glass Vバージョンといわれる機体のようです。F-16は2機展示していました。
↓ こちらの尾翼にブルドッグが描かれたF-16が2機目(ミネソタ州空軍 148FW 179FW DULUTH)ですが、その向こうに見えるのが…そうです!今回の展示機の目玉! F-22ラプターです!
↓ これが世界最強のステルス戦闘機 F-22 ラプターだ~! なんか薄っぺらで突起がないぞ~!
友好祭での展示は12年ぶり、所属はハワイ州 第119戦闘飛行隊で嘉手納基地からの飛来です。
機体正面からの画像はこちら→photo、photo
さて、F-22は戻ってきたときにまたじっくり見るとして、この先の大型機展示エリアに行ってみましょう。昨年はここで断念したのでここからは未体験ゾーンです。大型機展示エリアまではかなり距離がありますが頑張って歩くことにしましょう。ファイト~!
大型機展示エリアの一番手前にいるのは、C-17 グローバルマスターⅢです。
C-17の後ろ側に回ると飛行機の中を見学できる列が伸びていました。現在時刻は10時20分です。時間に余裕があるので並んでみたのですが… なぜか列はちっとも進みません。
しばらくして気付いたのですが、この列はコックピット着座体験待ちの列でした~。せっかくなので並びましたが機体(荷室)に入るまで小1時間、そこからコックピットに入るまで30分かかりました。
こちらは機体の中から見た待機列(横田基地公式HPより)
なので、11時から始まったC-130からの静止線ジャンプ降下と空挺団・降下は並んでいる途中で機体越しに見ることになりました。静止線ジャンプは落下をコントロールして決められたラインに着地する降り方で空挺団降下は重い荷物をぶら下げた状態で安全に降下する方法のようです。
さて、待機列は機体の中に入りましたがなかなか進みません。11時40分頃にやっとコックピットに登るはしご付近までたどり着きました。あと少しです。この時、展示飛行をする2機のF-16が轟音を響かせながら離陸していきました。
うわ~、F-16の展示飛行見られるかな~? と思っていると、係の軍人さんが昇っていいよと合図を送っています。やったー! 狭いはしごを登ると、おー、コックピットです。前に並んでいた人がコックピットに着座しています。
お、前の人が席を離れました。パイロット交代です! うわ~狭い! どうやって乗り込めばいいのか、どちらの足から踏み出せばいいのか、迷いました。笑 なんとか着座して操縦桿を握ります。C-17 グローバルマスターは大型機なのに操縦桿がハンドル式ではなくスティックタイプです。
操縦席は高い位置にあるので眺めがいいです。下を歩く人が小さく見えます。その時です! 轟音と共にF-16が目の前をものすごいスピードで通過して行きました!うひょ~、C-17 のコックピットで操縦桿を握りながら高速パスのF-16が見られるなんて… 至福の時です。待った甲斐がありました~。
C-17 グローバルマスターのコックピット着座は超貴重な体験でした~。
飛行機を降りてからコックピットを見上げてみると、確かにその高さにはいまさらですが驚きを感じます。よく見ると操縦席の窓は内側に開いている状態でした。コックピットにいるときはまったく気付きませんでした~。(^^ゞ
お、轟音と共にF-16が再びやって来ました。どうやら基地上空を何周もしているようです。これは大サービスです! 2機とも三沢基地所属のPACAF F-16 Demo Teamですが2番機は尾翼に黒イタチが描かれている特別機です。この機体が展示飛行をすることは少ないのでこれまた大サービスのようです。
F-16の展示飛行を見ながらやってきたのは大型展示エリアの2機目「川﨑C-2」です。C-2は昭和45年初飛行した純国産の輸送機です。こちらも貨物室の見学ができましたが、昨年の三沢航空祭で体験済みなので今回はパスです。
大型展示3機目は「KC-135R空中給油機」です。こちらはコックピット見学を行っていました。
↓ KC-135R空中給油機越しに見えたF-16展示飛行。F-16は30分以上展示飛行を続けていました~。
さて、ここで大型機の見学は終了です。大型機の展示は3機だけかぁ~と思って航空機展示マップをもう一度見ると… あれ!? そういえば、マップに載っているC-5ギャラクシーがどこにもいません!
後日の情報によると、到着が遅くなって5/18の夕暮れにやって来たとのこと。到着時は基地上空でお詫びの低空飛行を見せてから着陸したそうです。わぉ!残念ですがC-5ギャラクシーの見学は次回です。
さて、時刻は12時20分です。ここで昼食を取ることにしましょう。ランチスペースはKC-135R空中給油機の胴体下です。ミニ椅子に座ってchumsのエコバッグから外人バーガーとキーライムパイと取り出して、お楽しみのラ~ンチタイムです。
外人バーガーはフレンチマスタードとケチャップが別添になっていることから分かるように、中にソース類は一切入っていません。いや、ソースどころか野菜もピクルスも入ってないパテとチェダーチーズだけのシンプルバーガーです。(こんな感じ→photo)
えー、グルメバーガーといえば具がいっぱい挟まった背の高い豪華系バーガーが主流だし、これで1900円は高いんじゃないの? と思いのあなた… 違います。これでいいんです! そもそもハンバーガーはパテとバンズが主役! そのおいしさを味わうのが ザ・ハンバーガーなのです。
そして、何といってもこの牛肉100%のパテとチェダーチーズはC-17 グローバルマスターでアメリカから空輸してきたものなので、ここでしか味わえないバーガーです。しかもぶ厚いパテが3枚も入っていてこの値段は…はっきり言って、安すぎます。
おっと、さすがトリプルバーガーです。これ1個でかなり満腹になりました。では、デザートです。キーライムパイをいただきましょう。フォーク(余談ですがもらったプラスチック・フォークはアメリカのドラマでよく見るフォークで日本では見かけないタイプ)で一口食べると…
おー、爽やか…口に入れたとたんフロリダの風(←イメージ的にはNHKドラマ正直不動産で山Pが受けるアレ)を正面から感じました~。こ~れはオドロキです。アメリカのスイーツはどちらかと言うと甘さ強めで日本人には甘すぎるものが多いのですが、これは上品な甘さで…とても美味です!
キーライムの爽やかな酸味が、外人バーガーを食べた後のデザートとしてはピッタリでした。こんなにおいしいパイがアメリカにあるとは知りませんでした。これはリピート決定ですね。
さあ、昼食も終えたので、ここからは大型機展示エリアをあとにして復路を楽しむことにしましょう。後半のスタートは自衛隊機エリアからです。
↓ こちらは航空自衛隊のT-4 中等練習機 です。昨年はブルーインパルスと同じデザインの通称レッドインパルスを展示してましたが今年は普通のカラーリングタイプです。
↓ 百里基地所属のF-2A
↓ 陸上自衛隊 対戦車ヘリコプター AH-1S コブラ
↓ 陸上自衛隊 UH-1J ヒューイ
自衛隊展示機は以上の4機種でした。ではここで、F-22ラプターの展示場所に戻ってじっくり見ることにしましょう! 遠目から見てもこの2機は明らかにオーラーが違います。超クールです。
金蒸着を施したキャノピーの奥に見えるヘッドアップディスプレイが巨大な円形というのも他の戦闘機とは違ってさすが第5世代!と言いたいところですがー、なんか機体表面がつぎはぎだらけのように見えて、もはや古参機の様相を呈しているようにも感じました。(実際のところ今年の3月11日に初期バージョンではあるが32機のF-22を退役させることが決まっているので最新鋭機とは言い難い現状がある)
おっと、ここで午前中には気付かなかった驚愕の事実を発見! なんとF-22の向こうにカメラを持った人がたくさんいます! 機密だらけのステルス機では排気ノズル部を見せない傾向があるのですが、今回は大公開しているようです。12年前の展示では見せなかったそうなので超ビックリです。
さっそく行ってみましょう! まずはこちらが真横から見たフォルム
で、こちらが斜め後ろから見たフォルム、垂直尾翼でかいです。
そして… ジャジャ~ン、こちらが真後ろから見たフォルムです。さすがに排気ノズル部にはカバーが掛けてあります。そりゃ、そうですよね~。で、この排気ノズル部…
真後ろから見ると単純そうに見えますが、斜めから見ると複雑怪奇な形をしていることが分かります。
カメノテを彷彿とさせるフォルムですが、たぶん複雑な動きをする可動式になっているのでしょうね。
その他のズームアップフォト→photo1、photo2、photo3、photo4
いや~、後ろから見るF-22はなんとも言えない美しさがありますね~。思う存分堪能しました!
こちらはお隣にいるF-16のバックビューです。
なかなか、かっこいいですよね!
さて、では残りの展示機を見に行くことにしましょう。展示機見学の最後は民間機と米軍軽飛行機エリアです。
こちらはセスナ社が生産するビジネスジェット機 C-510 サイテーション・マスタングです。 超軽量ジェット機(Very Light Jet = VLJ)という新たなジャンルの小型ジェット機で、パイロット1名での運航が可能になっているそうです。
↓ 昨年に引き続き今年もホンダジェットが展示されていました。
さて、本日最後に紹介する飛行機はモーターグライダーのメーカーであるダイヤモンド・エアクラフト・インダストリーズが開発したDA40ダイヤモンドスターです。
この飛行機は航空機事故率が一般航空機の8分の1で失速事故は一度もないそうです、死亡事故率に関しては米国の一般航空業界で最も低く(0.35/100,000時間)て、エンジンオフ時の降下率はパラシュートを装着した飛行機よりも低い驚愕の降下率(毎分180-370メートル)を誇っているようです。
・操縦席photo→グラスコックピットGarmin G1000
さ~て、これで展示している航空機の見学は終了です。まもなくブースエリアに戻りますのでここでフライドオレオ探検隊出動!です。始めは、Jエリアにある「Yokota First Four Council」です。
到着しました~。おっと、ここは見るからにフライドオレオ推しの店構えです。値段は 4個で6ドル(¥900)です。昨年行ったお店は3個で¥600だったので円安影響かな?「アメリカではお祭り屋台の定番おやつ、外はカリッと中はしっとり、揚げたてをご準備します」という説明書きがありました。
では、次のお店に行ってみましょう。(← おい、買わないのかい!)
えー、次は Gエリアにある「Cyber-zilla Booster Club」です。
プライスリストを見ると「オレオ天ぷら、2こ=$4/¥600、4こ=$7/¥1000、6こ=$10/¥1500 とてもおいしい!!」と書かれてます。ゴジラが「頂きます!(Don't mind if I do)」と食い気味で言ってるアピールポスターがありますが、値段は先ほどのお店より若干高めです。
では、次に、気になるお店があったので少し戻ります。(← おい、ここでも買わないのかい!)
そのお店は Jエリアにある「Latin American Association(LAA)」です。
ここで目にとまったのは「プエルトリコライス ¥500」です。お店の人に聞いてみると「豆とお米をスパイスで煮たものでカレー風味に似てるけどちょっとちがう…味」だそうです。
昨年は見かけなかったのでいつもやっているお店なのかを聞くと「プエルトリコ出身の軍人さんたちが今年開いたお店なので…多分…毎年はやらないと思いますよ」とのこと。
そ~れは、迷わず購入ですね!プエルトリコライスとついでのグアバジュースゲットです。おいしいグアバジュースといえば、Hawaiian Sun のグアバネクター缶が定番ですが頂いたグアバジュースはそれを越えるおいしさでした~。
プエルトリコライスはスパイシーだけどマイルドで、どこかパラパラにしたチキンライスっぽいような味もするけど滋味深い味で…個人的には大好きな味でした。後日調べたら「アロス・コン・ガンデュレス」という郷土料理で主にクリスマスシーズンや特別な機会に出される料理だそうです。
横田基地友好祭では世界のめずらしい料理をこのように本場の味で食することができるのが楽しみのひとつですよね~。満足満足…
えー、購入はしませんでしたが、Fエリアにあるブース「SUMO-374th MXS Sumo Council Yokota」のカウボーイ・バーガーが外人バーガーと同じようなシンプルバーガーで良さげでした~。
さて、現在時刻は午後3時です。ミーティング・ポイントのC-130J前広場はかなり混んできました。
格納庫ステージで中部航空音楽隊の演奏(14時25分~14時55分)を聞いていましたが身動きできないほどの混雑ぶりでした。さて、日もだいぶ傾いて疲労度メーターもかなり上昇してきたのでそろそろ帰ることにしましょう。スマホのバッテリーは省電力モードになりましたが何とか持ちました。セ~フ!
今日一日でだいたいコンプリートした感はありましたが日曜夜に行われる花火はまだ見たことないのでいつの日か見てみたいものです。( ↑ 横田基地公式HPより Fire Works)
公式発表によると2024年の入場者数は2日間で30万2000人だったらしく、昨年が19万3000人だったので10万9000人の増だったそうです。わぉ! 今年は過去最高という激混みになりましたが事前準備をしっかりしたので十分楽しめた横田基地友好祭になりました。めでたしめでたし…
〈航空祭ブログ〉
三沢基地航空祭2023 観覧記録 2023.9.10
松島基地航空祭2023 観覧記録 2023.8.27
横田基地友好祭2023 観覧記録 2023.5.21
三沢基地航空祭2022 観覧記録 2022.9.11
今回は事前準備もバッチリ! 横田基地フレンドシップ・フェスティバルの攻略本と言っても過言ではないほどのクオリティで詳細レポートをお送りしま~す。(←自画自賛)
日米友好祭2024のスタート地点は前泊として利用した昭島駅近くの某ビジネスホテルです。朝食会場に行くと長玉レンズを小脇に抱えた人や大きなカメラリュックを背負った人が全体の8割ほどで外では早くも朝食を終えて出発するグループも見られました。
で、ホテルをチェックアウトして昭島駅で青梅線に乗車したのは8時05分ごろ、昨年は拝島駅で降車しましたが、今年は牛浜駅から第5ゲートまでのルート確認のためあえて牛浜駅で降車します。
拝島駅では昨年のような「当駅での降車にご協力を~」のアナウンスはありませんでしたが横田基地へ向かう人の8割が降車して、残りの2割が牛浜駅での降車という感じでした。
牛浜駅へ到着したのは8時15分頃…改札を出ると係の人が「横田基地へ向かう人は右側へお進みくださ~い」と誘導しています。右へ進むと先に改札を出た人の列が続いているのでその後を歩いて第5ゲートへ向かいます。
さて、この列がどこでストップするかで混み具合が分かるのですが、はて、列は止まることなく第5ゲートへ向かってひたすら進みます。なんと、第5ゲート前で誘導をしているDLポリスの声が聞こえるところまで来て止まりました。距離にして第5ゲートまで150mというところです。
小耳に挟んだ情報によると「牛浜駅で降車した人がルート16号線を左折した方向に列を伸ばして東福生駅からの列と合流してしまったので、そちらの列を先に入場させるため牛浜駅列の入場はいつになるか分からない」とのこと。わぉ!(こんな感じです→地図)
その情報どおり、1ミリも動かない時間が30分間以上も続きましたが8時50分頃に列が少し前に進んだので列越しに第5ゲート交差点を見ると、ほほう、今年は東福生駅列と拝島駅列を同時に入場させているようです。おっと、牛浜駅列も入場を開始しています!
そこからは順調に進んで9時05分に第5ゲートを通過!、身分証(免許証)の提示と荷物チェックを受けるゲートではかなりの混雑でしたが、すべてのチェックを終えて入場した時刻は9時20分でした。今日は初日の5月18日(土)なので日曜ほどの混雑はなかったようです。少し歩くと広~いブースエリアが見えたのでここでカメラリュックからイチデジを出して撮影の準備です。
横田基地友好祭は地上展示がメインなので今回のレンズは広角レンズのみです。さて、ゲートを入って最初にお出迎えをしてくれるのは航空自衛隊ブースのゆるキャラ「はやてくん(ハイタカ姿のF-35)」です。さっそく写真を撮ろうとカメラの電源を入れると、はて、電源が入りません…
バッテリーの接触不良か?と思ってバッテリー扉を開けると…、え!? 接触不良どころかバッテリーそのものが入っていません! なぬ~、なんたる大失態! 充電して充電器をコンセントから外してそのままカメラバッグに入れてしまったようなので、つまり昭島駅近くの駐車場でお留守番をしているということです。
う~む、これにはさすがにへこみましたが、持参レンズは広角なのでスマホのカメラで代用できるっちゃ~できるので撮影は最小限にして、航空機の見学とグルメ実食をメインに友好祭をとことん楽しむことにしましょう!(←ポジティブシンキング!)
今回の友好祭攻略法ですが昨年の教訓を活かして、Aブースから時計回りで基地を一周します。これが一番効率の良い回り方です。アメリカングルメもチェック済みです。ハンバーガー・ブースは5カ所ありますが今回は一番人気の外人バーガーに行きます。アメリカンホームメイド・ケーキは「Frendship Action Committee」のチーズケーキ一択です。H2エリアにあります。
フライドオレオは「Yokota First Four Council J126」と「Cyber-zilla Booster Club G114 374CS」の2ブースがリストに記載されていたので行ってみましょう。では、さっそくH2ブースへレッツ・ゴー!
H2ブースは格納庫ステージの左側にあります。H2とH1はアメリカンスイーツとホームメイドケーキを、右側のH3はおもにグッズを販売していました。
「Frendship Action Committee」はとってもアメリカンな感じのお店です。プライスリストを見ると、ん?、聞いたことも見たことも無い「キーライム・パイ」なるものが売ってます。
お店の人に聞いてみると「フロリダでとれるキーライムを使って作るパイで、フロリダではポピュラーな食べ物だけど日本ではあまり知られていない」とのこと。これは迷わずゲットです!チーズケーキは次の機会にしましょう。
さあ、次は「インフォメーション」で本日の展示飛行スケジュールの確認です。ふむ、予定どおりで変更はないようです。では、次はDブースにある「外人バーガー」に行きます。お昼頃になると2時間待ちの列になるので早めのゲットです。
「外人バーガー」ブースの正式名称は「Eadle Airlifters(イーグル・エアリフターズ)」です。ブースに行くとマスコットのイーグルがお出迎えしてくれます。9時40分ですでにこの長さの列でしたが20分待ちで外人バーガーをゲットできました。(バーガーをオーダーするとスタッフ全員が声をそろえて「ワン、ガイジン、バーガー」と復唱するのでそれもお聞き逃しなく!)
さあ、次はいよいよ航空機地上展示エリアに突入です!ワクワク…
航空機地上展示エリアのトップバッターは、ロッキード C-130J スーパーハーキュリーズです。 C-130Jは68年の歴史を誇るハーキュリーズの最新型でエンジンをロールス・ロイス/アリソン製のAE 2100D3に、プロペラはハミルトン・スタンダード製の平面型四翅(54H60)からダウティ・ロートル製の三日月形六翅(R391)に変更しています。
「C-130 ハーキュリーズ」はどこへでも飛ぶことができて何でも運ぶことができる最高の航空機と言われており、力持ちで勇敢な神話上の英雄にちなんで「ヘラクレス(=ハーキュリーズはヘラクレスの英語読み)」の名前が付けられています。(ベトナム戦争時には1機で452人(通常の搭載人員は92人)を輸送したという武勇伝があるそうです。さすがヘラクレス!)
ちなみにロッキード社は星座にちなんだニックネームを飛行機につけるのが伝統らしく、自衛隊で使っていた哨戒機「P-2」には「ネプチューン( Neptune)」、現役の「P-3」には「オライオン(Orion)」という名がついています。
こちらは同じハーキュリーズですが航空自衛隊小牧基地所属の第1輸送航空隊 C-130Hです。全長は約40m、全幅は約30m、プロペラブレードは4枚です。
↓ こちらも航空自衛隊の飛行機ですが、「航空保安無線施設」の機能を点検する「飛行点検機 U-680A」という機体です。航続距離が長く短距離での離着陸ができることから、日本の最東端の南鳥島に行ける数少ない航空機のひとつだそうです。所属基地は入間基地で 保有機数は2機です。
こちらは新田原基地所属の F-15J 戦闘機、梅組 305 飛行隊です。
さて、ここからはいよいよ米空軍戦闘機展示エリアに入ります。ワクワク…
最初にお目見えするのはEA-18G 電子戦機 グラウラーです。
で、こちらは沖縄県嘉手納基地に暫定配備中の F-16(サウスダコタ州空軍 114FW 179FS LOBOS SOUTH DAKOTA)です。ステルス能力をアップさせた濃いグレー色の特別な塗装が施されている Have Glass Vバージョンといわれる機体のようです。F-16は2機展示していました。
↓ こちらの尾翼にブルドッグが描かれたF-16が2機目(ミネソタ州空軍 148FW 179FW DULUTH)ですが、その向こうに見えるのが…そうです!今回の展示機の目玉! F-22ラプターです!
↓ これが世界最強のステルス戦闘機 F-22 ラプターだ~! なんか薄っぺらで突起がないぞ~!
友好祭での展示は12年ぶり、所属はハワイ州 第119戦闘飛行隊で嘉手納基地からの飛来です。
機体正面からの画像はこちら→photo、photo
さて、F-22は戻ってきたときにまたじっくり見るとして、この先の大型機展示エリアに行ってみましょう。昨年はここで断念したのでここからは未体験ゾーンです。大型機展示エリアまではかなり距離がありますが頑張って歩くことにしましょう。ファイト~!
大型機展示エリアの一番手前にいるのは、C-17 グローバルマスターⅢです。
C-17の後ろ側に回ると飛行機の中を見学できる列が伸びていました。現在時刻は10時20分です。時間に余裕があるので並んでみたのですが… なぜか列はちっとも進みません。
しばらくして気付いたのですが、この列はコックピット着座体験待ちの列でした~。せっかくなので並びましたが機体(荷室)に入るまで小1時間、そこからコックピットに入るまで30分かかりました。
こちらは機体の中から見た待機列(横田基地公式HPより)
なので、11時から始まったC-130からの静止線ジャンプ降下と空挺団・降下は並んでいる途中で機体越しに見ることになりました。静止線ジャンプは落下をコントロールして決められたラインに着地する降り方で空挺団降下は重い荷物をぶら下げた状態で安全に降下する方法のようです。
さて、待機列は機体の中に入りましたがなかなか進みません。11時40分頃にやっとコックピットに登るはしご付近までたどり着きました。あと少しです。この時、展示飛行をする2機のF-16が轟音を響かせながら離陸していきました。
うわ~、F-16の展示飛行見られるかな~? と思っていると、係の軍人さんが昇っていいよと合図を送っています。やったー! 狭いはしごを登ると、おー、コックピットです。前に並んでいた人がコックピットに着座しています。
お、前の人が席を離れました。パイロット交代です! うわ~狭い! どうやって乗り込めばいいのか、どちらの足から踏み出せばいいのか、迷いました。笑 なんとか着座して操縦桿を握ります。C-17 グローバルマスターは大型機なのに操縦桿がハンドル式ではなくスティックタイプです。
操縦席は高い位置にあるので眺めがいいです。下を歩く人が小さく見えます。その時です! 轟音と共にF-16が目の前をものすごいスピードで通過して行きました!うひょ~、C-17 のコックピットで操縦桿を握りながら高速パスのF-16が見られるなんて… 至福の時です。待った甲斐がありました~。
C-17 グローバルマスターのコックピット着座は超貴重な体験でした~。
飛行機を降りてからコックピットを見上げてみると、確かにその高さにはいまさらですが驚きを感じます。よく見ると操縦席の窓は内側に開いている状態でした。コックピットにいるときはまったく気付きませんでした~。(^^ゞ
お、轟音と共にF-16が再びやって来ました。どうやら基地上空を何周もしているようです。これは大サービスです! 2機とも三沢基地所属のPACAF F-16 Demo Teamですが2番機は尾翼に黒イタチが描かれている特別機です。この機体が展示飛行をすることは少ないのでこれまた大サービスのようです。
F-16の展示飛行を見ながらやってきたのは大型展示エリアの2機目「川﨑C-2」です。C-2は昭和45年初飛行した純国産の輸送機です。こちらも貨物室の見学ができましたが、昨年の三沢航空祭で体験済みなので今回はパスです。
大型展示3機目は「KC-135R空中給油機」です。こちらはコックピット見学を行っていました。
↓ KC-135R空中給油機越しに見えたF-16展示飛行。F-16は30分以上展示飛行を続けていました~。
さて、ここで大型機の見学は終了です。大型機の展示は3機だけかぁ~と思って航空機展示マップをもう一度見ると… あれ!? そういえば、マップに載っているC-5ギャラクシーがどこにもいません!
後日の情報によると、到着が遅くなって5/18の夕暮れにやって来たとのこと。到着時は基地上空でお詫びの低空飛行を見せてから着陸したそうです。わぉ!残念ですがC-5ギャラクシーの見学は次回です。
さて、時刻は12時20分です。ここで昼食を取ることにしましょう。ランチスペースはKC-135R空中給油機の胴体下です。ミニ椅子に座ってchumsのエコバッグから外人バーガーとキーライムパイと取り出して、お楽しみのラ~ンチタイムです。
外人バーガーはフレンチマスタードとケチャップが別添になっていることから分かるように、中にソース類は一切入っていません。いや、ソースどころか野菜もピクルスも入ってないパテとチェダーチーズだけのシンプルバーガーです。(こんな感じ→photo)
えー、グルメバーガーといえば具がいっぱい挟まった背の高い豪華系バーガーが主流だし、これで1900円は高いんじゃないの? と思いのあなた… 違います。これでいいんです! そもそもハンバーガーはパテとバンズが主役! そのおいしさを味わうのが ザ・ハンバーガーなのです。
そして、何といってもこの牛肉100%のパテとチェダーチーズはC-17 グローバルマスターでアメリカから空輸してきたものなので、ここでしか味わえないバーガーです。しかもぶ厚いパテが3枚も入っていてこの値段は…はっきり言って、安すぎます。
おっと、さすがトリプルバーガーです。これ1個でかなり満腹になりました。では、デザートです。キーライムパイをいただきましょう。フォーク(余談ですがもらったプラスチック・フォークはアメリカのドラマでよく見るフォークで日本では見かけないタイプ)で一口食べると…
おー、爽やか…口に入れたとたんフロリダの風(←イメージ的にはNHKドラマ正直不動産で山Pが受けるアレ)を正面から感じました~。こ~れはオドロキです。アメリカのスイーツはどちらかと言うと甘さ強めで日本人には甘すぎるものが多いのですが、これは上品な甘さで…とても美味です!
キーライムの爽やかな酸味が、外人バーガーを食べた後のデザートとしてはピッタリでした。こんなにおいしいパイがアメリカにあるとは知りませんでした。これはリピート決定ですね。
さあ、昼食も終えたので、ここからは大型機展示エリアをあとにして復路を楽しむことにしましょう。後半のスタートは自衛隊機エリアからです。
↓ こちらは航空自衛隊のT-4 中等練習機 です。昨年はブルーインパルスと同じデザインの通称レッドインパルスを展示してましたが今年は普通のカラーリングタイプです。
↓ 百里基地所属のF-2A
↓ 陸上自衛隊 対戦車ヘリコプター AH-1S コブラ
↓ 陸上自衛隊 UH-1J ヒューイ
自衛隊展示機は以上の4機種でした。ではここで、F-22ラプターの展示場所に戻ってじっくり見ることにしましょう! 遠目から見てもこの2機は明らかにオーラーが違います。超クールです。
金蒸着を施したキャノピーの奥に見えるヘッドアップディスプレイが巨大な円形というのも他の戦闘機とは違ってさすが第5世代!と言いたいところですがー、なんか機体表面がつぎはぎだらけのように見えて、もはや古参機の様相を呈しているようにも感じました。(実際のところ今年の3月11日に初期バージョンではあるが32機のF-22を退役させることが決まっているので最新鋭機とは言い難い現状がある)
おっと、ここで午前中には気付かなかった驚愕の事実を発見! なんとF-22の向こうにカメラを持った人がたくさんいます! 機密だらけのステルス機では排気ノズル部を見せない傾向があるのですが、今回は大公開しているようです。12年前の展示では見せなかったそうなので超ビックリです。
さっそく行ってみましょう! まずはこちらが真横から見たフォルム
で、こちらが斜め後ろから見たフォルム、垂直尾翼でかいです。
そして… ジャジャ~ン、こちらが真後ろから見たフォルムです。さすがに排気ノズル部にはカバーが掛けてあります。そりゃ、そうですよね~。で、この排気ノズル部…
真後ろから見ると単純そうに見えますが、斜めから見ると複雑怪奇な形をしていることが分かります。
カメノテを彷彿とさせるフォルムですが、たぶん複雑な動きをする可動式になっているのでしょうね。
その他のズームアップフォト→photo1、photo2、photo3、photo4
いや~、後ろから見るF-22はなんとも言えない美しさがありますね~。思う存分堪能しました!
こちらはお隣にいるF-16のバックビューです。
なかなか、かっこいいですよね!
さて、では残りの展示機を見に行くことにしましょう。展示機見学の最後は民間機と米軍軽飛行機エリアです。
こちらはセスナ社が生産するビジネスジェット機 C-510 サイテーション・マスタングです。 超軽量ジェット機(Very Light Jet = VLJ)という新たなジャンルの小型ジェット機で、パイロット1名での運航が可能になっているそうです。
↓ 昨年に引き続き今年もホンダジェットが展示されていました。
さて、本日最後に紹介する飛行機はモーターグライダーのメーカーであるダイヤモンド・エアクラフト・インダストリーズが開発したDA40ダイヤモンドスターです。
この飛行機は航空機事故率が一般航空機の8分の1で失速事故は一度もないそうです、死亡事故率に関しては米国の一般航空業界で最も低く(0.35/100,000時間)て、エンジンオフ時の降下率はパラシュートを装着した飛行機よりも低い驚愕の降下率(毎分180-370メートル)を誇っているようです。
・操縦席photo→グラスコックピットGarmin G1000
さ~て、これで展示している航空機の見学は終了です。まもなくブースエリアに戻りますのでここでフライドオレオ探検隊出動!です。始めは、Jエリアにある「Yokota First Four Council」です。
到着しました~。おっと、ここは見るからにフライドオレオ推しの店構えです。値段は 4個で6ドル(¥900)です。昨年行ったお店は3個で¥600だったので円安影響かな?「アメリカではお祭り屋台の定番おやつ、外はカリッと中はしっとり、揚げたてをご準備します」という説明書きがありました。
では、次のお店に行ってみましょう。(← おい、買わないのかい!)
えー、次は Gエリアにある「Cyber-zilla Booster Club」です。
プライスリストを見ると「オレオ天ぷら、2こ=$4/¥600、4こ=$7/¥1000、6こ=$10/¥1500 とてもおいしい!!」と書かれてます。ゴジラが「頂きます!(Don't mind if I do)」と食い気味で言ってるアピールポスターがありますが、値段は先ほどのお店より若干高めです。
では、次に、気になるお店があったので少し戻ります。(← おい、ここでも買わないのかい!)
そのお店は Jエリアにある「Latin American Association(LAA)」です。
ここで目にとまったのは「プエルトリコライス ¥500」です。お店の人に聞いてみると「豆とお米をスパイスで煮たものでカレー風味に似てるけどちょっとちがう…味」だそうです。
昨年は見かけなかったのでいつもやっているお店なのかを聞くと「プエルトリコ出身の軍人さんたちが今年開いたお店なので…多分…毎年はやらないと思いますよ」とのこと。
そ~れは、迷わず購入ですね!プエルトリコライスとついでのグアバジュースゲットです。おいしいグアバジュースといえば、Hawaiian Sun のグアバネクター缶が定番ですが頂いたグアバジュースはそれを越えるおいしさでした~。
プエルトリコライスはスパイシーだけどマイルドで、どこかパラパラにしたチキンライスっぽいような味もするけど滋味深い味で…個人的には大好きな味でした。後日調べたら「アロス・コン・ガンデュレス」という郷土料理で主にクリスマスシーズンや特別な機会に出される料理だそうです。
横田基地友好祭では世界のめずらしい料理をこのように本場の味で食することができるのが楽しみのひとつですよね~。満足満足…
えー、購入はしませんでしたが、Fエリアにあるブース「SUMO-374th MXS Sumo Council Yokota」のカウボーイ・バーガーが外人バーガーと同じようなシンプルバーガーで良さげでした~。
さて、現在時刻は午後3時です。ミーティング・ポイントのC-130J前広場はかなり混んできました。
格納庫ステージで中部航空音楽隊の演奏(14時25分~14時55分)を聞いていましたが身動きできないほどの混雑ぶりでした。さて、日もだいぶ傾いて疲労度メーターもかなり上昇してきたのでそろそろ帰ることにしましょう。スマホのバッテリーは省電力モードになりましたが何とか持ちました。セ~フ!
今日一日でだいたいコンプリートした感はありましたが日曜夜に行われる花火はまだ見たことないのでいつの日か見てみたいものです。( ↑ 横田基地公式HPより Fire Works)
公式発表によると2024年の入場者数は2日間で30万2000人だったらしく、昨年が19万3000人だったので10万9000人の増だったそうです。わぉ! 今年は過去最高という激混みになりましたが事前準備をしっかりしたので十分楽しめた横田基地友好祭になりました。めでたしめでたし…
〈航空祭ブログ〉
三沢基地航空祭2023 観覧記録 2023.9.10
松島基地航空祭2023 観覧記録 2023.8.27
横田基地友好祭2023 観覧記録 2023.5.21
三沢基地航空祭2022 観覧記録 2022.9.11
今年も横田基地に行かれたのですね!昨年より余裕を感じます。カメラのバッテリーがなくてもスマホでオッケー。輸送機の中なんかは、スマホの方が有利だったことでしょう。さて、コックピットに座ったり外人バーガー食べてからのパイで山Pばりの風に吹かれたり、もう言う事無しのお楽しみですね!F-22ラプターがあんなに薄っぺらいとは、驚きでした。サイバージラって悪いメカゴジラかなぁ。遠景に富士、中景にラプター、近景にパラシュート隊の写真は一富士二鷹三…のように三拍子そろったベストショットと感じました。長い文中、「今ここ地図」が入ってまさに攻略本の内容、読んで自分も行った気になる一本でした。
超~長いブログにもかかわらずご覧いただきありがとうございます。今回もトラブルがありましたが時間に余裕があったので開き直りの精神でなんとかなった感がありました。今回は予定外のコックピット着座体験待ちで思いのほか時間がかかり米軍の警察犬デモ/K-9やステージ・ライブを見ることが出来なかったのとギャラクシーを間近で見ることが出来なかったので来年も行こうかなと思ってます。数年前には突然エアフォースワンが着陸してバイデン大統領が降りてきたというようなサプライズもあったので何が起きるか分からない横田基地は他の航空祭とは違うおもしろさがありますね。そうそう、今年も松島基地航空祭と三沢は行く予定なのでそちらもレポートしたいと思いま~す。