11月21日にとてもめずらしい大気光学現象が出現しました。以下その目撃記録です。
それを見たのは午前9時30分ごろ…
窓からふと外を見ると太陽の両側に幻日が見えていたので久々だなぁと思って外に出てみると…
ん!? 左右の幻日から中心の太陽に向かって白い線が伸びています。え?…

おお!これは…「白虹日を貫く」の幻日環では!? さらに見上げると環天頂アークも見えてしかも
見たことない光学現象がたくさん見えます。
わわ、これはすごい! 初めて見る光学現象がてんこ盛りだ~
なにより驚いたのは上部タンジェントアークがM型になっていてその中央部が盛り上がっていることです。この現象についての知識は残念ながら持ち合わせていませんでした。とにかく撮影です。

撮影するとさまざまな光学現象が写っていたのでネットでいろいろ調べてみたところ…
ふむふむ…なるほど、やっとその全貌が分かりました。

今回見えた光学現象の中ではパリーアークがとくにめずらしいようです。パリーアークは上部タンジェントアークの上側に接した状態で現れる現象ですが出現頻度は年1回程度でラインとして見えるのは数年に1回のようです。ちなみにタンジェントアークの出現頻度は年20日程度で比較的簡単に見られる現象です。
タンジェントアークとパリーアークは太陽高度によって形が変わるようで(下図参照)30°を超えるとほぼ水平になるようです。撮影時の太陽高度は25°なので下図の20度によく似た形になっています。

環天頂アークは逆さ虹とも呼ばれ頭上高い位置にでます。

左幻日、赤色は太陽に近い方に青色は太陽から離れた位置に見えるそうです。

右幻日、内暈の外側に位置していることが分かります。

環天頂アーク、上部ラテラルアーク、パリーアーク。上部タンジェントアーク、内暈

白虹が太陽の中心を貫いて空を一周する幻日環は一度でいいから見てみたいと思っていた光学現象なので今日見ることができたことは本当にラッキーで嬉しい出来事でした。しかも、存じ上げなかった現象のパリーアークも見られたのですから超オドロキです。待てば海路の日和ありですね。

〈過去ブログ〉
タンジェントアーク 2009.3.9


窓からふと外を見ると太陽の両側に幻日が見えていたので久々だなぁと思って外に出てみると…
ん!? 左右の幻日から中心の太陽に向かって白い線が伸びています。え?…

おお!これは…「白虹日を貫く」の幻日環では!? さらに見上げると環天頂アークも見えてしかも
見たことない光学現象がたくさん見えます。
わわ、これはすごい! 初めて見る光学現象がてんこ盛りだ~
なにより驚いたのは上部タンジェントアークがM型になっていてその中央部が盛り上がっていることです。この現象についての知識は残念ながら持ち合わせていませんでした。とにかく撮影です。

撮影するとさまざまな光学現象が写っていたのでネットでいろいろ調べてみたところ…
ふむふむ…なるほど、やっとその全貌が分かりました。

今回見えた光学現象の中ではパリーアークがとくにめずらしいようです。パリーアークは上部タンジェントアークの上側に接した状態で現れる現象ですが出現頻度は年1回程度でラインとして見えるのは数年に1回のようです。ちなみにタンジェントアークの出現頻度は年20日程度で比較的簡単に見られる現象です。
タンジェントアークとパリーアークは太陽高度によって形が変わるようで(下図参照)30°を超えるとほぼ水平になるようです。撮影時の太陽高度は25°なので下図の20度によく似た形になっています。

環天頂アークは逆さ虹とも呼ばれ頭上高い位置にでます。

左幻日、赤色は太陽に近い方に青色は太陽から離れた位置に見えるそうです。

右幻日、内暈の外側に位置していることが分かります。

環天頂アーク、上部ラテラルアーク、パリーアーク。上部タンジェントアーク、内暈

白虹が太陽の中心を貫いて空を一周する幻日環は一度でいいから見てみたいと思っていた光学現象なので今日見ることができたことは本当にラッキーで嬉しい出来事でした。しかも、存じ上げなかった現象のパリーアークも見られたのですから超オドロキです。待てば海路の日和ありですね。

〈過去ブログ〉
タンジェントアーク 2009.3.9