寒い寒い、第一級の寒波が到来した12月中旬からとっても寒い日が続いています。
宮城県北部の築館では-10℃を下回る気温をすでに5回も記録しています。
12月18日 -11.9℃
12月20日 -11.5℃
12月21日 -14.9℃
1月2日 -12.7℃
1月3日 -16.5℃
過去にも年末年始に-10℃を下回る気温を記録したことはありますが、-14.9℃は
12月の記録としては過去最低気温であり。-16.5℃は歴代の第3位になります。
築館の最低気温ランキング
(統計期間 1976/2~2021/1)
第1位 -18.3℃ 2012年2月 3日
第2位 -17.0℃ 2018年1月27日
第3位 -16.5℃ 2021年1月 3日←
第4位 -15.9℃ 1980年2月17日
第5位 -15.6℃ 2004年1月24日
第6位 -15.3℃ 1991年2月20日
第7位 -14.9℃ 2020年12月21日←
第8位 -14.7℃ 1990年1月27日
第9位 -14.6℃ 1981年1月14日
第10位 -14.5℃ 2001年1月14日
第11位 -14.4℃ 2012年1月29日
第11位 -14.4℃ 2011年1月25日
第11位 -14.4℃ 1986年2月 6日
ふ~む、これを見ると今年は記録的な寒さになりそうですね。
となると今年の寒さは何年ぶりなのか? そして、どの程度寒くなるのか…
…気になったので調べてみました。
始めに今年の冬がどのくらい寒いのか一昨年のデータと比べてみました。
2020年12月の平均気温(築館)
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
0.4℃ 4.9℃ -4.5℃ 11.2℃ -14.9℃
2019年12月の平均気温(築館)
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
2.6℃ 8.3℃ -2.5℃ 15.6℃ -6.7℃
(補足:日平均気温→該当月の平均気温、
日最高→最高気温の平均、日最低→最低気温の平均、
最高気温→該当月の最高気温、最低気温→該当月の最低気温)
ふ~む、ふむ、これを見ると日平均気温で約2℃ほど低いようですね~。
築館の過去のデータを見ると、どーも1984年の記録と似ている感じがします。
1984年12月の平均気温
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
0.8℃ 5.2℃ -3.2℃ 12.9℃ -12.5℃
2020年12月の平均気温
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
0.4℃ 4.9℃ -4.5℃ 11.2℃ -14.9℃
1984年‐1985年の寒波の時は、年明け元旦から-10℃以下の気温を連続で記録しており
今年の気温傾向とよく似ている感じがします。
この時の寒波はかなり強力で、たしか北上川が河口まで全面結氷した年だったと記憶しています。
もし、今年が1985年と同じくらいの寒波だとすると、どのくらい寒くなるのでしょう?
1985年1月の築館平均気温は下記のとおりでした。
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
-3.9℃ 0.5℃ -8.6℃ 5.3℃ -14.1℃
2020年1月の築館平均気温と比べるととんでもなく寒いことがが分かります。
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
1.7℃ 6.1℃ -2.4℃ 9.5℃ -6.3℃
1985年1月に築館で-10℃以下の気温を記録した日数は12日間でした。
今年は1月8日に年末寒波を超える寒さが来ると予想されていますので
1985年と同程度の寒さになるのでは…と思っています。
…ということで、今年の寒さが1985年と同じ程度であれば、36年ぶりの寒さといえます。
もし、1985年より寒くなるようであれば、1977年の大寒波以来の44年ぶりの寒さとなります。
余談ですが、-15℃を下回るとダイヤモンドダスト現象を見ることができると言われています。
スキー場などで見たことがあるという人は多いと思いますが、宮城県では築館‐伊豆沼‐米山付近が
ダイヤモンドダスト現象を見ることができる地域となります。
1977年~1978年ごろですが、築館の近くでダイヤモンドダスト現象を2回ほど見ました。
その時の気温は-11℃程度だったと記憶していますので、高湿度で晴天の条件がそろえば
-15℃にならなくても見ることはできると思います。
今年はかなり厳しい寒さになりそうですが、寒いからこそできる楽しさを見付けて
過ごしていきたいですね
宮城県北部の築館では-10℃を下回る気温をすでに5回も記録しています。
12月18日 -11.9℃
12月20日 -11.5℃
12月21日 -14.9℃
1月2日 -12.7℃
1月3日 -16.5℃
過去にも年末年始に-10℃を下回る気温を記録したことはありますが、-14.9℃は
12月の記録としては過去最低気温であり。-16.5℃は歴代の第3位になります。
築館の最低気温ランキング
(統計期間 1976/2~2021/1)
第1位 -18.3℃ 2012年2月 3日
第2位 -17.0℃ 2018年1月27日
第3位 -16.5℃ 2021年1月 3日←
第4位 -15.9℃ 1980年2月17日
第5位 -15.6℃ 2004年1月24日
第6位 -15.3℃ 1991年2月20日
第7位 -14.9℃ 2020年12月21日←
第8位 -14.7℃ 1990年1月27日
第9位 -14.6℃ 1981年1月14日
第10位 -14.5℃ 2001年1月14日
第11位 -14.4℃ 2012年1月29日
第11位 -14.4℃ 2011年1月25日
第11位 -14.4℃ 1986年2月 6日
ふ~む、これを見ると今年は記録的な寒さになりそうですね。
となると今年の寒さは何年ぶりなのか? そして、どの程度寒くなるのか…
…気になったので調べてみました。
始めに今年の冬がどのくらい寒いのか一昨年のデータと比べてみました。
2020年12月の平均気温(築館)
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
0.4℃ 4.9℃ -4.5℃ 11.2℃ -14.9℃
2019年12月の平均気温(築館)
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
2.6℃ 8.3℃ -2.5℃ 15.6℃ -6.7℃
(補足:日平均気温→該当月の平均気温、
日最高→最高気温の平均、日最低→最低気温の平均、
最高気温→該当月の最高気温、最低気温→該当月の最低気温)
ふ~む、ふむ、これを見ると日平均気温で約2℃ほど低いようですね~。
築館の過去のデータを見ると、どーも1984年の記録と似ている感じがします。
1984年12月の平均気温
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
0.8℃ 5.2℃ -3.2℃ 12.9℃ -12.5℃
2020年12月の平均気温
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
0.4℃ 4.9℃ -4.5℃ 11.2℃ -14.9℃
1984年‐1985年の寒波の時は、年明け元旦から-10℃以下の気温を連続で記録しており
今年の気温傾向とよく似ている感じがします。
この時の寒波はかなり強力で、たしか北上川が河口まで全面結氷した年だったと記憶しています。
もし、今年が1985年と同じくらいの寒波だとすると、どのくらい寒くなるのでしょう?
1985年1月の築館平均気温は下記のとおりでした。
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
-3.9℃ 0.5℃ -8.6℃ 5.3℃ -14.1℃
2020年1月の築館平均気温と比べるととんでもなく寒いことがが分かります。
日平均気温 日最高 日最低 最高気温 最低気温
1.7℃ 6.1℃ -2.4℃ 9.5℃ -6.3℃
1985年1月に築館で-10℃以下の気温を記録した日数は12日間でした。
今年は1月8日に年末寒波を超える寒さが来ると予想されていますので
1985年と同程度の寒さになるのでは…と思っています。
…ということで、今年の寒さが1985年と同じ程度であれば、36年ぶりの寒さといえます。
もし、1985年より寒くなるようであれば、1977年の大寒波以来の44年ぶりの寒さとなります。
余談ですが、-15℃を下回るとダイヤモンドダスト現象を見ることができると言われています。
スキー場などで見たことがあるという人は多いと思いますが、宮城県では築館‐伊豆沼‐米山付近が
ダイヤモンドダスト現象を見ることができる地域となります。
1977年~1978年ごろですが、築館の近くでダイヤモンドダスト現象を2回ほど見ました。
その時の気温は-11℃程度だったと記憶していますので、高湿度で晴天の条件がそろえば
-15℃にならなくても見ることはできると思います。
今年はかなり厳しい寒さになりそうですが、寒いからこそできる楽しさを見付けて
過ごしていきたいですね
詳しくデータを調べられて,とても中身の濃いレポートです。素晴らしいです!1984というと36年前,もはや覚えていませんが,寒くて雪の多い年だったんでしょうね。昔は仙台でも,水道の水が凍結しましたしね。かと思うと,泉が岳スキー場がほとんどできない年も多かったし。このくらいは,気象の振れ幅の範ちゅうと言うことでしょう。
またしても強力な寒波がやってきましたね。予報では9日(土)の仙台最低気温が-8℃となっています。もし、-10℃を下回るようなことがあれば1977年の大寒波を超えて1945年のトンデモナイ大寒波と同等の寒さになってしまいます。太陽黒点数がこのまま増加しなかったらマウンダー極小期のようになる可能性もあるのでは…と思ってしまう今日この頃です。