ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

冬至

2008年12月21日 | ノンジャンル
今年最後の院内例会でした。

金曜日の夜に接待で遅くなり、昨日は疲れ果てて通院も
出来なかったので、億劫な気分でしたが、今年最後という事で
参加してきました。

いつにも増して様々な深いお話が聞けてよかったと
思っています。
参加すればそれなりの物を持って帰ってこられるのですが、
どうも腰を上げるのがいつも億劫に感じてしまいます。

それが何故なのかを考えるに、やはり指名された時に
どんな話をしようかという緊張感と、その緊張の中、結局
指名されなかった時に感じる物足りなさが原因かもしれません。

自然体でとは心掛けているものの、いざその場に出るとやはり
緊張を禁じ得ません。ただ、その緊張感は常に必要なもので
あるかもしれません。

であれば、参加する前に感じる億劫な気分も、それを感じている
間はかえって良いのかもしれないと考えていました。

今日は奇しくも冬至で、一年で最も日の短い日です。
古代よりこの時期に人々は光を求め、願い、救世主の
誕生すべき時と自然に考えるようになったのでしょう。

私が断酒を決意し、病院へ繋がった日が自身の原点で
あると共に、最悪な時でもあった事を思えば、それは
まさに冬至のような日であったと思えます。

この日から本当に少しずつ、気付かないうちに日が長くなって
いきます。断酒による回復も、本当に少しずつですが、確実に
進んでいく事を改めて思うべき日であると考えていました。



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2 Comments

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Unknown (haru4444)
2008-12-21 23:26:01
人それぞれの「冬至」があるのでしょうが、
「アル依の冬至(当時)」はもう勘弁。(苦笑)

早く忘れてしまいたい獄寒のような、
忘れてはならない獄寒のような。

陽の光すら嫌いになっていた当時の自分を、
未だに理解できないままでいます。
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Unknown (jetlinks)
2008-12-21 23:58:51
なかなかうまいではないですか。 ^^

陽射しの暖かさを感じるたびに、凍えるような
地獄を思い出す事も必要かもしれません。
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