ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

再発

2022年10月21日 | ノンジャンル

ここ何年か、春と秋がすっ飛ばされているように思える。

急に暖かくというより暑くなったり、涼しいを越えて

急に寒くなったりと、身体が対応しきれない気候が続く。

1月の手術後、肺炎、膿胸と合併症を起こし、何とか退院できたものの

どこかしら不調続きで、楽に感じることは本当にまれだった。

梅雨に猛暑と、大きな試練の季節を乗り越えて、過ごしやすくなってきた

この季節。退院後、初めて楽に感じる体調の良さに、ようやく

身体の芯の力を取り戻しつつあるなと実感していた。

 

その矢先、経過観察に多少の変化が見られ、精密検査の結果は再発の診断。

今度は、抗がん剤治療のために入院、通院という段取りになる。

昨年同様、保険やら仕事の段取りやら、手続き関係と準備でバタバタしているが、

どうも他人事のように感じている。

手術を受けるときも、その後も、自分の身でありながら、自分の身でないような

不思議な感覚で、今回も、治療を受けるのが自分であって自分でないような

変な感じである。

それでも、もう痛いとか、しんどいとか、苦しいとかはもう御免である。

長い短いではなく、穏やかに自分らしく過ごせるかどうかなのである。

そして自分らしくとは、やはりできることを精一杯という、自らの生き方を

貫くことであろうと思うのである。

 

 

 


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