ここ何年か、春と秋がすっ飛ばされているように思える。
急に暖かくというより暑くなったり、涼しいを越えて
急に寒くなったりと、身体が対応しきれない気候が続く。
1月の手術後、肺炎、膿胸と合併症を起こし、何とか退院できたものの
どこかしら不調続きで、楽に感じることは本当にまれだった。
梅雨に猛暑と、大きな試練の季節を乗り越えて、過ごしやすくなってきた
この季節。退院後、初めて楽に感じる体調の良さに、ようやく
身体の芯の力を取り戻しつつあるなと実感していた。
その矢先、経過観察に多少の変化が見られ、精密検査の結果は再発の診断。
今度は、抗がん剤治療のために入院、通院という段取りになる。
昨年同様、保険やら仕事の段取りやら、手続き関係と準備でバタバタしているが、
どうも他人事のように感じている。
手術を受けるときも、その後も、自分の身でありながら、自分の身でないような
不思議な感覚で、今回も、治療を受けるのが自分であって自分でないような
変な感じである。
それでも、もう痛いとか、しんどいとか、苦しいとかはもう御免である。
長い短いではなく、穏やかに自分らしく過ごせるかどうかなのである。
そして自分らしくとは、やはりできることを精一杯という、自らの生き方を
貫くことであろうと思うのである。
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