ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

視察 その4

2012年07月22日 | 議会改革
鹿島市議会、嬉野市議会が議会改革を行えた理由の一つに、議員一人一人のやる気があり、そしてその結果能力が開発されて行き、物凄いスキルを身につけた議員が誕生して行ったのではないでしょうか?

驚きました。
以下の議会だよりは議員だけで作っているそうです。

クリック議会だより前編

クリック議会だより中編

クリック議会だより後編

   ↑
6月議会だよりが、に出来上がっているのも驚きです。
(6月議会最終日は6月15日だったそうです。)

議員たちで原稿は作り、印刷に出すだけまでに仕上げるそうです。
議会事務局の仕事は、印刷屋さんに電話を入れることだけです。

私も以前議会だより委員をしたことがありますが、全ての原稿を議会事務局が作り、議員はその原稿を追認するだけです。
大見出し、小見出しや写真などもサンプルを事務局が幾つか用意し(大体3ヶぐらい)、その中から選ぶだけです。
随分と違いがあります。

浦安市の場合、市民に本当に読んでもらいたいという気持ちが伝わってこない議会だよりになってしまいますが、議員が汗水流していないのですから致し方ないです。
嬉野市の議会だより、№26号8頁9頁などは、「市政に斬り込む」などの見出しで各議員の一般質問が紹介されています。
(浦安市議会は、斬り込もうとすると発言中止の処分を受けます。)
こんな見出しがつけられたら、市民は「何々・・・、どんな斬り込みをしたのかな?」と、議会への関心は高まるでしょう。

議会だよりの役目をしっかりと果たしている議会広報です。

浦安市議会でこんな議会報告を議員だけで作れなんて言われたら、手を挙げる議員はいるのでしょうか?

嬉野市、この議会だよりも、昨日お示しした30万円そこそこの報酬の中で作っています。
浦安市議は、50万円以上の報酬を得ていながら、議会だよりの中身は議会事務局任せです。
浦安市民はやはり損していると思います。市議は得していますが・・・。

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