ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

自治体議員勉強会

2011年11月26日 | 原発
大阪堺市議長谷川俊英さん主催の、自治体議員勉強会が11/25に堺市議会第1会議室で開催されました。
テーマは「福島第一原発事故と災害廃棄物の処理受け入れ」、浦安市のすぐお隣の東京都が災害廃棄物の受け入れを始めているので大変関心があり、参加しました。

最初、伊藤宏さん(※1)から、今回の福島原発の規模がどんなものであったかについて報告が行われ、続けて海老澤徹さん(※2)から、大阪府が岩手県災害がれき処理を受け入れた場合の問題点についての報告が行われました。

この勉強会には、堺市環境局環境事業部の職員も参加され、参加者からの質問にも答えていました。

※1:プール学院大学短期大学部准教授/元・共同通信記者/「日本原子力政策報道史」を研究テーマとし、著書に「一揆・青森の農民と『核燃』」、「日本の原子力報道」などがある。)
※2:元・京都大学原子炉実験所助教授、いわゆる「熊取六人衆」として、原子力利用の危険性について研究し、追究し続けてきた京大原子炉実験所(大阪府熊取町)原子力安全研究グループの6人の科学者の1人。


左手奥の方には市職員が5名も参加している。

岩手県からわざわざ大阪まで運んで来るのではなく、地元で処理することの方が…その為に、人とお金を出す…方が効率的であるとの意見が殆どでした。
地元に雇用も生まれるわけで、わざわざ関西に災害廃棄物を運搬してくることは経済的にも疑問視する声が多数ありました。

他県の災害廃棄物処理問題は、浦安市では起きていません。寧ろ、震災で出たがれき類・液状化での泥の処理をどうすべきか、自分の自治体ででの処理問題に頭を悩ましているのが実情です。
しかし、他市の事例を知ることは、自分の自治体のありようを知ることになり大変勉強になります。

自治体議員勉強会は、殆どが堺市議会会議室で行われていますが、もし浦安市で同じような企画を考えた場合、議会の会議室を借りることは可能でしょうか?





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