東京電力福島第一原発での「処理水」の海洋放出、国は、今年中に100万トン以上を海に放出する方針を示し、漁業関係者の中からは懸念の声があがっています。
このニュースを見て、福島原発事故時に汚染された市内の土の行方が気になりました。当時、ガウスメーター等で計測して、確か0.23ppmを超える土は土嚢袋に集められて市のクリーンセンターの一角にあるプールのような場所に保管されました。
その汚染土、現在はどうなっているのか再びクリーンセンターを訪問して確認しましたら、当時のママで保管されているとのこと。
下の写真の白いカバーで覆われている中に保管されています。
(4920kg、市内12施設から搬入。)
事故当時は、保管物のセシウム計測をしていたとのことでしたが、現在は行われていません。
この保管場所は金網で囲まれてますが、特別に注意書きの掲示物があるでもなし、10年以上前に持ち込んだ事実すら風化してしまうのではないでしょうか。
例えば、「危険!放射の汚染物質保管場所」のような注意書きの看板は必要ではないでしょうか。