新庁舎建設中の土からPCBが検出され、その処理に予想外の費用と時間がかかっていることが明らかになったのは先月のことです。
そして更に同土がフッ素で汚染されていたことが、先日の会派代表者総括質問で明らかになりました。
基準値は0.8mgが1.0mgのものが出たそうです、その処理費用は(6300立米の土の処理費用)として、2億2270万円の補正予算が計上されています。PCB処理費用を上回る金額です。
ダイエーに賃貸した土地からは、六価クロムやヒ素、フッ素が法定基準値超えがでて、新庁舎建設用地からはPCBやフッ素が検出されているわけです。つまり、市内はかなり土壌汚染されているのではと気がかりです。
市が進めている液状化対策(格子状地中壁工法)は、戸建住宅の周囲の土の中にコンクリートを入れて囲むわけですが、その時投入コンクリートと同量の土を取り出して当然どこかで処分するのでしょうが、この時の土の汚染は心配ないのでしょうか。これまで誰もこのことを指摘はして来ていませんが、万が一汚染土が出た時、その処理費用も当然に地権者になるのでしょうが、その場合幾らぐらいになるのでしょうか。
この際、きちんと土壌汚染の原因を調査し、後世に禍根を残さない施策を展開すべきです。