ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

来年の予算説明会

2009年12月23日 | 情報公開
来年の事を言うと鬼が笑うというが、自治体の予算に関しては、大いに来年の話しをして大いに鬼に笑ってもらいたい。市民の税金の行方だから、市民の間に来年の予算案を概算だけでも良いから提示して、市民の意見を聞くべきだ。市長様だけの専権事項にしてはいけないのだ。

佐倉市が平成22年度 当初予算編成にかかる公開説明会を23日、祭日にも拘らず開催したので参加した。
ホームページに掲載した政策的経費222事業の中から、30事業を選び、その概要を説明したのだ。また、説明後、参加者から質疑や直接意見交換をおこない、予算編成に市民の意見を聞く場を保障したのだ。
  ※30選出基準は、①1千万円以上、②新規事業、③重要性・緊急性のあるものとのことだった。

佐倉市は人口は約1万人ほど浦安市より多いが、一般会計は400億円には満たないので、600億円を超える我が浦安市と単純に比較は出来ないが、市民に対して行政の姿勢を公開しようとしている姿勢は大いに学ぶべきものがある。

この説明会、市側からは担当課長が出席し、与えられた時間内で手際よく予算の内容を説明していた。
出席した市民は約20名、その中には市議も数名いたようなので、普通の市民は10名位だったようで、またとない機会だったのに市民の関心が低いのは残念だったが、今後も続けることで市民の関心が高まり参加者も増える事を期待したい。

クリック佐倉市のHP

佐倉市の入札改革は、私は県内トップだと評価している。
私はこれまで何度も佐倉市を視察して、入札改革の事を学ばせてもらった。
市内業者に限定しないで、競争性を確保するために広く県内の業者の参加を幅広く認める努力を行っている市だ。
そんな市だからこそ出来た今回の説明会なのかもしれない。

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