西側は降水確率70パーセント、対照的に奥羽山脈を隔てた東側は相変わらず暑い日差し。
ケヤキの梢を大きく揺らす生温い南風、風に当たるほどに汗が滲むヘンな日。
9月も半ばに差し掛かるというのに不快指数は高く、今日もあたり前のように真夏日となる。
渡る風に波打つ黄金の稲田、刈り取り時期は例年よりも早そうだ。
すっかり色付いた庭先のブドウ、一粒口に含んでみるともう充分に甘みが乗っていることに気づく。
岩手山は雲の中、湧き上がり立ち昇る積乱雲に夕立を期待したが、とうとう降らず仕舞い。
遡上が遅れても成熟は異常に早く、落ちるのもまた早そうな今年のアユ。
河川によってはまだサカナが若いとは言いながらも、日に日に釣り人は数を減らし、堤防のイタドリの葉が枯れ、ススキが穂を一杯に広げ風に揺れる様が目に入ると、オラの心も微妙に揺れ動く。
既にオトリの確保も難しくなりつつある北の川、いよいよ竿仕舞いの日を決める時期に・・・。
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