日没時刻だけをとってみれば、既に僅かずつではあるが後ずさりを始めていることに気付く。
「冬至」まで2週間、あと少しで四季の底に到達する。
四季の底は、昼夜の比率が逆転して、季節を構成する全ての要素が緩やかな二次曲線を描きながら、徐々に熱く激しいあの夏へと向かう嬉しいターニングポイントなのだ。
そんな理由で、夏型人間のオラとすれば、二十四節気の中でもっとも好きな日がこの「冬至」。
逆にもっとも嫌いな日が、右肩下がりに転じる「夏至」である。
真夏の75日間を、より濃厚に楽しみ尽くすための充電期間はあと200日。
年取ると、季節の移り変わりは、あっという間だから・・・。
その時小生は86歳2月、アユ釣りが果たしてできるでしょうか?そんなことを毎年思いますが、マイペースなら出来そう、自分に言い聞かせているのです。良い年をお迎えください。
オラんちの親父、もうとっくに90を過ぎてますけど、天気がいいと毎日のように釣竿かついで出かけます。
アユではありませんが、何回かに一度はデッカイ鯉を釣ってきます。
アユ釣りとて、若い人の真似や無理さえしなければ、年齢なりの楽しみかたがあるはずと、自分自身に言い聞かせております。
良いお年をお迎えいただき、来季も存分にお楽しみください。