季節は一進一退で、今朝は冬の出番である。
昨日露出していた舗装路面は数センチの粉雪に埋もれて、早朝には誰が曳いたかソリの跡。
震災2年目を迎えてよく晴れた穏やかな朝も、たちまち雲が広がって雪が舞う寒い一日となった。
何処か被災地で慰霊の催しに参加したいと思っていたが果たせず、テレビの前でその時を迎える。
自分の舟が心配で浜に下りた伯父は未だ発見されぬまま。
被災住民を移転させる先は造成工事さえも終わらず、生活環境は津波直後とあまり変わらない。
直後は老いたオラにも何かと手伝えることがあったが、2年後の今は役に立てることなど殆んどない。
この後自治体は復興への道をどのように歩もうとしているのか、親戚たちが心から笑える日はいつやってくるのか、歯がゆい気持ちで見つめていくしかないことに、やりきれなさを感じるオラである。
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