ついに解禁日、指先が震えることもなく、意外にもすんなりハナカンが通った。
気温28℃、水温17℃、流れの中にヒラを打つ魚影はすこぶる濃い。
足元から優しく放った養殖オトリが、底石の間を上手に縫って沖に出て行く。
ザラ瀬の中の一際目立つ波立ち、不規則に震えた目印が、次の瞬間一気に流芯を突っ切った。
手元に伝わる確かな魚信、およそ9ヶ月待ち焦がれたこの感触。
小型ながら天然魚、なかなかの引きを得意の軟調短竿でいなして、オラはタモを抜く。
ピカピカの18センチ、タモの中に漂うスイカの香り・・・・・。
ドカンと腹に衝撃、前触れもなく孫がのしかかってきた。
午前中の草むしりの疲れから、飯を食った後、ソファで眠ってしまったらしい。
ああ・・・、これから爆釣になるはずだったのに
Mr.Kikutiの阿仁川発嬉しい情報、本日午後遡上の先端が根小屋の堰堤を越えた由。
先日の降雨増水が引き金となったらしく、平年に比べてもかなり早い。
このあとやってくる遡上本隊に、大いに期待。
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