盆前釣行から1週間、オトリ生簀の中はまたまた大ピンチ。
今朝はとうとう残り1匹になってしまった。
急いで更新する必要があるが、魚影の薄い雫石川はオラの腕では到底無理だ。
そこで思い切って桧木内川まで足を伸ばすことにした。
墓参りの際に全て降ろして置いた釣り道具と、なけなしのアユ1匹を持って10:00の出発。
数km走ったところで、いつも車内にぶら下がっているベストがないことに気付き引き返す。
家にはベストどころかベルトもタモも残っていて、早めに気付いたことに安堵。
さて、これで準備万端のはずと頭の中のチェックリストを再点検。
再び走り出して雫石の街を過ぎ、仙岩峠の登りに差し掛かる辺りで、「ん、待てよ」とクルマを停める。
悪い予感は当たり、ウエーダーだとばかりに思って積み込んでいたのはやっぱりドライタイツ。
タモや曳き舟がないのはなんとかなるけど、アユタビがなくては釣りにならない。
近頃物忘れが酷くなり、注意力も散漫になったオラ。
おお、嫌だ嫌だ・・・、年寄りは。
すっかり意気消沈して本日はもはやこれまでと、雫石川の釣り風景を羨ましく眺めただけで、小雨が降り出した道を泣く泣く戻るオラなのであった。