一頃の寒さはなくなり、南側から眺める岩手山の雪も見えなくなった。
今朝の最低気温は久々2桁台、午後には20℃を超えたかもしれない。
秋晴れに誘われていつもの散歩コースをはずれ、近くの雑木林の中をさまよってみた。
採り残しのキノコを買い物袋一杯と、ズボンの両ポケット満タンのクリを拾った。
我が家のハタケシメジもあと数日で収穫できるし、カキも俄かに色付いてきた。
大自然の贈り物、秋の実りは嬉しいけど、ポッカリ空いた心の空洞を埋めるには至らない。
黄金波打つ稲田や錦織り成す紅葉の里山は華やかに映るも、秋はやっぱり寂しいのである。
