奥羽の峰々は全て雪化粧を施した。
田圃の畦を歩いてみると、昼になっても凍りついたままの水溜りがあった。
晴れ間があっても陽射しは淡く、ビリッと冷たい空気に思わず散歩の足が止まる。
西側の荒地にカマキリの卵嚢を幾つか見つけた。
殆んどが地上高1mあまりと、昨年よりは明らかに高い位置だ。
この冬の傾向は、消滅しないままのエルニーニョによる暖冬は続くが積雪は多い・・・ってことか。
と言うことは、地域に伝わる観天望気、農作物の出来を占う来春2/11の「たろし滝」も期待できそうになく、それとほぼ連動するアユの遡上は来季も不振が予想され、冷夏もまた継続するのかも知れない。