色付き始めたナナカマド
果樹が色づき、稲穂は頭をたれ、広葉樹の山を走ると、葉っぱが妙にカサカサと色あせ、なんとなく黄ばんでるし・・・。
景色の中に、もうみずみずしい緑は、すっかり見られなくなってしまいましたなぁ。
オラなんぞ真っ黒に日焼けした顔と両腕を、人前に曝すのがはばかられる季節の到来だっちゃ。
夜明けが遅くなったことに加えて、日没時刻も随分早くなったよなぁ。
遠くから祭囃子も聞こえている秋の夜長であります。
秋は寂しくて悲しくて・・・、さらにその後に続く長くて辛い冬を連想させるから嫌いだよ。
この冬が短く感じるような楽しみを、そろそろ探さなくっちゃね。