goo blog サービス終了のお知らせ 

ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

長ネギの青い部分

2025-03-21 18:16:03 | 料理

長ネギの「白い部分」と「青い部分」について、ネット上では“食べる派”の人がいる一方、「切り落として捨ててる」「青臭いし食べようと思わない」“捨てる派”も少なくありません。

管理栄養士の岸百合恵さんは「長ネギには捨てなければいけない部分はない」と断言します。

実は、含まれる栄養素は少し異なり、「ネギオール」といったネギの特徴的な成分は、白い部分に多く含まれます。

一般的に、白い部分は「淡色野菜」に、青い部分はβカロテン量が多いため「緑黄色野菜」に分類されます。

βカロテンだけでなく、カルシウムやカリウム、ビタミンCなども、白い部分と比較すると含有量が多く、全体的に栄養価が高くなっています。

切ったときに青い部分からはぬるぬるとした透明の液体が出てきますが、これには「フルクタン」と呼ばれる食物繊維の一つであり、長ネギの甘みを決めるとともに、免疫力を高めてくれる成分です。

また、においや辛みのもとであり、疲労回復に役立つとされるビタミンB1の吸収を高めてくれる「アリシン」や、香りのもとになっている成分の一つで、強い殺菌効果や解熱作用を持っているそうです。

これらの香り成分の効果が、「風邪をひいたらネギを首に巻くとよい」といったような昔からの民間療法に使われてきた理由でもあります。

臭み消しにはネギのどの部分を使用してもよいですが、青い部分の方が加熱しても形が崩れにくく、香りも強いので、肉の臭み消しに向いているといえるでしょう。

加熱するととろりとした口当たりとなり、甘みが増すので、焼いたり煮たりして食べるのもいいですね。

今まで捨てていた人も、チャーハンや炒め物、かき揚げなどにも活用できるので、すぐに使う予定がなければ、細かく切ってタッパーやジップロックなどの袋に入れて冷凍しておきましょう!

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豆苗の再生 | トップ | そよ風が吹いているようなもの »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

料理」カテゴリの最新記事