噂がSNSなどで拡散され、日本中が不穏な空気に包まれていた。
発端となったのは、漫画家・たつき諒さんが1996年に「夢で見た未来」を描いた作品『私が見た未来』だった。
東日本大震災を言い当てたような内容だったため、インターネットを中心に「予言の書」として話題になった。
6月21日以降、鹿児島県・トカラ列島近海を震源として、多くの揺れが観測され、震度1以上の有感地震が1500回を超えたそう。当事者の方たちの不安はさぞ大きいと思う。
トカラ列島で群発地震が起きると、日本の別の場所で、大地震が起こるという「トカラの法則」とされる説を持ち出し、さらに大規模な噂が拡散された。
香港の航空会社が一部便を減便、外国人観光客によるホテルのキャンセルが相次ぐなど、日本経済にも影を落としたそうだ。
5日午前何かが起こるとされて、これをきっかけに一部のSNSユーザーが5日未明からSNSには「予言」に関連する投稿が相次ぎ、「予言の日」「予言の時間」「大災害」「日本滅亡」「地球滅亡」といったワードがXトレンド入りした。
「2025年7月5日午前4時18分」が無事に過ぎた。信じるかどうかは個人の見解である。
ただ備えておく事は悪いことではない。
これをきっかけに、防災グッズを見直したり、避難ルートの確認をしたり、災害への備えは必要だと大勢の人が意識すれば良い。
30年以内に80%の確率で、南海トラフ地震や、首都直下地震は来ると言われている訳だから、備えだけはしておくべきだろう。