甘いものを食べる事には「一時的な疲れをとる効果」はあります。
ですが食べる時の摂取量については、甘いものを取ると急激に血糖値が高くなることもあるので、要注意です。
血糖値が上がってしまうと、体内ではインスリンの分泌が促進されます。
インスリンがたくさん分泌される事で、今度は反対に血糖値が急激に下がりはじめます。
甘いもので疲れを回復させようとする時注意する事は、食べすぎないこと、ゆっくり食べることだそうです。
疲れを癒そうと甘いものを食べたはずなのに、結果的に体にさらなる疲労感を与えてしまうので、糖質量をできるだけ抑えるには小麦粉の代わりに豆腐や全粒粉。砂糖の代わりにはちみつ、オリゴ糖などの天然甘味料が良いでしょう。
よく将棋の中継などで棋士の方が対局中、合間に甘いものを食べている姿を観たことはありませんか?
将棋は頭脳戦なので、脳の疲労がすごく激しい競技としても有名です。
そのため疲れた脳の栄養補給として、棋士のみなさんは対局の途中でいつも甘いものを食べているのです。
疲労時に甘いものを食べるのであれば「カカオの含有量が高いチョコレート」がおすすめだそうです。
その一方でカカオ含有量の多いチョコレートには「カフェイン」もたくさん含まれていますからねえ!
気分をシャキッとしたい時にはおすすめの成分ですが、カフェインは頭の覚醒作用も高いです。
そんな中でフルーツは甘みもあり、糖質がありますが、60%以上が果糖なので吸収・消費が穏やかで、血糖値が急激に上昇する心配がないという事です。
ただ、食べ過ぎないことですね。
りんご・・・1/2個(可食部150ℊ)
・梨・・・1/2個(可食部200ℊ)
・みかん2個(可食部200ℊ)
・バナナ・・・1本(可食部100ℊ)
・キウイ・・・1と1/2個(可食部150ℊ)
・パイナップル・・・1切れ(可食部150ℊ)
ぶどうのように糖質量が多く、酸味や食物繊維が少ない果物は要注意。
甘いものは脳の疲労回復効果など、体に対して重要な働きをしてくれる栄養素でもありますが、食べる量によって体に対する効果がまったく変わってくるので、その点だけに注意する事が重要です。
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