日本のLINE利用率は10~60代で8割超えだそうです。
色々なハラスメントが横行していますが、その種類は50以上あるとか・・・。
パワハラのパワは「パワー」ですし、モラハラのモラは「モラル」です。
ところでマルハラのマルっておわかりですか?
日本語の句点の「。」なんだそうですよ。
特に若者世代がLINEなどで文末に句点が付くことに「怖い」と感じるという事がネットで話題になったようです。
言葉を使う世代や属性によって、特定のツールにおける文章の感じ方にズレがあるんだと思いました。
実際に会って話すのとは異なり、SNSのコミュニケーションは言葉だけです。
言葉以外の声色、表情、服装、年齢などの要素が見えないですからね。
だからこそ、注意深く言葉を扱わなきゃという面があるんだと思います。
我々の世代は、画面には文字が表示されている訳だから、LINEも書き言葉だと思っています。
そこで『。』を文末に付けないなんてありえないと感じるのです。
しかし若い人にとってLINEは話し言葉の延長だから『。』は必要ないんでしょうね。
我々の世代は、まとまった文章として2~3文になったら、絶対に句点を付けないと、どこで文章が終わっているか分からない訳です。
句点をつけないという事は、すなわち1文以内ということです。
句点がない文章とは、読者にとっては大変読みづらいばかりか、文の区切りが明確ではないので、誤読や誤解のリスクにも晒されます。
一方で、若者はLINEなんて、ひと言で返せばいいと思っている傾向にあるのでしょう。
仕事などでメッセージアプリを使用するに際して、上司や先輩の同僚からのメッセージの最後に「。」が打たれていると、叱責されているようで怖いというのです。
若者世代はチャットのようにやり取りをしており、文節や単語などで送るのでマルはほとんど使わないし、相手を待たせることを嫌うため、基本的に絵文字や顔文字も使わない。
大人世代が見ると「誤解されてしまうのでは」と心配になるくらいそっけない文章だが、効率を求める若者にはこちらが好まれようです。
LINEというコミュニケーションツールに対する感覚が世代間でちょっとずれているという事になるのでしょう。
「精神的な攻撃」に該当する可能性がありそうです
あくまで世代ごとにコミュニケーションの形が異なるだけのことで、どちらが正しい、間違っているという事はないし、合わせなければならないわけもないと思います。
しかし相手のルールを尊重し、時には自分から相手に歩み寄ってあげる事、多少の違和感には目をつむり、内容重視でコミュニケーションを進める事で解決できそうではないでしょうか?
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