百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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最近、何故か一時期に比べて涼しい?!比較的、ハウスの中も過ごしやすく、いつの間にか、居ついてしまった猫チャンは、ハウスの中でものんびり・・・こんな感じにリラックス!!こんなにリラックスしていてイイんかいなぁっていうほどリラックス!!まぁ、何かに襲われる心配はないし、藻や藁が敷き詰められているんで気持ちがいいんだろうと思うけど。でも時々、真剣に虫を追いかけたり、鳥を狙ったりしている姿をみると、あぁやっぱり猫なんだなぁ、と思ったり、話しかけると首を傾けて聴いていたり、呼ぶと遠くからでも全力疾走で駆け寄ってくる姿をみていると何か特別な感情を抱いたりする。
猫は動物の中でも感情が豊富な生き物らしく、喜んだり、悲しんだり、嫉妬心を持ったりするという。雨の日は外に出たがらず、日中は常に転寝をしている。でも話しかけると不思議と聴いている風であり、姿をしばらく見せないと時々気になったりする。居心地が良いのなら、しばらく・・・嫌ッ、ずっと居ついてねッ!!! 


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今日は、雨だったので、仕事をひとまず中断して、信楽まで脚を運んでみました。というのは、5月の連休以降お茶摘みで忙しくされていた“かたぎ古香園”の片木さんにお会いして、有機農業についていくつかお話をお伺いしたかったからです。
30年程前に6代目を継いだ片木さんは昭和50年に圃場での農薬の使用を全面的に中止されました。いまでこそ、無農薬・無化学肥料や有機JAS等が一般的に広がっていますが、その当時、農薬を使用しないことはどれほど常識はずれでどれほど勇気が必要なことだったことか。その年からしばらくは、害虫が増え、葉も茎も無くなり、茶畑は『くちゃくちゃ』になったそうです。隣の茶畑からは虫が来たと苦情を受け、収入は激減、借金は増える一方。虫との闘いのみならず地域、そして家族とまでの葛藤の中、本当に苦しい時期を信念を曲げずに押し通され、3年経過すると益虫(カマキリ・テントウムシ、蜘蛛等)や鳥が、害虫を食べてくれるようになり、化学肥料で疲れ切って硬くなってしまっていた土が多様な微生物の繁殖で柔らかい土に変わり、3・4年目から新芽も少しずつ採れるようになり、周囲の方々からも徐々に理解が得られるようになってきたそうです。それでも、“無農薬”を強調すると同業者から「営業妨害をするつもりか!」と脅かされたり、JAS認証を取っていないことを「正式な農法じゃない!!」と揶揄されたり、周囲の本当の理解を得るにはまだまだ苦労の日々が続いたそうです。でも、その労が報われた最近になると、周囲の皆さんからの賛同を得、無農薬に切り替えたいという農家仲間が出てきたり、全国に無農薬の篤農家の友人の輪が拡がっきたことは“最高に幸せなこと”と目を輝かせて話される片木さんは大変印象的でした。現在、挑戦されているのは“無施肥”(肥料を与えない)でお茶を育てること、また、趣味でウーロン茶や紅茶もつくってもおられると話されていました。飽くなきチャレンジ精神がほんもののプロの農家を育てる・・・私もはやく一人前の農家にならなければ・・頑張りますぞッ!!!



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「『お金がない!』『お金がない!』といっていると“お金”は逃げていく。」という人がいる。
「お金は貯めると良くないので、出来るだけ手元に来ると使うほうが良い。」という人がいる。
「お金は淋しがり屋だから、たくさんあるところに集まってくる。」という人がいる。
どれも正しい??どれも何か違う??
吉行淳之介は宮城まり子が1968年に日本最初の肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」を設立しようと思った時にこう言ったという。
「あなたは昨日、一昨日の思いつきで言っているのではない事はよくわかっています。十年来から想いであることもよく理解しているつもりです。『・お金がないとはいわない ・愚痴は言わない ・やめない』 の三つがしっかり守れるのならやってみなさい。」
その「ねむの木学園」が今年で創設40年を迎える。素敵なことだ。



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廣瀬満雄氏の新刊「今、パンが危ない!」(ごま書房)が本日発売!!
私はまだ読んでいないのですが、しっかり読んでみたいと思っています。
廣瀬満雄氏の東京西荻の無添加パン工房『リスドォル・ミツ』では自家製培養酵母無添加パンを作り続け、決して手間と時間を惜しまないと伺います。
『リスドォル・ミツ』のパンの特徴は
○防腐剤・安定剤はもちろんのことイーストフード類を一切使用していない。(パンに入っているビタミンCは、実は化学合成物質だったりします)
○低温長時間発酵。ミキシングを短時間にし、じっくり、ゆっくり長い時間をかけて発酵させます。その方法を用いることで太陽の恵みである小麦の「香味」を最大限に活かしています。
○小麦粉は国内産小麦粉のみ使用。
○卵は高知県と北海道より地鶏放し飼い卵を輸送、牛乳は岩手県より直送のエコロジー牛乳を使用。
○乳化剤は一切使用していません。グリセリン、脂肪酸エステルは、定められた量でも本当に身体に良いとは言い切れない。
○砂糖はもちろん三温糖及び、きび砂糖を使用。
○塩は岩塩を使用。
○水は山梨県の自然湧水を使用。等々
大変こだわっておられることがよくわかります。
しかし天然酵母の無添加パンの弱点として以下の3点をあげられ
○固くなりやすい。
○材料費が高くつくため、他社のパンより値段が2~3割高い。
○発酵に時間がかかるため、一日の生産量・種類ともに少ない。
といいながら最後に、「固くならないパンは本当に人が食べるべきものなのか?」と問いかけられています。


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最近化石燃料に変わるエネルギーとして注目されてきている エタノールは環境に優しいと言われながら、蒸留廃液を石油や天然ガスを大量に使用して加熱乾燥する為、環境負荷を増やし、コストも相当かかっているという見方もある。また、その残渣は、高温で加熱乾燥していることから飼料としての品質劣化が起きる一方、高温加熱乾燥処理装置が悪臭の原因となっている工場が多いという。
鹿児島の焼酎業界で起きた廃液問題がはるかに大きなスケールでアメリカ、いや世界で起きつつあるということで、今回は処理問題に留まらず食糧危機にまで繋がりかねない状況の中であり、総合的な視点からの解決方法が求められている。
この問題に対して焼酎の麹菌を活用した自然熱乾燥方式を取り、常温(40度C)の低温発酵乾燥であり本来の栄養分が壊されることなく、且つ発酵により各種酵素が生成される為、廃液を高品質飼料に再生させようとしている企業が鹿児島にある。
その再生方式で、あらゆる有機性残渣をまず食用・飼料用に再生する。麹菌はこれまで廃棄されていた残渣を発酵作用により効率的に食用・飼料用に再生するだけでなく、免疫増強、消化率向上などの機能性も付加する。
サスティナブルな社会は、やはり全体がしっかり循環しないと決して安心して推進することは出来ない。
 

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植物活性剤は、植物を元気にする・・・つまり光合成を促進したり、細胞分裂の促進をしたり老化抑制をしたり、植物体内の糖度をあげ品質の向上をはかったり、また発根を良くして栄養分の吸収を促したり、・・。
例えば、その活性剤の中には、潅水又は葉面散布すると、○○○が増加し、葉やクロロフィルを増加し、光合成をアップさせるというものがあります。
また、活性剤を潅水や葉面散布すると、土中の微生物の活動が活発になり、土壌中の栄養分をより植物が吸収しやすい状態に変化させる働きをするものもあります。ということは、植物に直接というよりは間接的に作用しているようです。またそのために、活性剤の中に、多くの種類の酵素を含むものもあります。
土壌潅水すると、それらをエサとして土壌中の放線菌が増え、この放線菌が糸状菌や線虫などを食べ更に増殖し、併せて抗生物質を分泌し病原菌の働きを抑制します。このことにより病原菌や害虫が極めて少ない土壌になり、根張りが良くなり、生育が促進され、品質も向上し、病虫害や連作障害が軽減されるとする考え方もあり、こちらの場合は直接・間接両者に関わっているという事になりそうです。
また、人間同様、植物の生長にはたくさんの種類の微量要素が必要で、それぞれの微量要素がその活性剤には含まれているとされているものもあります。しっかりいろいろなものを食すれば健康体が維持できるとする考え方だと思いますが。
このように様々な種類の活性剤がある中で、どの要因を伸ばそうとするのか、どの因子を抑制したいと考えるのか、それぞれの植物の性格をしっかり掴みながら・・・、いやでも何よりも大切なのはその圃場の性格を熟知することから始めるべきなのではないでしょうか。そんな気がします。


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今日は本当に一日中、雨でした。久しぶりの雨は百姓にとってはまさに恵みの雨。植物にとってだけではなく、日中の炎天下から解放されただけでも身体には楽な一日でした!!ありがとう!!
実はまだ観てはいないのですが、5月22日から、野茂選手がキリンビバレジ「Z 7(ジー セブン)」の広告に出演されているようです。またそのコピーがイカシていて 『 目指すのは、三回目のノーヒットノーラン 現役続行 』(http://www.beverage.co.jp/z7/) です。
実際、38歳の野茂投手はロサンゼルスでひじのリハビリを続けているようで、団代理人は、「野茂さんは間違いなくもう一度投げたいと思っていて、もうちょびっと復帰には時間がかかりそうだけど、そんなに遠くではない」と話しておられるようです。
感動です。ゆっくりでいいので、しっかり身体を元に戻して、また大リーグのマウンドに戻ってきてください。
※写真は圃場前の蔓薔薇・・・今年もかわいい花をつけました。


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『農は生きざま!!』
まさに、そんな生き方を自ら選んでされてきた方のお話を聴く機会に恵まれました。
その方は、自らの環境を変えるため、全く知らない『農』の世界へ一人で飛び込み、自らの生き方を農との共生の中に見つけ出し、決して世間に媚びることなく、自らに厳しく信念を貫く。苦労は厭わず、そういう環境の選択が出来たことに喜びすら感じる。感謝する気持ちと相手の立場になれる広い心、与えられた環境を素直に受け止める寛容さと、それらをプラスに変換するエネルギーを持ち併せてておられたことは大変印象的でした。
本当の幸せって何か
・・・些細なことに『幸せ』を感じる、また、そんな『幸せ』を感じられる自分に幸福感を憶える。お話を聴く中で『幸せ』とはおそらくそのことを感じられる自己の感性の中にこそ存在しているのではないかと思えてきました。
本当の豊かさって何か
・・・美味しいものを食べたり、きれいな洋服に身を包まれたり、楽しいことを思い存分することよりも、信じるものに素直になり、心に一点の曇りのない正直な生きざまをすることが、何よりも己の心の中の満足感の追求にあたり、おそらく、本当の豊かさは心の中にこそあるのだろうと思えてきました。
最後に「これからの『農』は、愉しみに感じるためにおこないたい。」とおっしゃられ、それは私も大賛成!!!決して辛くっては続けられないし、それではみんなで一緒に愉しむことは決して出来そうにないから。。。カッコ良くまではなれないかもしれないけれど、お互いが喜び合い、笑顔で愉しむその姿の中にこそ、『農の未来』は存在するように思えるから。
本日は本当にありがとうございました。



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大地康雄さんが、主演俳優にとどまらず、企画、脚本、製作総指揮と一人四役をこなしておられるのが、この『恋するトマト』という作品らしいです。この作品は、フィリピンの貧しくも明るく前向きなたくさんの人々との出会いや作家の小檜山博氏、結婚して日本に暮らすフィリピン人女性・クリスティナさん、茨城の農家の人たち等々・・・いろいろな方々との出会いによって、熱い思いをもたれた大地さんが十数年の情熱を結集して作られた作品と言って過言ではないようです。
私はまだ観ていないので、友人の受け売りですが、一度早い機会に観て、また感想を記載したいと思っています。乞うご期待!!
大地康雄  オフィシャルページ http://www.daichiyasuo.com/index.html
恋するトマト ホームページ  http://theres.co.jp/tomato/

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あちゃー!!
季節がら、朝に夕に忙しく・・・。
お蔭さまで、酵素オカラの注文もたくさん頂き、
大きな倉庫も持っていないので、預かっていた
だいていた酵素オカラを輸送中に、・・・
あちゃー!!
一時はドナイなるかと思いながら、なんとか
無事に輸送できて、ひと安心。
やっぱり、仕事は急いでいたり、横着をすると
駄目ですねぇ。しっかり計画を立て、じっくり
余裕を持って対処しないと。
これからは肝に銘じて、明日からまたがんばり
マース!!


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