百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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露木裕喜夫さんは
「自然をよく観察せよ
 豊かな自然の中に
 有機農業のヒントは隠されている」
 と言われたという。
農業自身が自然に逆らうものであり、
その農業を行うことで人類は繁栄して
きた。
しかしその大自然に畏怖や畏敬をもっ
ていた頃は良かったが、時々人類は自
身の持つエゴで大自然をも征服しよう
と愚かな考えを持つに至る。
「自然と共に
 自然に決して逆らうことなく、
 常に自然に教えていただく
 そんなしなやかな“農”でありたい」


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“農こそシリーズ”第4弾『農こそヒストリー』が今日、京都の池坊短期大学にて開催された。
そのなかで、特別出演された高石ともやさんは、このイベントのために作詞作曲されたという『いただきます』を初お披露目、・・・これがなかなか良かった!!
歌詞の一部をここで紹介すると
『米も麦も豆もジャガイモもトウモロコシも大地の贈り物、
桃もリンゴもミカンも天からの贈り物
その命、戴きます』・・・手をあわせて戴きますということの大切さ、食べるという表現ではなく“戴く”という表現でそれぞれの生命の尊さを日々実感して暮らすということの重要性について何気なく(決して肩肘を張らず)唄われる高石さんの姿に感激!! 感謝です、ありがとうございました。

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遅ればせながら菜の花(晩生)の播種をしたいと思う。
菜の花は菜種油を搾油する以外にも食用として利用できる。
天ぷらや和え物はもちろんのこと、簡単に茹でて、オリーブオイルとガーリックで炒めてパスタにするのも一考です。


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新疆ウイグル自治区のトルファンの干し葡萄は実に美味しい!
実はこれ、3年前の干し葡萄。しっかり干されていると保存が利き、味がイイ!!
なんとトルファンの葡萄溝には、400ヘクタールの葡萄畑があり、栽培されている葡萄は、緑色の種無し葡萄「無核白」(むかくはく、“中国の緑の真珠”とも呼ばれている)、細長い緑色の房が特徴の「馬ダイ子(馬の乳房)」、赤葡萄など200種類もあるという。
それら葡萄の年間生産量が600トン、干し葡萄の年間生産量が300トンにものぼるようだ。


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無農薬・無化学肥料 水稲のススメ

その一、無農薬・無化学肥料で栽培してみたい
        [先ずは意思が大切]
その二、土づくりに興味がある
        [有機は土づくりが基本です]
その三、深水(ふかみず) 管理が出来る
        [草を抑えるには最も大切なこと、圃場の条件のひとつ]
その四、自分で育苗している
        [稚苗ではなく、成苗植えが原則]
その五、とろとろ層がしっかりある
        [とろとろ層とは、田んぼの表面に積もったイトミミズのフンを中心とした層のこと]
その六、水温は低い方だ
        [水温を如何に低く保てるかがポイント、春先には暖かくする方法も大切]

他にもありますが、こういうことがどの程度まで整理、クリアできるかが先ずは、第一関門です。
他には・現在どんな草がはえているか ・砂地か沼地か
 ・寒暖の差は何℃程度あるか。
   等々あります。


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僕たちの水稲農家仲間である佐渡の仲村さんは、昨日から本日にかけて山形県で開催された米食味分析鑑定全国コンクールで見事金賞に輝いた!!
仲村さんは佐渡島の“トキの田んぼを守る会”のメンバーで、僕達は彼と無農薬・無化学肥料栽培で、生のおからを酵素を使って乾燥させ、それを圃場に施肥することで草を抑えるという農法を共にやっており、基本的に自ら作った資材で農産物を栽培する循環型農業の提唱をしている仲間なのです。
受賞は昨年の小池先生の受賞に続き、大変嬉しい限りなのです。やったーッ!!

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最近、豊かな食とは何か考えさせられる。
季節を先取りしたり、季節はずれに、意外なものを戴くことが本当に豊かな食なのか?
さまざまな種類の食材を自由に調理し、お腹一杯に戴くことが豊かな食なのか?
何時でも簡単に便利で安く早く戴けるのが真の豊かな食なのか?
何か私たちは、食の本質を間違えて理解しているのかもしれない。
食とは決して季節はずれのものを戴くものではなく、たくさんの種類があれば良いのでもなく、何時でも簡単に便利で安いものでは決してないことに気づく。
というのは、旬のものを旬の時期に、一物全体戴くことに食材の本来の価値があり、日本食本来の保存食や和食をベースにした食のあり方が、本来の豊かな食(文化に近い)といえるのではないか。
日本の土地や風土に沿った歴史を踏まえた食の提案が、実はいま求められているのではないか。

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山裾  


一昨日は小雪。
最近、秋から冬へ、いきなり季節が変わったようであったが、今日は比較的穏やかな一日だった。
比良山の裾野には厚い雲が拡がり、その下に映っているのが琵琶湖の湖面。

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昨日のシンポジウムの中で安部司さんが「ほんまもんの食材とほんまものの味」について1時間50分基調講演をされた。
講演を聞き、食品添加物の使用される目的と有機農畜産物が消費者になかなか受け入れられないもどかしさがほぼ共通項で括られていることが良く理解できた。
その共通項とは、①安さ ②簡単 ③便利 ④きれい ⑤味が濃い の5点で、私達は何を優先する選択権を持っているということだ。
縦軸を安全・安心として横軸を価格とすると、第Ⅱ象限にあたる安全・安心は望むが価格は安いほうを選択したいという人が52%あるという。第Ⅲ象限にあたる安全・安心は望まないし、価格は安いが一番という人が23%ということで、安いという理由で食品添加物や有機農畜産物ではないものが選択されているのが現実であるようだ。


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今日は虎姫→高月→マキノ→安曇川 とほぼ琵琶湖一周して 食育シンポジウムin高島 に参加してきた!
石津さん達がされているたかしま有機農法研究会の取り組みをお伺いし『生活者+農家+生き物』の繋がり、地域との連動、いろいろな組織や人々との連携の大切さが大変良く理解できた。
また微笑ましい今津北小学校の取り組みを聞き、農家と町と学校との連携のあり方に共感した。奈良校長、ありがとうございました!!
※写真はマキノ追坂峠(まきのおっさかとうげ)の道の駅より琵琶湖を臨んだ風景です。

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