百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

ふゆみず田んぼ

2009-11-30 21:47:40 | 農業
『ふゆみず田んぼ』とは基本的には稲刈り後も耕さず、冬も水を張ったまま、ミジンコなどの微生物、プランクトンをはじめ多種多様な生き物を育むことで豊かな土づくりをおこなう農法のことをいいますが、単純に冬場に水を張る農法と憶えていただいても結構です。

ボテ

2009-11-29 22:11:01 | 環境
ボテっとしている様から『ボテ(本名は“みゃあツー”なのですが)』と呼ばれて、はや3ヶ月。
一日三食昼寝つきが災いし、いつの間にかこんなに大きくなってしまひました。
友人によると「猫でも食べ過ぎは、糖尿になる」らしいので、ここ二週間二食に食事制限してみたのですが、ちっとも本人には理解できず、我慢できなくなり、隠していた餌を探し出しては、隠れて食事を・・・。
少しスリムになって新年を迎えたいものです。

よもぎあん餅

2009-11-28 20:46:27 | 料理
一昨年あの「はなまるマーケット」で佐伯チズさんが紹介したという『よもぎあん餅』(甲賀もちふる里館)、餅には甲賀市小佐治の滋賀羽二重糯を使用、「餅を特産品に!」を合言葉に地元の方々が、生産から管理、そして製品づくりまで一貫してされているそうです。
滋賀羽二重糯は、和菓子屋さんの業界では日本一といわれているもち米の品種で、尚且つ栽培されている小佐治地区は、300万年前は琵琶湖の底であったといわれ、古琵琶湖の重粘土質というこの地区独特の土壌で栽培されるもち米の品質は滋賀羽二重糯の中でも抜群といわれ、昭和27年から昭和の末年まで正月用のもち米として天皇陛下に献上され続けた逸品!!  なるほど!! 美味しい!!

アグロイノベーション2009 その2

2009-11-27 21:41:58 | 農業
『アグロイノベーション2009』の会場内には植物工場関連だけのブースが今回は設けてありました。
個々には、なかなか見ごたえのある内容にはなっていたのですが、もっともっといろいろな企業が知恵を絞り、モジュール化を急がないと・・・。
農業はあらためて、総合的なものであることを実感した2日間でした。
多くの方々にご来場頂き、ありがとうございました。
また今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

おけさ柿

2009-11-26 18:52:18 | 農業
佐渡で栽培された渋柿で、そのやわらかい果肉と上品な甘さを引き出すために、丁寧に焼酎で渋抜きされた平核無柿(八珍柿)をおけさ柿と呼びます。何とも味わい深い手間のかかったこの柿は、初冬の訪れを告げてくれます。 感謝!

小春日和

2009-11-25 20:49:21 | 季節
冬到来?!と思いきや、一転して今日は穏やかな天候に!!
今日から土曜日までは、穏やかな天候が続くという。
いまのうちに済ましておかなければならない仕事がたくさんある。
天候によって左右される百姓の仕事は、通常の人から見るとなかなかスケジュール通りにならない大変な仕事のように映るようだが、自然と共に仕事が決まっていくだけのことで、それは自己本位ではなく自然本位なだけであり、自然に反して無理やりしないということが大切であり、晴れの日の仕事、雨の日の仕事、曇りの日の仕事等段取りをしっかりしておくことも必要ではあるが、あくまでも無理はしない、前倒しや後回しについても天候を窺いながら進めることがやはり重要になる。


さんかん

2009-11-24 19:44:22 | 季節
「さんかん」とは・・・生産者が自分で値段をつけ、自分の責任で、消費者の方々に、直接野菜類を売る、舞鶴・喜多にあるお店のことです。
今年の夏で丸三年を迎えられ、これは、そのお店を営んでおられる北原さんの日々の想いとつぶやきをつづられた文集です。
『  丁度よい 
 お前はお前で丁度よい
 お前にそれは丁度よい
 息子の嫁もその孫も
 幸も不幸も喜びも
 歩いたお前の人生は
 お前にとって丁度よい
 行ったところが丁度よい
 上もなければ下もない
 仏様と二人連れの人生
    南無阿弥陀仏  』

朝陽

2009-11-23 22:27:26 | 季節
今日は深い靄の中、朝陽が昇った。
靄は世界を変える。
靄は世界をみえなくする。
靄があけると何気ない朝陽は黄金のように輝き、靄を覆う。
靄は静かに朝陽に溶け、大地を覆う。
そして朝陽はごく平凡な朝を私たちに取り戻してくれる。

忙中閑あり

2009-11-22 20:46:42 | 季節
忙しい中、遠方より友来る~。
ご夫婦で来られて、奥さんが「京都には行ったことがない。」とふとつぶやかれたことから、午前中だけ急遽、紅葉の京都へ!
まだ早朝だったので、三千院の駐車場には空きスペースはあったのですが、京都の街中まで下る頃には観光地にはもう人・ひと・ヒトの波、久しぶりにみる大勢の人の数に少し酔いながら、南禅寺⇒永観堂⇒銀閣寺と車窓から眺め、お昼前には京都を後にする。たまには人と同じような休日の過ごし方も・・・いいかもしれない。でも、やっぱり苦手・・・。ソレもまた仕方ナシ。