百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
ビジネスブログランキング
 



◇どうする?琵琶湖の水草◇・・・現在、滋賀県は、琵琶湖の水草の「除去手法」と「有効活用」のアイディアや技術を募集している。
主催は財団法人淡海環境保全財団で、水草の除去方法および刈り取った水草の有効方法に関するアイディアや技術を広く募集中で、締め切りは、12月28日(金)17時必着。
審査基準は・実現可能な取り組みか・琵琶湖の水草の現状に適した効率的な取り組みか・費用面から妥当な取り組みか・環境や生態系に配慮した取り組みかの4点で優秀賞には賞金も出るそうです。
応募及び問い合わせは (財)淡海環境保全財団 077-524-7168
〒520-0807 大津市松本1-2-1 大津合同庁舎6階  までです。
私も、刈り取った水草の有効活用方法で応募したいと思っています。
皆さんも、是非是非、応募してください!!


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




11月も残すところあと一日。このままいくと12月、あと1ヵ月を残すだけとなり、少し淋しい気もするが、あとは、やり残した事をしっかり確実にやるだけであり、これから迎える来年の準備もしっかりやって行きたいと思っている。
やり残したことは、・タマネギの定植  ・酵素オカラの運搬方法   ・大豆ペプチド入り酵素オカラの販売ルート  等々
また、12月22日(土)午前中に『農を変えたい!近江の会 生産者懇話会』の立ち上げをおこない、その流れで午後から一般の参加者の方々も交えながら『第一回学習会』を開催予定にしております。
農に関心のある方、食に関心のある方、びわ湖周辺の環境保全も含んだ滋賀県全体の環境のあり方等に興味のある方には是非参加していただきたいと思っています。
◇『農を変えたい!近江の会 生産者懇話会』主催の第一回学習会は
  午後1時より 近江八幡市 男女共同参画センター G-netしが にて
  第一部は 「土の健康・作物の健康・人の健康」西村和雄さん
       「食のあり方」         大前洋子さん
  第二部は  意見交換会    
  閉会は 午後4時 を予定しています。
  参加費は、500円 です、よろしくお願いいたします。

 



コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




野菜寿司を食べさせてくれるお店がある。単なる野菜の漬物をネタの替わりに載せたものではなく、一つひとつの野菜にこだわりがあり、その野菜の良さを引き出す工夫をされている。
そろそろ野菜もしっかり甘さがのってくる時期を迎える。そういう時期に地元の野菜のその良さをしっかり理解してくれているお店があり、その野菜の旨さを引き立てる料理方法を真摯に考えてくれる調理人がいるということは、私たち百姓にとってなんとも頼もしい限りであり、私達も更に日々精進しなければならないことに再度気付かされるものだ。
※折角の機会だったのに、写真を撮るのを忘れていました・・・スミマセン!!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




遅まきながら、玉葱の定植にいざ出陣!なかなかこの定植機、優れモノ!一株づつ投入すると鳥の嘴のようなカタチをしたものが、地中に運び、一株づつ定植する。これで30aは楽勝!!と思いきやなかなかそうは問屋がおろさない。苗がポット苗でなかったために、なかなかうまく落下しない。こんなことじゃ30aをするために1週間以上かかる…ということは、機械を使わなくっても、人力でも・・・同じってこと…。あちゃー、…、どないしたもんかいなぁ。誰か助けてくだされ・・・


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


竹林  


竹林を維持管理することはなかなか大変だ。
竹林の理想は1坪(3.3平方m)に1本なのに、現状の放置竹林は藪化現象になっており、1坪(3.3平方m)15~20本の事例もよく見受けられる。手を加えたいけどどのように加えれば良いか、なかなか難題だ。
しかしこの難題に、地域の住民の方々と共に地域活性化を目的に取り組んでおられる方がいる。そういえば、竹には寿命があり、計画的に伐採していけばそれなりに景観の維持は可能で、整備出来たところは子供達にタケノコ掘りの会場として開放したり、伐採した竹を竹炭や竹搾液に加工しリサイクルすることで、少しばかりの維持管理費の捻出を可能にする。その活動が、地元の高齢者のボランティア活動として認知されてくると、自然と竹林との共生が街全体の大きな活動のエネルギーとなる。
誰でも、出来そうなことだけど、決して簡単には出来ない。人と人の思いがあり、そして人と人との結びつきでそこにエネルギーが生まれる。そのエネルギーが持続可能なような仕掛けづくりが必要になる。そこには知恵が必要であり、ある意味で忍耐も大切になってくる。昔は、人の知恵で成り立った循環が、現状はどこかで常に分断され循環させることが不可能になっている。だからここにもうひとつ別の知恵を絞ることで現代の新しい循環を創出する必要があるのだろう。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




『ユメミルチカラ』(北海道大学 永田晴紀さん)
・・・これは先日、東京国際交流館で開催された“サイエンスアゴラ2007 サイエンスカフェ”のパワーポイントより・・・そのまま引用
『ユメミルチカラ』
夢って何だろう?  ・なりたい自分 ・こういうことが出来たらいいなぁ ・何故ならそれが好きだから  ・「~して欲しい自分」は夢じゃなくただの“欲”
夢を見るのは怖いですか? それは、かなえられないと、辛いから、耐え難いから。  そして、辛いのは自分の魂の救い方を知らないから。  
でも夢を見ないと成長できない。  好きでないと勉強出来ない。夢みて心を動かそう。
《人間は感情の動物》 感情が行動を決め⇒理性が行動を正当化する  正しい行動をするためには正しい感情を持つ必要があり、「なりたい自分」になるために必要な行動があるのなら、その行動をしたくなる感情を手に入れる必要がある。
“言霊(ことだま)を選ぼう!!” 言葉を口にする⇒言葉は感情を左右する⇒感情は行動を特定する⇒行動の積み重ねが、人生そのもの!!
“メンタルブロックを外そう!!” 出来なくってもいい、理解できなくてもいい、…。自分の限界を決めてしまっているのは実は自分自身。
※詳しくは http://myhome.cururu.jp/camuispaceworks/blog/article にて  


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




メダカのがっこうの中村さん達がおむすび茶屋を神田で始められて、9ヶ月を迎える。別におむすび屋さんで一発大儲けしようというコンセプトではなく、従来からこだわっておこなってこられたNPO法人の活動内容・・・「耕さない・冬・水・田んぼ」でのお米づくりを通して日本の自然環境復元を進める・・・を広く都会の方々に知ってもらい、更に活動の促進を図りたいとするもので、コンセプトは『食べた人も、田んぼの生きものたちも、農家も、みんなが元気になる』なのです。
最近、食が危ないといわれて久しいですが、食材だけではなく、すべて調味料等に至るまで気を使っておられ、塩は大島の天日塩、お茶はマコモ茶、当然野菜もすべて無農薬、ふわっとしっかり握られたおにぎりも決して型で握っているのではなく、手で握られている。
すべてが“ホンモノ”・・・こういう時代だから望まれているもの、こういう時代だから必要なもの。でも本当は、みんなに是非一度、生きものたちが元気な田んぼを観に来て欲しい、そしてそんな生きものいっぱいの田んぼを増やして、日本中の田んぼを生きものいっぱいにしたい。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




有機農業推進法が昨年12月全会一致で制定されたが、認知度はまだまだ低い。農業関係の行政職員の方でも、まだこの法律を知らない人が少なくない。また、この法律では、地方公共団体が推進計画を立てることになっている。国は出来るだけ、現場の市町村に主体性を持たせる意味で、ハード面とソフト面の両面から支援をして、モデルづくりを始めたいと考えているようだ。
市町村の中には“ムラづくり”や“マチづくり”の視点でこの推進法を活用したいと考えているところがあるようだが、県や現場レベルで議論になるのは、有機農業は、果たして減農薬の延長線上にあるのか、全く異なる農業なのかという点ではないだろうか。
僕自身も、農業を始めた当初は、どうしても害虫による被害が酷くなりそうな時や病気が発生した時は、仕方なく薬を振るしかないのでは・・・と思っていた。しかし、農業をじっくり、しっかりやってくると薬を使うばかばかしさがみえてくる・・・何故薬を使わざるをえなくなってしまったのかについて考えてみると根本的な問題は『土づくり』にあることに気付かされる。・・・つまり、対処療法ではなく、根本治療(原因療法)が重要で、この根本を有機(無農薬・無化学肥料で生物多様性を活かした農業)で解決してくると、不思議と手間暇をかけなくても充実した植物の育つ環境が準備されてくる。
害虫も“害”がトレテただの虫になる。虫になると決して憎い存在ではなり、同様のことが雑草にも言える。目の敵のように雑草が生えない圃場づくりを目指している人がいるが、ある人は「そんなに草が嫌いなのなら、砂漠で農業をすれば良いのではないか!」と言う。どう考えても、草が全くないところで植物を育てる??ことは大変不自然であり、もし育ったとしても、大変違和感を持つ。
有機農業については、百姓だけではなく、消費者や行政、流通の関係者と共にしっかり考え、一歩一歩確実に着実に広めていきたいと考えている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今年も無事に『第二回こだわり百姓サミット(11/21~22)』を終えることが出来ました。参加していただいた方々、また、今回は参加していただけませんでしたがいつもサポートしていただいている方々、本当にありがとうございました。
なかなかゆっくりいろいろな話が出来ない中、一年に一度ぐらいはゆっくりじっくり膝を交えて様々な角度から本音で語り合いたいという会の主旨通り、老若男女が各々のこだわりについて決して押し付けることなく、決して聞き流すことなく、ある意味で旧交を温めるように、ある意味で戦友と語り合うがごとく、たのしい丸一日(1泊2日)を過ごすことが出来、本当に感謝しております。
会は、千葉の椿さんご夫婦の半世紀にわたる体験談(“アヒルのような毎日”ではあるが大好きな農業)で始まり、福井の長田さん、滋賀の片木さんの栽培から商品化へ至る熱い思いを伺い、その後夕食会を通した交流会や、2日目には滋賀の中道さんの日々の工夫についての話や意見交換会の中では、・「売る」ためのステップについて自らできる努力のあり方についてや・地元の慣行農法の方々と如何に理解しあうか等々、オープンな会話が出来たことは、大変嬉しかったです。
最後は、京都の堀さんに「諦めないで、ある意味で死に物狂いで、自信のあるものを誇りを持って販売していこう!!」とまとめていただきました。
また、来年も元気な姿で再会できるよう、健康に留意し、地に這いつくばって頑張るゾッと改めて気を引き締めた次第です。
来年は福井?!での再会を期して三々五々、時雨れる余呉を後にしました。
みなさん、本当にありがとうございました。またの再会を楽しみに、暫しのオワカレ・・・。ありがとうございました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




明日から、1泊2日で、昨年に引き続き、余呉のウッディパルで『こだわり百姓サミット』を開催する。開催する・・・というのは、一応、(有)サン愛ブレンドが主催で、全国の仲間のお百姓に声かけをしているからであり、それ以外には何もしておらず、果たしているのは事務局程度の役割だけなので、開催するというには多少おこがましい感じがする。
今年も、北は千葉から西は播州赤穂まで、車で来る人、電車で来る人、寄り道してから来る人等々人それぞれだが、一堂にみんなで集まれることは、幸せ以外のなにものでもない。
百姓は日々の仕事の中では、結構孤独なものであり、まして、こだわって農業をしている人は、もっともっと孤独なものであったりする。決して愚痴グチ言わず、決して後ろ向きにならず、決して諦めることなく、日々精進を続けている・・・でもわかりあえる友とは年に一度ぐらい、一晩ぐらい語り明かしても良いではないか・・・・・というのが私達の開催の想いなのです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ