百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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冬場に水をはられている田んぼはこの辺では少ないが、これが所謂「ふゆみずたんぼ」。
冬場に田んぼに水をはっておくと、草がはえないばかりか、気温が少し上昇するだけで土の中の微生物達の動きが活発化し、植物にとってはかけがえのない環境が作り込まれることになります。
稲藁や稲株は分解が進み、春以降の藻類の栄養となり、湖や池と同じように飛来してきた鴨達には絶好の餌場となり、夜は寝倉となるのです。


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菜の花はアブラナ(油菜)の俗名。
アブラナ科は春なると黄色い花を咲かせる。具体的には、アブラナ科アブラナ属は、黄色い花を咲かせるということで、アブラナ科でもアブラナ属以外の大根などは白い花や薄紫の花を咲かせる。
この時期、人気の菜の花はやっぱり「なばな」。
「なばな」は全国の中でも三重県が栽培面積「日本一」。
その歴史は、昭和30年代に遡り、現在の桑名市(旧長島町)が「なばな」とネーミングして市場出荷されたのが始まりだという。いまや三重県下に幅広く栽培が普及しており、栽培面積は約171ヘクタールにまで及んでいる。
実は、この花は白菜の花で、食べると白菜の香りがする。ミズナはミズナの味がする。不思議だが、当然といえば当然で、トウ(薹 とう)が立つと花芽がつき、花に栄養が集中するのだろう。
「なばな」も美味しいが、他の菜の花もなんとも春の香りを運んでくれる季節の大切な贈り物だ。


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汚泥の肥料化においては、現行の肥糧法にもとづき行う必要があります。
汚泥を原料として生産される肥料に関しては、有害成分を含有するおそれが高いものとして農林水産省令で定められている肥料とされており、下水汚泥等を必須原料とし有害成分等の公定規格が定められ、農林水産大臣の登録が必要な普通肥料と、もう一方、たい肥は、多様な動植物質の有機質物を原料として使用できることとなっており、生産又は輸入する者は都道府県知事への届出が必要となります。肥料化等を行う場所や集積所や加工時の臭い等、まず気にかけなければならないことはあります。そして、法的には公定規格が定められている普通肥料は農林水産大臣または県知事の登録を受けなければならないということになっています。


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昨年秋に定植したブラックベリー達は、なんとかなんとか春を無事に迎えています。春になると、植物達は一斉に芽ぶきますが、その芽ぶきかたはそれぞれの植物によって違いがあります。

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赤えんどうは、エジプトのツタンカーメンのお墓の中からイギリスの考古学者ハワード・カーターによって発見された神秘的なエンドウ豆ともいわれていて、特別に美味しいとは思わないが、和菓子に結構使われている。豆大福やみつ豆に使われる赤えんどうは、やはり中に入っていないと何か物足りなさを感じる。赤をより鮮明に出そうとすると寒暖の差が重要になってくる(黒豆とほぼ同様だが・・)、今年の秋には一度チャレンジしてみたい。


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そういわれると、両足裸足で土の上に立つことがなくなって久しい。
足に触れる土の感触、大地に根ざして暮らしていることを実感するそのヒトトキ。
足は第二の心臓ともいわれ、足の裏で大地のエネルギーをえるヨロコビ。

農薬不使用の田んぼと慣行農法で水稲が行われている田んぼ、
子ども達は農薬不使用の田んぼだとほんとうに泥まみれになってはしゃぐという。
子ども達は慣行農法の田んぼだとしっかりはしゃげないという。
どこで自然を感じ、どこで“生”を感じるか、
感じられる感性と、ありがたく感じる感謝を心に!!


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ここ三日間、寒さが戻ってきている。
桜も、先日まで今にも開花の勢いだったのが、一歩後退。
また暖かい日がくることだろうが、春はやはり、三寒四温。
行きつ戻りつ迎えるものなのだろう。


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まずはテンペ菌に大豆を分解させ、そのあと麹菌をつけるべく、この写真のようにテンペをミンサーにかけ麹とまぶします。あとは、普通の味噌づくりと同じ。樽の中にペッチャンペッチャン空気を含まないように押し込んでいくのです。
「テンペ」とは、インドネシアを代表する伝統的な大豆の発酵食品で、良質な植物性タンパク質が豊富でクセがないことから、1980年代にアメリカのベジタリアンの間でブームになり、日本でも注目されてきました。このテンペ菌をうまく使うと、砂糖を使わない料理づくり等料理の幅も広がるという料理家の方もおられます。



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菌床  


キノコ類の菌床
培地の基材には、オガコ(針葉樹、広葉樹)やコーンコブ(トウモロコシの芯)、豆殻などがあります。栄養剤として重量比で20%~50%程度の糠類やオカラなどが使われます(コーンコブ、豆殻は栄養剤としての作用もある)。
菌床閉鎖環境下では、窒素を始めとする必須成分やミネラルを何回も再利用し(己自身を食べ)、炭素が尽きるまで分解します。キノコ菌は土壌中からも多少養分を吸収しますが、必要なものは酸素だけで自己完結型分解機構を持っているそうです。
このキノコ類の廃菌床は、土づくりにどこまで有効なのか。今一度考えてみたいとおもっています。



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ヒートパイプとは、管の中の水などの作動液が気化、凝縮を繰り返すことで大量の熱を瞬時に移動することができる管のこと。ということは、左側で感じた熱を瞬時に右側に移動させることが出来る、上の熱を下に、下の熱を上に瞬時に移動させることが出来るという代物で、最近はパソコン等の内部に活用されており、半導体などから生じる熱を拡散・排出するために、その内部に金属製の管を張り巡らしているという。具体的には金属管の中に冷媒を入れ、液体の蒸発と凝縮の潜熱を利用して排熱を行なう。熱源から徐々に放熱しながら熱を拡散することにより、小さな温度差で大量の熱輸送を可能にする。
暑い夏の家の中の冷房や、寒い季節の家の中の暖房等にも活用でき、農業用(ハウス暖房・乾燥機・育苗・土中加温冷却・水中加温冷却)そして畜産用(畜舎の暖房冷房)、はたまた融雪用(ロードヒーティング・屋根融雪)にも使用できそうです。

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