百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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久し振りに佐渡を訪れる!今春から“トキの田んぼを守る会”のメンバーのみなさんと酵素オカラを共につくり、水稲の草抑えに施肥することで、無農薬・無化学肥料のお米づくりを行い始めた。3年前から酵素オカラを使った水稲を共に学んできたが、今春から地産地消の肥料づくりを目指し佐渡で酵素オカラをつくっている。また今秋、9月に控えたトキの放鳥も、今後佐渡の環境保全資源循環型農業の推進に大きな武器になるだろう!!

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モノの考え方や見方・捉えかたには大別すると二つになると思われる。単純にプラスかマイナスか、ポジティブかネガティブか、の二つに大別されると思われるが、その二つの考え方の行方には、大きな差異が生じ、個人としての感じ方や生き方以外にも、他者に与える感情や影響度合い等考えると、ホント雲泥の差になることにもっと気づくべきだと最近頓に考えるようになった。
たとえば、日本海沿岸で大量発生し、その処分に困っているというエチゼンクラゲの特性を活かして、あることに活用するコトを考えていたら、その隣で「そんなことにエチゼンクラゲを使っちゃったら、エチゼンクラゲが絶滅危惧種になっちゃうんじゃないの!」という人がいた。そりゃ、全部使えばそうなるかも知れないけどたくさんいるので何とかしたいという発想で思考していただけで、全量捕獲して生態系をも変えようとしているわけでは決してなく、そういう人の考えに水を差す、所謂、「杞憂」…天が崩れて落ちてくるのではないかという心配…な物事の考え方は、閉塞感を生むだけで、議論に何の足しにもならない。やってみて、改善する、やる前から、問題点ばかりの指摘では、いっこうに脚が前に伸びない。チャンスがあっても、理屈だけで、好機を逃してしまう。
そう思うと、自分自身の話し方や行動にももっと注意が必要で、一言ひとことがいろいろな方々にどう伝播するのか、何を伝えるためにはどうすることがもっともわかりやすく伝わりやすいか、結構丁寧に考えてみる必要があることに気づかされる。

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今年、水田直蒔にチャレンジしている人がいます。
『水田直蒔』とは水田に直接、種籾を落とすことで、育苗等の省力化を図る農法で、その手法は乾田と湿田に二分されるが、『水田直蒔』で尚且つ無農薬・無化学肥料栽培を行うことは至難の業のような気がする。
ただ、よく考えてみると土づくりがしっかり出来ると、そのほとんどの問題が解決可能なのかもしれません。
私たちは、草の生育に苗の生長が負けると思いがちですが、苗の生長に必要な条件をしっかり整えてあげると、苗は他の草よりもいち早く成長し活着(根を張ること)することが可能となるようです。
水田直播は今後、大規模農家が更なる規模の拡大に際して必ずや必要になる技術と考えられています。中型の規模の農家のネットワークを築くのか大大規模にならざるをえないのかについては、まだまだ検討の余地を残しますが、いろいろな技術をみんなで知恵を絞って磨くことが何よりも大切な気がします。


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雨がない、雨よ降れ!!
昨日まではずっとそんな風に思っていた・・・。
ところが今日は昼からこんな天候に・・・。
琵琶湖がまるで海のように大荒れで・・(写真は琵琶湖の浜)!!
近畿地方や北陸地方は広い範囲で激しい雷雨や集中豪雨に見舞われ、神戸では増水した川に流された人、4名が命をなくされたという。
雨は欲しかったけれど、そんなたくさんの水は必要じゃなかった・・・!!

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僕達は、なんのために起業したのでしょう?
単に農業をしているということ・・・だけならば、わざわざ起業する必要はなかったはず。農作物の栽培だけではなく、農を幅広く捉え、土づくりや肥料づくり、苗栽培や水耕栽培、加工技術や販売手法、営業や流通等を僕達なりに考え、僕達なりに消化した上で、僕達なりに現実のモデルとして社会に提示したかった・・・のだろう。
他には、土壌内の微生物量、窒素循環や炭素循環、光量子量や照明技術、電気や機械やエネルギー、潅水技術、気流解析、温度と湿度、イオン工学から量子力学に至るまで様々な要素が農を取り囲んでおり、様々な角度から、いろいろな方々と協力することで、前に進むことが出来ると信じているからです。
やりたいことや、夢は、常に、なぜやりたいのかをしっかり考えることが大事なのです。僕は『農を変えたい!』が第一義だと思っています。
なぜやりたいのかを考えることが出来たら、次にすることは、さらに、なぜ、「なぜやりたいのか」と思うのか、をもう一度考える事が大切だと話してくれる人がいます。
僕は『農は食や環境、地方の再生の大きな鍵となる』と思っています。なんども繰り返しているうちに、やがて、本当にやりたいことはなんだったのかがわかってきます。多くの場合、手段が目的化していることが多いといわれますが、
まずはファーストステップとして
・飼料や肥料の自営化 ・室内栽培技術の確保 ・有機栽培技術の一般化 
そして次のステップで
・新規就農者への機会提供 ・食農教育の補助 ・有機農作物販売
更には、・地域医療と農 のありかたをみつめたいと最近、考えています。



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Mamma Mia!!
ブラックベリー+mintの新作のコンフィチュールを発表!
なんとこのブラックベリーはユリサファームの無農薬栽培なのですら!
来年からはもう少し頑張って栽培しますぞッ!!
『マンマ・ミーア!』
http://www.geocities.jp/patimammamia/


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夏に収穫が楽しめるブルーベリー!
無農薬栽培のブルーベリーを摘み、有機栽培のハーブや野菜、天然酵母のパンなどに舌づつみをうつ。
大津市伊香立上龍華に位置するブルーベリーフィールド紀伊國屋さんはそんなお店。

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最近は、夏を感じるどころではなく、油断をしていると眩暈を覚える。
やはり、サマータイムを導入するか、スペインやイタリアのように日中3時間~4時間しっかり休む方が効率があがる。
本来は、早朝早くから仕事をして、お昼前から午後3時頃まで休み、夕方またしっかり働くほうが、スムーズに事が運ぶし、植物達にも良い影響を与えそうだ。あまりにも暑い中を、収穫や芽かき、誘引されるよりも涼しい方が気持ち良さそうだし、潅水なんかはその典型で、早朝早ければ早いほうが良さそうだ。早朝にやりきれない場合は、夕刻、日が沈んでから少し与えることにしているが、結構早朝にする事と、夕刻にする事を仕分けしてみると百姓の仕事内容も植物の生理に近いものが正しい気がしてならない。

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地元では、高校野球の予選も終盤を迎え、いよいよ夏本番!!
今年は、梅雨も空梅雨で、このままでは、秋冬野菜の栽培も少し難しくなりそうだ。こんな年は、「大きな台風が来るかもしれない!」という人や「大雨に注意しないとダメだ!」という人、どこかで帳尻あわせの雨が相当量降るということになりそうだと話す友人が多い。


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今月の現代農業の増刊号(2008年8月増刊)は『医療再生』について、様々な角度から現実の地域医療の動きについて書き込みがされている。
何故、地域医療が崩壊の危機に瀕しているのか、産科や小児科が激減し、地方を支える医療ががんばれなくなっている現状をつたえるだけではなく、ムラがどのようにして再生するためのスキームを組んだか、歴史と地域性を重んじる中での古いようで新しい“医療”の提案、生きがいづくり→健康づくりと生活と農の一体化を全国各地の運動を通して、我々に教えてくれる。


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