百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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今日は龍谷大学の理工学部の『学外実習事前研修』(学生さん達120名を対象)の講師(?!)として約1時間、以下四つのテーマ「・社会人になるための心構え ・働く意味合い ・起業して思うこと ・農について思うこと」でお話をさせていただいた。
私なんかが講師(?!)では、学生さん達も大変迷惑だと思う反面、折角の機会なので、私自身「・起業や・農について」自分なりにまとめる良い機会になるのではと思い、講師(?!)の仕事を気軽に引き受けさせていただいたものの、実際に講義をさせていただくと、若い学生さん達の心に響くお話が出来たかどうかは大変疑わしく、もっともっと話し方等については勉強をしなければならないと痛感した次第です。
自分が学生の時に、そんなに一生懸命講義を聴いた記憶は決して多くないが、講師の方々(教授陣達)の中でも本当に生徒達に話を聴いてもらおうと努力されていた方は多くなかったように思え、もっともっと楽しい和気藹々とした講義であれば、もう少し率先垂範して講義を受けたのではないかと思っていた学生時代を思い出したりした。
拙い話に小一時間も付き合っていただいた学生さん達や、そんな話でも一生懸命聴耕としていただいた学生さん達に感謝して、合掌。
本当にありがとうございました。
※講座の内容は近日中に『ユリサファーム』のHPにて掲載予定。

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ハウスの中では最近バッタが飛びかい・・・!バッタが大葉の葉をムシャムシャ・・・。ある人に言わせると「何の意味のハウスなの?」「こんなのならハウスじゃなくっていいじゃない!」。そう、ハウスで完全に虫除けをしているというより実際には“雨除け”ハウスの意味合いが大半で、ハウスの中にはバッタもいれば、カマキリもいる、てんとう虫やアブラムシ?!も共存共栄?!・・・結局特定の肥料に頼らない限りは、ある特定の虫が異常に繁殖することは少なく、少しぐらい虫による食害があっても『そんなのへっちゃら!!』というような“元気な”植物達の成長を祈っているのです。
植物達もよく観察していると元気がなくなってくると虫達に狙われやすくなり、逆に元気ハツラツの状態の時には虫達をも寄せつけない強さが感じられます。私達は出来るだけ少ない肥料成分で地力のある土づくりに励み、バクテリア達に最大限頑張って頂いた中で、健康で元気な植物の育成に努めたいと考えているのです。
人間と同じで、栄養分の採りすぎは、肥満を招き、肥満は万病の元になるのです。

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発酵食品は、微生物なしにはつくれない。
一方、各種の病原性細菌は、たくさんの研究者の方々の命を奪い、その研究過程で解明された多くの発酵の原理から工業用エタノールの生産にいたるまで、現在では大規模な発酵工業を創出するに至っている。
一部の微生物は地球環境の保持にも重要な役割を担っており、人間や動物に利用されたあとの有機物は微生物によって更に分解され、最終的には炭素ガス、窒素ガスとして無機化され、地球環境の定状性を保っているといわれている。
現在まで多くは分離培養した微生物を対象に研究が進められてきたが、分離培養が困難な微生物もたくさん生息し(微生物の90㌫もしくはそれ以上)ていることから、今後は更に酵素を活用した増殖方法や塩基配列決定方法の開発が必要になってくるようだ。

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これが噂のダンチュウプラス『元気の源!日本の「発酵」食』です。 発酵はなんといっても元気の源、日本食の源です。この本は結構、コンパクトにまとめられていて、「大豆と米、麹菌に感謝、感謝!!」が大切ということを今更のように伝えてくれています。保存版にしようっと!!
そうそう内容の中身では、あの噂の『もやしもん』(石川雅之さんが講談社のイブニングという雑誌に連載している 「農業大学で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する漫画」)の紹介もされています。『もやしもん』のテレビアニメ化が決定なんですねぇ。10月からフジテレビ系で。楽しみです!


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また枇杷の季節がやってきました!昨年はそのほとんどを鳥達に食べられてしまい、今年は食べられる前に収穫し、みんなで食べることも目的のひとつですが、種を取り、それらをしっかり播種して理想の枇杷畑への一歩を踏み出したいと思っています。枇杷はその実が食べられるだけではなく、葉や種は漢方薬にもなり大変重宝がられています。そんな枇杷が畑の周辺にあれば結構楽しいかなぁと思って一人ウキウキしてる次第です!!


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こんなお店が新旭にありました。
なんとそこには古材が所狭しと積み上げられており、それはそれは感動の古材の量と質でした。
民家を造り上げた先人の技とその民家を守ってこられた人々の心を大切に伝えるため、古民家専門に取り組んでこられた島村さんご夫婦に今日は、お会いすることが出来ました。
ご夫婦は、早くから「もったいない」の精神を持たれ、如何にモノを大切に保管し、如何に丁寧に磨き上げ、いろいろな方々(設計士やコーディネーター等)とチームを組みながら全国各地、最近はハワイや今年はベルギーにまで古材を持ち込み、古民家の再生(移築)に尽力されれています。
「藁葺き屋根にはこしひかりの藁より日本晴れの藁のほうが適している。」とか「戦後の高度成長期にはたくさんの民家が建替えの際に壊され、もう二度と巡り合えないような赤松や欅の梁、栗や桧の柱がたくさん捨てられた」と聞きます。
最近でこそ普通に「もったいない」といわれるようになりましたが、40年前には理解していただけない場合も多く、いろいろご苦労があったそうです。




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これが噂の「30秒で世界を変えちゃう新聞」なのです。
まずは、半径3mを変えてみよう。そこから、世界が変わっていくって・・・。
真剣に環境問題のことを考えていくと、絶望的な未来に気づく・・・でも、「しょうがない」を今一度「笑(しょう)がない」と漢字で書き直して、「笑いがない」ではどうしようもないので、「先ずは、やってみま笑(しょう)!!」で笑いながら楽しみながら動いてみると、必ず笑いのあふれる世の中になる。
なかなか現実は、こんな簡単な理屈ではないかもわからないけれど、みんなで少しずつ活動・行動を起こせば変わる、変えることが出来るのでは、という試みで、なんと三千部も発行されてしまった?!のでした。


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三菱重工業が進めている総事業費3100億円の国産ジェット機計画。成否は今後半年間が大きなヤマ場となる模様。今秋中に航空各社に機体の仕様を正式提案、来春までの受注状況で事業化の可否を判断するようで、三菱重工は燃費性能の向上と低コスト化を両立させる新技術を武器に受注活動を有利に進めたい考えのようだ。
MRJの総事業費のうち、開発費は1200億円程度で、経済産業省がこの1/3に相当する400億円程度を助成する方針。残りの約800億円は来年にも設立するMRJの事業会社が出資比率に応じる予定で、三菱重工としては「(MRJを事業化する場合には)最初の12カ月で15機程度を生産したい」と語り、早期の受注獲得で量産体制に入りたいとしている。
以前三菱重工は零戦の開発の際に・速力・運動性・武装以上3点が相手の戦闘機より秀れているように設計・製作を依頼された。そして最後に登場したのが52型。エンジンは22型と同じ1130馬力の栄21型だったが、排気管を従来の集合式から推力式単排気管に変更、翼幅を11mに切りつめて翼端を半円形に整形するなど各部に改良が加えられ、結果最高速度を565km/hまで向上した。
官と民の協力と、学の叡智をどう組み合わせていくのか。資金面の分担もそうだが、決してビジネスに繋がらないことには事業展開を試みない国であってはあまりにもオモシロクナイ・・・産官学が相互の壁を取り払い、未来の社会のために、明日の利益よりも未来のためにどう総合力を発揮することが出来るか[それが国力(戦力という意味ではなく)になると思うのだが]、楽しみだ。



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霧島酒造(都城市、江夏順行社長)は18日、「黒霧島」など主力の芋焼酎の価格を7月23日出荷分から値上げすることを明らかにした。値上げ額は20度が1・8リットル当たり80円ほどで、率にすると6%程度。焼酎かす処理費用の発生や、物流費など諸経費の高騰が主な理由らしい。酒税の段階的引き上げの際に値上げはあったものの、メーカー側の経費増加を理由にした理由での値上げは13年ぶりになるという。
鹿児島の焼酎メーカーでも、焼酎廃液の飼料化プラントを自社で製作し、海洋投棄以下のコストで5年以上の安定した稼動実績を持つ企業がある。その飼料化プラントは、麹菌の発酵熱だけで水分95%の焼酎廃液を飼料化する装置で、現在では焼酎廃液等の蒸留残渣に留まらず茶滓、おから、コーヒー滓等の食品工場残渣、レストラン残渣、あるいは魚類、食肉処理残渣、血液などの動物系残渣に至るまで汎用的に有機系廃棄物を飼料化するシステムの確立を目指しておられるようだ。
今後は、企業はやはり環境保全を如何にコスト負荷ではなく、コスト削減、ビジネスチャンスに結び付けていくかが大きな鍵になりそうだ。

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BDFを車に搭載して世界一周しようとしている人達がいる。2007年1月に行われたパリダカールラリーに出場をして既にBDFの耐久テストを終えている。次には自らBDF燃料を精製して走る車を仕立ててこの7月に全国を縦断し、最終的には化石燃料を使わず世界一周の旅を敢行する予定になっているそうです。
実際には、BDFの精製は夜間に行われ、BDFの精製機を後部に積んだまま、トヨタのランドクルーザーは疾走するのです。想像しただけでも、かっこいい!!
ヨーロッパでは最近BDFを購入できるスタンドは増えており、例えばドイツでは約2000ヵ所になっているといいます。アメリカでは約600ヵ所、しかし日本ではまだ数件が取扱っているのみです。
バイオエタノール人気のおかげで、とうもろこしに始まり、小麦、大豆の高騰、おまけにオレンジジュースやマヨネーズまで値上げされようとしています。この異常な人気が、食糧の自給率にまで影響を及ぼしかねない“変”な国になりつつあるこの日本は、もっと地に脚つけた環境政策を持つべきで、温室効果ガスの目標を定めることも大事かもしれないですが、一歩ずつ環境を整備し、みんなの理解と協力の下、全体の運動論を展開すべきではないのでしょうか。

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