百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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立夏  


いつの間にかゴールデンウィークも終わり、明日からは子供達の学校も始まります。ゴールデンウィーク期間中も、いつものように仕事をしていた私にとっては、今日と明日との違いはあまりありませんが、今日は生憎の雨でしたが(私にとっては恵みの雨)、今日が『立夏』でまさしく“夏”がきた!!って感じ。新緑のまぶしい季節で、九州では麦が穂を出し、北海道では馬鈴薯や豆の種まきが 始まり、ようやく桜が満開となります。
そんな中で、中国産の小麦粉を原料にしたペットフードを食べたネコや犬が相次いで死ぬ事件が起こっています。このペットフードからは合成樹脂の材料となる有機化合物“メラミン”が検出され、他には鶏や豚の飼料にまで流用されていたことがわかり、食品への影響も懸念され始めているのです。問題となったのは、中国産の小麦グルテンや米タンパク質濃縮物を原料にしたペットフードで、食べたネコや犬が腎臓疾患で相次いで死亡。製造元のカナダのペットフードメーカーが3月、6000万個に上る自主回収を発表。FDAは4月、小麦グルテンなどの中国からの輸入を禁止しました。また、ペットフードの一部はカリフォルニアやニューヨークなど7州の養豚場に飼料として運び込まれ、少なくとも約6000頭に食べさせていたことが4月下旬に判明。1日には、インディアナ州の養鶏場で同じペットフードを与えられていた約300万匹の鶏が食肉用として市場に出されていたことも分かりました。有機化合物“メラミン”はタンパク質の水準を高く見せかける効果があり、飼料価格を左右するタンパク質含有量を水増しするため、中国の山東省では、有機化合物“メラミン”を混ぜた飼料が広く流通しているそうです、今や中国の米国向け農業輸出は、約22億6000万ドルと1980年から今や20倍に膨らんでいる中での出来事です。こんな重大な事件も、あまり国内で報道されていないことに少し疑問を感じます。
※今のトマトの圃場です!!



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